インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語 作:ウィングゼロ
休日も明け、今週からまた授業が始まる中、教室に入るといつもとは違う雰囲気に俺は少し不思議に思った。
何というか今よりいっそう拒絶されてるような……そんな感じ
一体何があった?そう疑問に思いながらも学生鞄を机の上にそして打鉄弐式に使うパーツの入ったトランクケースを机の横に置いて席に着く。
取りあえず、強くて恐怖されていたのは知ってるけど、他は何もしてないはず………
そう思っているとこっちに近づいてくる織斑が見える。どうも何か言いたげなそんな顔で
「おい!八神!お前!」
『……何ですか、朝から騒々しい……』
この頃織斑にことあるごとに絡まれるのも鬱陶しくと思えてきたが……大事な情報リソースだ、今は黙っておく。
「女に手を上げたってどういうことだよ!」
俺が女性に手を上げた?何を言ってるんだ?
大体そんなことする場合なんらかの理由もあるはず……そこら辺の言葉が抜けているから何を指し示しているのかわからない。
『何を指し示しているのか……全くわかりませんが…何時…どこでやったことか教えてくれませんか?』
丁重に敬語で織斑に話す俺だが少し声が低い、どうもイライラを隠せないらしい
「しらばくれるなよ!昨日、お前が女性3人を手にかけたって噂になってるんだぞ!」
昨日?……ってことは海鳴でのあの爆殺未遂の件か?
でも織斑の話からしてなんか…俺が一方的に女性に手を上げたみたいな言い草だが…
織斑のことだからそう思い込んでる可能性も否めないか
「そうよ!女をひっぱたくなんてサイテー」
「そうよそうよ!」
織斑の話に乗るように周りの半数の女子まで俺を批判してくる……これが俗に言ういじめという奴な……
「お静かに!皆さん、噂でしかないことを本人に攻めて何になりますか!」
それを見かねたセシリアが大声をかけて静止させようと声を上げたが……それで終わるほど甘くはなかった。
「なによ、オルコットさんは八神くんに肩を持つ気!見損なったわ!」
俺に肩を持ったセシリアまでも批判させる対象に……
教室中に響く罵声……その状況に煮えをきらした俺は……机を強く叩き気迫をあたりに撒き散らした
『お前ら少し静かにしろ…!』
俺はそう言い切るとピタリ、一部のものは気迫にやられてその場に倒れ込むものも出る。
「っ!…!」
《なんだ…これ…体が動かない…!》
目の前の織斑は特に気迫を受けただろう…察するに動けない様子。
静粛な時間が過ぎていく…それは騒ぎを聞きつけた織斑先生が来るまで続くのであった。
「全く、騒がしいと急いできてみれば、八神が殺気だっていたから何かと思えば…」
織斑先生が到着し事態の収拾を終えると気迫していた俺を廊下に連れ出すと溜め息を付かれる。
『ああ、でもああしなければ事態が更に深刻になってました…最悪は学級崩壊もありえましたし』
「それについては礼を言おう……全く、根も葉もない情報を撒き散らしおって…それと織斑については後で私がじっくり言っておく」
『案外それが目的だったのかもしれません……彼女達の行動を知っていて泳がせ、俺を始末できれば上々、出来なければ情報戦で俺を追い込んで…手中に納める……合理的な方法です』
「ちっ!余計な真似をする」
先生……舌打ちはないでしょう
「取りあえずだ、八神、ことが収まるまでは学園の敷地外にでるな…それが賢明だ」
織斑先生は俺のみを案じてそう忠告する。
でもいざって時は…
『わかりました忠告、ありがとうございます』
「分かったなら言い、では教室に戻るぞもう直ぐ授業の時間だ」
織斑先生にそう言われて俺は教室内に戻って授業を受けるのであった。
本音SIDE
こんにちは~本音だよ~
ってそんなこと言ってる場合じゃないんだよ~
朝からみんなやーくんのこと遠ざけてて、聞いてみたらやーくんが女性を傷つけたっていう話なんだ~
でも、やーくんが何もなしに人を傷つけるわけないと思ってかんちゃんに聞きに言ってたらやっぱり間違いだったよ!
かんちゃんの話だとやーくんは恨みを持たれてたIS委員会の人に爆弾を使ってまで襲ってそれで拡大しないようにやーくんが女性気絶させたって
その話を聞いたとき私だけじゃなくて4組の人もいたからみんな、かんちゃんの話に釘付けになって聞いていたから、4組内では誤解は解けたみたい…やーくんの味方が増えてよかったよ~
その後1組に戻ったんだけど、何故か空気が重いというか…みんな可笑しかった。
何かあったのかな~と思ったけど直ぐに先生が来て授業になっちゃったから誰にも聞けなかったよ~
うーんでも…こう言うのはおりむーがまた何かやったのかもしれないな~よくおりむーが絡んでるし
1限目が終わったらやーくんに聞いて見よーう
……
………
結局話せなかったよ~
いや~授業終わって、ケータイみたら知らないアドレスからメールが入ってて~興味本位で開けたらやーくんからだったんだ~
なんかほとぼりが冷めるまでは周りがいるときはあまり話しかけるな、理由が知りたいなら本音の友達かセシリア辺りに聞けって
それでね~
それでやーくんをかばったセッシーまで罵声を浴びられて…やーくんが怒った?のかな一喝でみんな黙らせたんだって~凄いよね~って、そうじゃなくて…それのせいでやーくん、更に怖がられることになったんだって…
それのせいでやーくんとは話せずお昼休みになって、やーくんはお昼休みになるとさっさと何が入っているか知らないバックに右手には近くのコンビニかな?そこで買ったお昼ご飯を持って何処かに行っちゃった。
多分、かんちゃんの手伝いに行ったから整備室かな?
そんなことを思いながら、食道でお昼ご飯を食べる、お魚美味しいな~
「ねえ、本音」
『なに~しずしず~』
食べてると一緒に食べてるしずしずが箸を止めて私に聞いてくる。
「八神くんのことなんだけど…本音ってセシリアと同じくらい親しかったよね、八神くんってどんな人なの?」
『えーっとね、やーくんは優しいよ~それに強いし~まるで本物の騎士みたいな人かな~』
私はやーくんの人物像を話すけど、それでもしずしずもきーちゃんも納得いかないみたい……どうしよう~あっ!そ~だ~!良いこと思いついたよ~
そうと決まればお昼ご飯を食べて行かないとね!やーくんとかんちゃんの所に行かないと!