インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語   作:ウィングゼロ

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十六話『ようこそ!翠屋へ!』

公衆用トイレで上手く監視から逃れた俺は地球でも馴染みのある喫茶店翠屋にやって来ていた。

 

俺の誕生日には必ずケーキは翠屋…というか、母さんもなんだけどね…それほど翠屋のケーキは評判に比例して美味しいのだ。

 

取りあえず監視から逃れたために人の居ない裏路地で変身魔法は解除して翠屋へと入る。

 

中は朝早いこともあって、がらがらに空いて…というかまだ誰も客が着ていない状態であった。

 

そんなことを確認しながら俺は奥端のカウンター席にすわるとカウンターの近くに居たある人がやって来た

 

「いらっしゃい…朝から珍しい人が来たものだね」

 

そういって柔やかに笑みを浮かべる……やっぱり気付いていたか……流石と言ったところか

 

『お久しぶりです士郎さん……相も変わらずご謙遜で何より…』

 

この人は高町士郎さん…この喫茶店翠屋のオーナーであの管理局のエースオブエース……高町なのはの父親

 

小さい頃の俺にも優しくしてくれた士郎さん…実は士郎さん昔ボディガードだったとか何とか…そのため剣術が恐ろしく強くて俺の知る限りでは最強の剣士だ言っても過言ではない人物だ。

 

「まだそんな年ではないよ優希くん、桃子!優希くんが着たぞ」

 

と厨房な方に士郎さんが声かけると奥の方から聞こえてくる足音、それは近づいてきてその人は表に俺の目に捕らえた。

 

「あら!優希くん久しぶり元気にしていた?」

 

と俺を見るや笑みを浮かべて俺の心配し出す

 

この人は高町桃子さん、察しの通りなのは姉の母親で今でもなのは姉とは姉妹なのではと錯覚する人も多かったとか何とか……

 

『お久しぶりです桃子さん…美由希さんは?』

 

あと一人…翠屋の跡取りとして働いてる高町家の長女、高町美由希さん…士郎さんから剣術を学び実力は対等な状況なら俺と互角に渡り合えるほど……

 

その時ふと思ったことがある…

 

この家族だけで一国家位転覆できるんじゃね?

 

だって恐らく地球最強の士郎さん…その剣術を学んだ美由希さんに此処にはいないが剣術師範代の恭也さん…そして我等がエースオブエースなのは姉……この四人いれば……行ける気がして他ならないんだよな……

 

「美由希なら今日は非番だよ」

 

『そうだったんですか?……注文頼んでいいですか?』

 

「ああ、構わないよ」

 

『このイチゴ盛りだくさんパフェ一つ』

 

「はーい、それじゃあ直ぐ用意するからね」

 

そういって桃子さんは厨房に入っていき店内は俺と士郎さんだけになった。

 

「そういえば仕事の方はどうなんだい?こんなに朝早くこっちに来られるってことは…また何かあったんだろ?」

 

と俺が朝早く来たことで任務か何かでこっちに来ているのを察したのか世間話程度に聞いてきた。

 

『それほどたいした話でもないですよ……といったところで大体はもうわかってるみたいですけどね』 

 

「やっぱりIS絡みか」

 

とやっぱり察していたように今関わっているISの言葉が出て来た。

 

「女性にしか乗れなかったISの男性操縦者……今や世界中がそれの話題だからね……これで少しはマシな世界になってくれるといいのだが」

 

……やっぱり士郎さんも今の女尊男卑の現状を良とはとは思っては居ないよな……

 

「はーいイチゴ盛りだくさんパフェでーす」

 

と桃子さんが厨房から出てきて俺の目の前にイチゴ盛りだくさんパフェを置かれる。

 

『美味しそう…いただきます!…はむっ…うん美味しい!』

 

やっぱり翠屋のケーキは格別だ。

 

「そういえば…優希くん…彼女とか出来たの?」

 

『むぐっ!?ゲホォッ!ゴフォ!』

 

まさかの爆弾発言に完全にむせてしまった。

 

まさか……桃子さんに言われるとは……

 

『な、なんでそんなこと突然!?』

 

「ほらね、今優希くんってIS学園に入学してるじゃない?だから、もしかしたら……彼女の一人や二人出来てても可笑しくないでしょ?」

 

とニコニコと言うけどまだ入学して一週間程度だし一人二人って複数居たら問題だし、何より俺に関しては管理局にいるためにそんなこと…

 

「桃子、優希くんもどう返せばいいか混乱しているからその話はやめないか」

 

「あらそうね…」

 

『はぁ…はぁ…そういう話はなのは姉にでもいってください』

 

ごめんなのは姉、悪いけどこっちに帰ってきたときの二人の話し相手になってもらおう。

 

「ん~なのははな…」

 

「もう…なんか手遅れって感じが…」

 

……既に両親にすら結婚のこと諦められてるじゃん……

 

 

 

 

 

 

「くしゅん」

 

「ん?なんだ?風邪か?なのは?」

 

「ううん、そうじゃないけど……何でだろ?」

 

 

同時刻そんな話がミッドの教導隊舎であったという。

 

 

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