インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語 作:ウィングゼロ
こんにちは~引き続き本音だよ~
お昼食べてからしずしずときーちゃんを連れて整備室の前に来たよ~
理由は簡単、聞くだけで信用しないんだったら見せれば良いんだよ!
だからやーくんとかんちゃんの必死な姿を見せれば二人もやーくんのこと怖くなくなるはずだよね!
というわけで扉を少し開けて3人で中の様子を拝見~
お昼ご飯は食べ終わったのかな?今なら作業を執り行う所かな?
トランクケースからパーツを取り出してるのがわかる……けど……声までは聞こえないな~
『中に入って、やーくん達の話が聞き取れる所まで近づこう』
そうしてそっと、扉を開けて、しずしずときーちゃんと一緒に整備室に入ってやーくん達に見えないようにハンガーの影に身を伏せて隠れる。
「さてと、俺は打鉄弐式の中核の方やるから簪は脚部の方を頼む」
「うん、わかった」
そういってやーくんもかんちゃんもそれぞれの作業に取りかかる。
「本音、あれって……八神くんの専用機とは……」
『あれはね、4組のかんちゃんの専用機なんだよ……』
二人は知らないもんね、かんちゃんの苦悩とかそれを支えてるやーくんの優しさとか……
取りあえず、おりむーのことや倉持技研のことは省いて2人に説明。
「そうだったんだ、凄いんだね、八神くんと更識さんって……」
しずしずがやーくんのことを誉めてる。
『うん。やーくんが居なかったらかんちゃん……今でも一人で頑張っていたと思うよ、だからやーくんには感謝しきれないぐらいだよ~』
いつか、やーくんが困ったときにはちゃんと恩返ししないとね
「……ねえ、……優希」
「ん?どうした?」
考えてる内にやーくんとかんちゃんが話し合ってる、けどなんか少し空気が重いかな~
もしかしたら今の現状の話かな?
「優希は……大丈夫なの?……その昨日のあれのせいで……」
「ああ、心配してくれたのか……大丈夫だ俺はその程度で折れるほど柔じゃない」
「そっか…うん、でも耐えられなかったら私に言ってね」
「それは俺のセリフだ、きつかったら俺に言え」
……うん何だろこれ…遠くから見てたらカップルしか見えないよ~
しずしずもきーちゃんもそんな感じで見るから…う~目的は達成したし、そろそろ退散しようかな~
「……隠れてないで出てきたらどうだ?」
バレちゃってる…これは…出ていった方が良いよね~
潔くハンガーの影から出てやーくんの前に出るとやーくんやっぱりという顔をしていた。
「やっぱり本音か……それと……確か鷹月さんに相川さん……でしたよね?」
あ!やーくん、二人の名前覚えてたんだ。
「は、はい!」
しずしず、名前呼ばれて慌てる、やっぱり2人しかいない男子っていうのもあるんだろうね~
「畏まらなくても良いですよ……大体の話は本音から聞いていたと思いますが……」
「はい、本音から全部聞きました……八神くんが真剣に取り組んでいるのを見て……本音が言っていたことがわかった気がします」
「そっか…でも今は…」
「他言無用…ですよね?下手に刺激しないように」
「も、物わかりが良いんですね鷹月さんって」
しずしず、すごいでしょう!私の自慢の友達なんだよ!
「優希…その話し合いも良いけど…機体の方に集中して欲しいな」
あ、かんちゃん、ふて腐れてる…
「ああ、悪い…取りあえず、記憶媒体の取り替え完了……っと……すみませんね、話し合いたいのは山々ですけど何分手が離れないので」
「いやいや、八神くんは忙しいのは分かるし……ねえ」
「うん!静寐の言うとおり、八神くんはそのまま作業を続けて」
「そ、そうか……本音、悪いんだが手伝ってくれ」
『ふえ!?やーくん、私、やーくんやかんちゃんほど整備なんて出来ないよ!?』
ISを作るなんて私の技術じゃ無理だよ~本当に
「本音…それじゃあ夢現の調整お願い、武装の組み立て得意だったよね」
『それ、銃の組み立てが得意なだけだよ~!』
夢現って薙刀だし…というかもう2人とも自分の作業に集中してて聞く耳を持ってないよ~
『しょうが無いな~あっ!しずしずときーちゃん、ごめんね~私はやーくん達と一緒に整備するからしずしず達は教室に戻ってて』
「あ、整備してるところ見てみたいからこのまま居させて」
『きーちゃん、そんなに面白いものなんてないよ~…さてと…どうしよっかな~あれ?これなんだろう?』
夢現の整備に取りかかろうとしたけどやーくんの持ってきたケースの中に見慣れない部品を見つけてそれを手にとって見る。
『炸薬と…装填する部品かな?』
炸薬らしい弾薬?とそれを4つくらい装填する部品……
多分、クラス代表戦でもかんちゃんは夢現だけで戦うことになるんだろうな~
夢現は高周波ブレードだし……それに炸薬……あっ!
『良いこと思いついたかも~』
そうと決まれば取りかかろ~
本音視点……難しい