インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語   作:ウィングゼロ

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五話『ルームメイトは○○○○○○』

負けたらオルコットさんの奴隷とか絶対嫌だから負ける気はないけど……少し反省している。

 

家族のことを侮辱されたことでついかっとなって激怒し決闘することになった。

 

冷静に考えればあまりメリットのない決闘だ。俺はクラス代表になるつもりなど微塵もないため……負けても良かったのだがオルコットさんとの口約束もあるためにもう後には退けない状況なのだ。

 

そんなクラス代表決定戦が来週に迫る中、授業は進んでいき初日の授業が終了した。

 

授業が終わり、放課後になってクラスにいた女子生徒も帰宅していくなか、俺と織斑だけが教室に残されていた。

 

「なあ、八神……どうして俺達だけ残されてるんだ?」

 

『わかりません、ですが…俺と織斑の共通点と言えば男性といったところですから差し詰めそう言った関係じゃないでしょうか』

 

「……なあ、気にはなったんだけど……八神って猫かぶってるのか?」

 

残された教室で話し合う俺達、そしてふと気になったのか織斑は俺が口調を変えたときのことを聞き出す。

 

『口調が変わったことですか?あれは素ですけど……いつも目上の人なんかが多かったので自然と敬語に……なってしまったんです』

 

時空管理局に所属していることから年上や階級上の人たちと話すことが多かったためにと話すとへえと微妙な反応をする。

 

「織斑、八神、待たせたな」

 

と漸く、織斑先生と山田先生がやってきた。

 

「織斑くん、八神くん、これが今日からあなたたちの住む寮の部屋の番号と部屋です」

 

と山田先生から俺の名前が書かれた番号とその部屋の鍵を渡される。

 

『えっと1169…か』

 

「それと、突然のことであったため、部屋は女子生徒とシェアになっています。後は大浴場の入浴は禁止です」

 

「え?どうして、大浴場は使えないんだ?」

 

折角山田先生が適切に説明しているというのにこの馬鹿は…

 

「大勢の女子と一緒に入りたいというのかこの馬鹿者」

 

俺が言いたいことを織斑先生が鉄拳とともに放たれる…まさに口は災いの元だな

 

「いっつ…ってそういえば荷物とかはどうするんだ?入学から一週間は自宅からだったのに」

 

「それなら安心しろ織斑、私が最低限の荷物をまとめて寮の部屋に配達しておいた…だが、八神は家に電話したが誰も出なかったため荷物がない」

 

と織斑先生が説明

 

今俺が住んでいる家って言うのは海鳴に住んでいた家のことだ。

 

母さん達はミッドにいるために家には誰もいない……つまり電話をかけたところで誰も出てくるはずがない。

 

それはけっこう困るんだよな

 

『家族は海外にいますので、家にいるのは俺だけです……今日から寮生活となると…………取りあえずですが近場のショッピングモールで服を購入して休日になれば、自宅の方に荷物をとっていこうと思います』

 

「そうか、なら八神も問題ないな……くれぐれも変なことは起こすなよ」

 

「分かってるよ千冬ね「織斑先生だ」いっだぁっ!」

 

またやられてるよ……織斑の……奴等本当に懲りねえな……

 

漸く教室から出た俺は途中までは織斑と一緒だったが俺は買い物があったために途中で別れた。

 

織斑と一緒にいるとき後ろから女子の大群がつけてきたときは少し溜め息を覚えたけど…別れてからは上手く巻いてひとりで買い物に行くことができた。

 

夕日が沈み夜になり、俺は一通りの物は買って、寮にやってきた。中に入ると高級感が漂う雰囲気を醸し出していて、流石はIS学園と苦笑いの笑みを浮かべた。

 

『さてと、俺の部屋は…ここか…』

 

最後に書かれた紙を確認して今いる部屋の前のプレート番号を確認……うんあってる。

 

『さてと……はいりますか』

 

一応とノックだけして……返事がないためいないと思い。ドアを開けて部屋に入る。

 

『へえ、これは中々』

 

中は高級ホテルと変わらないくらいに充実しており興味本位で辺りを見渡しながらさっき購入してきた物が入っている紙袋を邪魔にならない所に置く。

 

[同居人は居ませんね、お食事に出ているのでしょうか

?]

 

『そうみたいだな……』

 

誰もいないことを見計らってロンギヌスは念話じゃなくて普通に話して俺も問題ないと踏んで普通に話す。

 

『……先にシャワー浴びさせてもらうか』

 

同居人が帰ってきても待たせるのも嫌だしこういうのは有効活用するに限る

 

と思い買ってきた服を一式手に持ち浴場にはいる。

 

そしてシャワーを浴びて今日の疲れてでた汗を流しバスタオルで体を拭いて服を着込んでいると洗面所の向こうからドアが開いて閉める音が聞こえてきた。

 

どうやら同居人が帰ってきたようだ。さてどんな女性なことやら…

 

取りあえずとラフな服装に着替えた俺は意を決して扉を開けて洗面所から出て部屋を見る。

 

「あっ……」

 

いた

 

内気な雰囲気のある水色髪の少女は俺に気付いたのか少し怖がりながら俺のことを見ている。

 

もしかして男性恐怖症とかなのか?

 

そこら辺のことを考えても何も始まらないからとりあえずは…

 

『えっと、初めまして…今日から一緒の部屋に住む八神優希です。男と一緒って言うのは何かと嫌かも知れないけど…その…よろしくお願い…します』

 

とりあえずは無難な対応だと思う…さてこれにこの子はどう出る。

 

「…更識…簪です。八神くん」

 

これが内気な少女、更識簪とのファーストコンタクトだった




○○○○○○之答えは学園最強の妹、という言葉が当てはまります
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