インフィニット・ストラトス 夜天の息子の鮮烈なる物語   作:ウィングゼロ

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六話『一日の終わり』

 

「…更識…簪です。よろしく……八神くん」

 

中々、言葉が詰まっているしゃべり方……やっぱり男性恐怖症なのかな……此処はどうするべきか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①普通に接する

②ツンデレ的に接する

③強引に接する

④高町流OHANASHI

 

おいなんだ選択肢は!?

 

①以外ろくなもんがねえじゃないか!特に④は駄目だ!どう考えたってSLBばっぱなして友達になれって言われても生まれるのは友情ではなく、恐怖だと思うし

 

となるとやっぱり此処は①番だな

 

『よろしく、更識さん…』

 

と普通に返事をした…

 

「っ!更識は止めて!」

 

なぜが拒否られた…なんで!?

 

「簪で…いい」

 

『えっと…それじゃあ簪さん…それとシャワー先に浴びさせてもらったから』

 

「…べ、別に構わない…」

 

と素っ気なく答えられると簪さんは椅子に座ると空中キーボードとモニターが展開されて何かをタイミングし始めた。

 

『…それってもしかして眼鏡型のディスプレイ?』

 

「そ、そうだけど…それが何か?」

 

話を続けようとするけど簪さんが話すことに乗る気ではないような態度で俺に返事をする。

 

『いえ、眼鏡型のディスプレイなんて結構珍しいなと思いまして』

 

「…………そう」

 

…………会話が続かねえ!!!!

 

これどうしろっていうんだよ……誰でもいいから教えて欲しい……もちろんなのは姉以外で

 

 

同時刻とある住宅地……

 

「酷いよ!」

 

「え?、なのはママいきなりどうしたの?」

 

「え?……なんでか酷い言われようされた気がして……」

 

とある母と娘の話し合いがあったとか……

 

 

話は戻り……

 

「八神くん、作業に集中したいから…話しかけないで」

 

と冷たい一言をもらい俺は何も言えずにその場で黙るのであった。

 

簪SIDE

 

八神優希……まさか二人の男性操縦者の片方が私のルームメイトになるなんて思っていなかった。

 

話しかけてきた八神くんに少し冷たい態度を取ったけど……彼は嫌な顔など一つもしなかった。

 

少しばかり作業の手を止めて彼のことを観察したけど……第一印象は勤勉だった。

 

今彼は部屋の手前のベッドに寝転がって参考書を読んでいる。

 

参考書なんて読んで楽しい訳がないと思うけど、彼の視線は真剣な眼差しで参考書を見ている。

 

「…………」

 

『……変な人…』

 

と小声で私は彼のことをそう呟いた。

 

 

優希SIDE

 

時間は過ぎていき時刻は明日へと変わった午前零時

 

俺は簪さんが眠りについたのを見計らって誰にも気取られることなく寮の屋上にへと辿り着き首から下げているロンギヌスに視線を落とす。

 

『ロンギヌス、母さんに連絡入れられる?』

 

[了解です…繋ぎました]

 

『よし、母さん聞こえる?』

 

と俺はロンギヌスの機能を使って空中モニターを出現させて母さんに声を掛けた。

 

「ん?聞こえてるよ…なんや遅い報告やな」

 

と母さんが眠たそうな…実質眠いのだろう…その母さんが通信に答えて返事をする。

 

『今、IS学園の寮の屋上にいて…ルームメイトが眠ったのを見計らって出て来たからな』

 

「あれ?一週間ぐらいは家からやなかったんか?それやと荷物も……」

 

『うん、ちゃんと説明する……まずは……』

 

そういって俺は今日起きた出来事を細かく説明していき、説明を終えると母さんは苦笑いの笑みを浮かべていた。

 

「それはまあ……大変やったな…それで一週間後に戦うのは分かるけど…優希って専用機あるんか?」

 

『いやまだ、服買いに行くついでにアリサ姉に聞いてみたけど、専用の第三世代型は企画書すら出来てないってだから、多分第二世代型の改良機になるんじゃないかな?』

 

「まあ、それが妥当やな…さてと、優希も明日も学校なんやから、夜更かしはあかんからねえや」

 

『うん、分かってる…それじゃあお休み』

 

「うん、お休みな」

 

と通信切ると俺は大きく欠伸をして眠気に襲われる。

 

『さてと、俺も寝るとするか』

 

そう呟いた後俺は屋上から部屋に気取られずに戻ってベッドに入って眠りに落ちた。

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