インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語   作:ウィングゼロ

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十四話『家族との団欒』

『あ~疲れた~』

 

バニングス社の演習場の宿泊施設……そこの個室の一つに俺は現在ベッドに寝転んでぼやいていた。

 

あの交渉の後アリサ姉にかなり怒られた……別に嘘は一つ言っていない……もし手を出すのなら俺も容赦なくIS委員会を叩き潰していたしもし、俺が捕まったと家族の耳にも入れば母さん達が黙ってはいまい…確実にIS委員会という組織は壊滅するであろう。

 

最後にアリサ姉が「腹黒なところは、はやてに似たのね」とぼやいて溜め息を呟いていたけど…そんなに腹黒だったか?

 

『ロンギヌス~母さんに通信繋げて~』

 

報告書も書かないとと思いながらもISでの初戦闘もあって疲労感に見舞われているのでまずは通信であらかたなことを言おうと思いロンギヌスに母さんのデバイスに通信をかける。

 

すると直ぐに回線が繋がり空中ウインドウに母さんとそれとリインの姿が映る。

 

「はーい、どないした優希?」

 

『母さん達と話したくなって……もう仕事は終わったの?』

 

「うん、そうやで……今はみんなで家で寛いでるところや」

 

『みんなってことは……ヴィータ達も帰ってきてるの?』

 

「なんだよ、あたしが帰ってきてたら不味いのか?」

 

と画面には映っていないがヴィータの声か聞こえてくると他にも三つほどモニターが開いて、家族全員の姿が映し出された。

 

『いやいや、そんなことないって……それでみんなも元気そうだな……まだ一週間ぐらいしか経ってないのに懐かしく思えるよ』

 

「優希はいつもあたし達の後ろをよちよちと付いてきてたからな……余計そう感じるんじゃねえか?」

 

「ああ!そうかもな!それやとリイン辺りも一人暮らしとかしたらそうなるかもな」

 

「リインはならないのですぅ!はやてちゃんとずっと一緒なのですぅ!」

 

俺が言ったことだがあっちで話の話題が盛り上がってる……それとリインは……あながち間違いではないな

 

「そういえば主から聞いたぞ、何やら代表選抜の試合があるとか」

 

『ああ、来週の月曜日にイギリス代表候補生のセシリア・オルコットと織斑一夏と戦う予定……たぶん総当たり戦になるんじゃないかな?』

 

「なあ、優希そいつらって強いのか?」

 

シグナムが母さんから聞いたのか代表選抜のことを聞いてきて俺は返事を返すと次はシグナムの隣にいるアギトから二人は強いのかどうかを訪ねられてくる。

 

『アギト、さすがに強くはないと思うぞ……データも見てはいないけどあの時の力量からして…そこまでだと思う』

 

「そっか…まあ仕方ねえよな」

 

「優希くん、わかってると思うけど、優希くんは強いんだからその対戦相手に怪我をさせないように戦うのよ」

 

『……シャマルそれはさすがに難しすぎやしないか?』

 

戦うんだから怪我の一つや二つは覚悟しないといけないだろう……

 

「そうや!優希少し聞きたいことあるんやけど……」

 

と母さんがなぜかニコニコとにやつかせて俺を見てくる。

 

「もしかして……彼女とかできたんか?」

 

『いや!出来るわけないでしょ!?』

 

いきなりとんでもないことを言い出すんですか、この人は…………

 

「でも聞いた話やと寮生活の上に今はルームメイトもおるんやろ?その子とはどうなんや?」

 

『だから簪さんとはそんな関係じゃないから!』

 

母さんニヤニヤと見てきてるけど本当に簪さんとは何もない。

 

というよりあの子自身内気な性格なためにコミュニケーションと取れていないから良いか悪いかと聞かれればわからないと答えるくらいだ。

 

「なんだ?簪って名前じゃねえのか?」

 

『ヴィータが言うのもわかるけど…簪さん……何故が名字で呼ばれるのを嫌ってるみたいで……だから名前でいいって……』

 

さすがに何故嫌ってるとか……聞きたくはあるけど聞かずにおいたほうがいいだろうし……

 

「でもやっぱり私はその簪ちゃんと仲良うなって欲しいと思ってるよ…」

『……善処しておく……』

 

取りあえず色々と話すことは山ほどある……部屋には一人だから堅苦しいのもなしで思いっきり母さん達と話すことにしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「むっ!?そういえば私は一言も喋っていなかったような……」

 

 

あっ……ザフィーラ……居たんだ……

 

 

 

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