リリカルマジカル頑張ります?(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
そんなわけで投稿
目が覚めるとそこは知らない
「天井はないですよ」
「心を読まないでください」
エリス様にジト目で見ながら、体を起こす。 体の確認をするが、剣どころか傷もなくなっている
「ありゃ治してくれたんですか?」
「当たり前です!」
めっちゃ顔が近い、が照れる雰囲気ではない。 涙流してるし、怒ってるし、少し居心地が悪い
「いきなりテレポートしてきたと思ったら、ボロボロですし、虫の息でしたし、本当に、本当に心配したんです、からね......」
ボロボロと涙を流し、俺に抱き着いてくるエリス様。 どうやらえらく心配をかけてしまったようで、マジ泣きだ。 これは何を言っても無駄だろうと思い、エリス様の頭を撫でてしばらく過ごす
「ぐす......」
「えっとご心配をおかけしました」
ようやく離れてくれたので頭を下げるが、涙目で睨まれるだけだった
「いや、転生者ですし、ばれたらまずいじゃないですか? それに、一人の方が動きやすかったので。 前からイメトレは積んでましたから。 最後のについては予想外でしたけど、一応用意してもらってよかったです、直死の魔眼」
「・・・・・・」
さっきよりも幾分か表情は柔らかくなったが、いまだに怒ってる。 これはあれか? 土下座しないとダメか?
「そこまでしなくてもいいです」
ようやく喋ってくれた
「グスッ......もういいです、どうせクレナイさんはこれからも無理をするんでしょうし」
「うっ......」
いや、確かにこういうことがあったら、またこういうことになるかもだけど
「でも今回は転生者が多かったからこうなったわけですし、次はないとは思いますよ!?」
「不安です」
何だろうか俺も不安になってきた、俺フラグ建てたような気がする
「さて、最後の転生者もこうして無事拉致できたわけですし、俺もう行きますね」
「そうですね、早く行って皆さんを安心させてあげてください」
そこまで言われて思い出した、なのはのO☆HA☆NA☆SI☆が待ってるんだった
「帰りたくねーなー」
「ダメです」
パチンと指パッチンをし転送の準備がされた
「まぁ、また来ます」
「はい、お待ちしてますね」
笑顔で送り出された
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「マー君!よかった、よかったよ!」
「うぉ!?」
転送が終わり目を開けると、いきなりなのはが泣きながら抱き着いてきた。 かなり心配をかけたらしい
「あー、そのなんだ? 心配かけて悪かったよ」
「ほんとだよ! マー君の馬鹿!!」
相変わらず泣いているなのは、エリス様にやったように同じく頭を撫でて安心させる
「さて取り込み中のところ悪いが、状況を説明してもらえないか?」
「クロノか、了解」
泣いているなのはも聞こえてるはずなのだが、離れてくれず、そのまま調書を受けることになった。 と言っても、ライトニングに記録されていた、ちょっと弄った映像をクロノに見せただけなのだが。いやー、ホントに便利だね
「つまり、ギルガメッシュに憑いていた怨念のようなものが今回の事件の黒幕ということなのか?」
「じゃないの? あの黒い靄喋れなかったみたいだし」
「結局ライトニングの解析でも不明、と出てるみたいだしな」
「何もかも不明、ってことですかい」
「気に入らないがそういうことになるだろう、証拠になりそうな時の庭園は空間ごと消滅したしな」
「そらまた都合がいいというかなんというか」
「まったくだ」
投げやりなクロノ、やはりクロノとしても気に入らないのだろう
「さて、一応拘束しているテスタロッサ一家と話しておくか?」
「あー、そういえばフェイトが話したいことがあるって言ってたからなぁ」
そんなわけで、やってきました面会室、一応容疑者ということで、こういう形式をとらないといけないらしい。 なのは? 結局泣き疲れて寝ていたようで、俺が背負っている
「来たようね」
「クレナイ、どうもです」
最初はプレシアさんとリニスさん、どうやら監視は監視カメラだけのようで、もうハックして誤魔化してある
「クレナイ、今回はありがとうございました」
「いえいえ、それで、契約の方は?」
「私が再度契約したわ」
答えてくれたのはプレシアさん、ならば俺の方のつながりは切ってしまってもいいな
「私の体に何をしたの? 治癒魔法の一種をしたみたいだけど、それで治るような病気じゃないはずなんだけど?」
「俺もよくわからないんですよね、そもそも呪いやそれに準ずる魔法を解く、解呪? 魔法なんですけど、専門家に聞いてもよくわからないんだそうです」
流石に別世界の魔法で、効果はこうですと、馬鹿正直に話すわけにはいかないので、色々とぼかして話す
「興味深いけど、よくもそんなわからない魔法を人にかけられたわね」
「まぁ元々ダメ元でしたし」
飽きれたプレシアさんにシレッという俺、本当のことだし。 リニスさんは、ああ、またかみたいな顔をしてるけど
「さて、俺も言いたいことがあったんですよ」
さっきのクロノに見せた映像をプレシアさんに見せ、口裏合わせをしておく
「あなたは、よくこんな嘘をぬけぬけと......」
「はて? 死人に口なし、ということで全部死人のせいにすればいいのでは?」
「クレナイらしい、と言えばらしいですね」
「どうせ監視カメラの映像も変えてあるんでしょう?」
「もちろん」
二人してため息をつかれた、なんなんですかねぇ、傷つきますよ
「まぁいいですよ、俺はただフェイトと仲良くしてほしいだけですし、残り時間少ないでしょう?」
「「・・・・・・」」
二人して顔をそらす、もともと病気が進行していたのだ、治したとはいえ、寿命も延びるわけもなく、それまでの無理のせいで残り時間が少ないと思ったのだ
「時間みたいですね」
「ねえクレナイ君」
「なんでしょう?」
「私はどうやってフェイトと接したらいいのかしら」
「そんなのは知りません、自分で考えてください」
一瞬呆然とした表情になりながら、呆れたように表情を崩した
「そうするわ」
「それではクレナイ、また」
「まぁ、家族で相談するのが一番でしょ? またですリニスさん」
続いて、フェイト、アルフが入ってきた
「なのは起きろ」
「うにゅ?」
「えっと.....」
「なんで連れてきたのさ......」
なのはを起こすと、ぼーっとした表情のままで、フェイトたちが入ってきてしまった。 フェイトは苦笑し、アルフは呆れていた
「はっ!」
アルフ、フェイト、俺の順番で顔を見て、意識が覚醒したのかワタワタしていた
「フェ、フェイトちゃん!?」
「こんにちは、かな? なのは」
「ところで言いたいことがあるみたいだから聞きに来た」
「それはその......ありがとう」
「なにが?」
特にお礼を言われるようなことをした覚えはなく、流石にいきなりお礼を言われても戸惑うだけだ
「あの、リニスから聞きました、私たちのためにいろいろと動いてくれてたって」
「そうなのマー君?」
「いや、特に動いていた記憶ないけど」
「あ、あれ?」
「だから言っただろうフェイト......」
所詮出たとこ勝負だったし、そりゃあ逃がすために時間稼いだり、少しはしたけどさ
「まぁリニスさんも家に来て、結構悪影響受けたからなー」
「確かマー君の部屋にある漫画とか読んで、日本の勉強してたんだっけ?」
実際勝手に部屋に入って漫画よんだりしてたし、なのはには説明するの面倒だから、そう言っておいたのだ
「そうそう」
「あー、だから何か、リニスの性格が少し違うように感じたのかい......」
「まぁ何はともあれ、リニスさんが元のところに戻れてよかった」
「私その話に関して詳しく聞いてない」
頬を膨らましているなのは、流石に説明するわけにもいかないしな
「悪かったって」
「むぅ、それじゃあ騙されないもん」
そんなこと言ながら、笑顔になっていくなのは騙されてんじぇねえか
「騙されてるじゃないか......」
「いいなぁ......」
小さく呟いたフェイトの言葉は聞こえたが、今何か出来るわけじゃないので特に何も言わない
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テスタロッサ一家との面会も終わり、俺はなのはと別れアースラの一室を目指していた
「さて最後の仕事、取り掛かりますか」
本当はフェイトのところ伸ばそうかと思ったけど、なんか思いつかなかった。 まぁこの後出す機会もしゃべる機会も増えるから今回は良しとしよう
それでは感想評価お待ちしてます