リリカルマジカル頑張ります?(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
もう一回感謝を、さて本編どうぞ!
なのはを送り、ちょうどいいとジョギングして帰ってきたのだが、いつもより体が重いためか、かなり疲れた。 風呂に入り、さぁ寝ようと自分の部屋の扉を開くと
「「・・・・・・」」
何故か、テスタロッサ姉妹がベッドに座っていた。 部屋を間違えたのだろうか? そう思いドアを閉めて確認、間違いなく俺の部屋だった。 もう一回開けると、テスタロッサ姉妹と目が合う。 ふむ、目の前の光景に首をかしげる。 おかしい、そう言えば、帰ってくる前に部屋決めをしたわけだが、確かその時はフェイトとアルフが、俺の部屋だったはずだ。 なのに今いるのは、アリシアとフェイト、部屋割りを変えたのだろうか? とりあえず言うことは
「失礼しました」
静かにドアを閉めようとするが、扉が閉まらない。 前を見ると、ドアに手をかけたフェイトと、俺の袖を握るアリシア。 マジでどういう状況だこれ、そして動き早いっすね二人とも
「・・・・・・何か用か?」
「少し話がしたいの」
「だめ、かな?」
二人からそうお願いされる。 一人は真剣に、一人は不安そうに、こんな状態で断れる俺ではなく、受け入れる
「明日も学校だし、手短にな」
そう言って部屋に入る、とりあえずどこに座ればいいかわからず、床のクッションの上に座る、アリシアとフェイトはベッドに座っている
「それで、話って?」
「蒐集のこと」
「・・・・・・」
正直言って、またかと言いたくなるが、ぐっとこらえる。 みんな心配し過ぎなのだ
「・・・・・それで?」
「私はいいって言ってるんだけど、フェイトが」
「はやては友達だし、私もリンカーコアを」
「はぁーー......」
俺が深いため息をつくと、フェイトが肩をビクッとさせた、別に怖がらせたりしたいわけじゃないが、コイツもかと言いたくなる。 それをぐっと抑え、話を聞く
「今日のを聞いてか?」
こくりとうなずくフェイト、アリシアの方を向くが首を振っていた。 すでに説得はしたってことね、聞く耳持たなかったみたいだが
「まぁフェイトがそう思うのは悪くない、むしろいいことなんだと思う。 でもな、お前だってリンカーコアが繊細なものだって知ってるだろ?」
これまたこくりとうなづくフェイト、その姿がなんだか小さく見える。 アリシアに、非難がましい目で見られているような気がするが、気にしない
「それにかなり痛いぞ? まぁ、これは理由にならないけど。 お前にはもっと考える時間が必要だと思う」
「考える時間?」
「あぁ、今は色々なことがあって混乱してるだろ? だから冷却期間が必要だ。 それで冷静になってから考えて、本当に必要なら俺に言ってくれ。 どんな答えでもいいからな」
「うん」
だがやはり浮かない顔のフェイト、その表情に苦笑する
「そんな顔すんなよ」
「あ......」
頭を撫でると、嬉しそうで、それでいて複雑そうな顔していた
「友達って言ってもいろんな形がある、まぁ、今回は特殊なケースだけどな。 ただ与えるだけが友達、かなんてのはその人しだいだ。 お前とはやての関係、ゆっくり決めてけばいいんじゃないか?」
「うん、私少し考えてみる」
ようやく明るい表情になる、これにて一件落着かな、なんて思いアリシアを見ると、今度はアリシアが膨れていた
「・・・・・・なんだよ」
「フェイトばっかりずるい」
そう言って、頭を差し出してくるアリシア。 撫でろということか......俺は撫でることにする。 そうすると、気持ちがいいのか目を細め、鼻歌を歌いだした、一気に上機嫌か、いいけどさ。 しばらく撫でていて、いい加減腕が疲れてきた
「なぁ、そろそろよくないか?」
「だめ」
「あの、もうちょっと......」
どうやら俺は、もう少し撫で続けなければいけないらしい。 腕が持つかな?
------------------------------
「さてと、そろそろ寝ないとな」
時計の針は、あと一時間もすればてっぺんになる、小学生にしては十分遅い時間だろう。 夏休み明けの学校初日、俺は前世から夜更かしなどをしていたので、問題はないし、アリシアも体を壊さない程度に魔法や、こっちの世界の勉強をしていたので、夜には強いほうだ。 フェイトは規則正しい生活だったのか、すでに眠そうだ
「明日も学校だもんね、流石にそろそろ寝ないと厳しいかなぁ」
「学校......そうだね、寝ないと......」
眠くて目をこすっているフェイトがかわいい、少しほっこりしながら、名残惜しいが、部屋から出ようと扉に手をかけるのだが、進めない。 もうわかってるよ、どうせフェイトとアリシアだろ!後ろを見ると案の定、フェイトとアリシアが服の袖を掴んでいた。 片方は枕を片手に、片方はもはや寝てるんじゃないのか、というくらい寝ぼけ眼だが
「・・・・・・」
「一緒に寝ようよ」
「うん、一緒、に......」
「・・・・・・」
何も言ってないんですがねぇ、まぁ、わかってたけどさ!だが流石に九歳児とはいえ、精神はクソジジイと言っても過言ではない俺、この頃は情けないことに、体に引っ張られているような気がしないでもないが
「ダメ?」
「・・・・・・」
アリシアは上目遣い、フェイトはもはや寝そうなのを頑張って起きている感じだ、体なんか危なげにフラフラしてるし。 断りてぇ、でも断れないよな
「はぁ、フェイト運ばないとな」
「じゃあベットにレッツゴー!」
「・・・・・・ごー」
「お前は危ないから、こうだ」
お姫様抱っこしてフェイトをベッドまで運ぼうとしたのだが、アリシアが膨れていた
「・・・・・・私は?」
「この状況で二人だけと? てかどう考えても二人も抱けないだろ」
「こう、片腕一人ずつで」
「意識があるならどっかしらに捕まるだろうが、意識がないので却下」
「・・・・・・今度やってくれたら許す」
「わかったよ」
理不尽な約束が追加されたが、仕方ないだろう。フェイトをベッドに降ろして、アリシアを真ん中にしようとしたのだが、俺が真ん中らしく大人しく従う
「抱き着くなよアリシア......」
ベッドに入ったアリシアは、早速とばかりに俺の腕に抱き着いてくる。 一応注意はするが、俺の注意はどこ吹く風、笑顔で寝に入ってるアリシア。 俺は溜息をつき、ほっとくことにした。 しばらくするとアリシアの寝息も聞こえ始め、起きているのは俺だけになった。 というか寝られるかな俺、数時間前は寝てたわけだし、この状況だし。 だが意外なことに両側にぬくもりが意外に気持ちよく、眠気が出てき始めた。 ウトウトして、意識が飛びそうになった時、腰のあたりに抱き着かれる感覚がした。 眠い、確認する気も起きずに、俺はそのまま意識を手放した
------------------------------
早朝、魔法の鍛錬前、いつものように木刀を振り、鍛錬をこなす。 ふいに窓側に気配を感じ素振りをしながら、視線だけをそちらに向ける。 揺れる赤髪に三つ編み、ピンク色の髪を見つける
「シグナムとヴィータか、なんか用か」
視線を正面に戻し、素振りを続ける
「昨日のことだ」
「・・・・・・」
昨日のこと、思い当たるのは、家の中でデバイスを起動したことだろうか
「それで?」
「昨日はすまなかった」
「・・・・・・」
二人とも頭を下げる、いきなりのことで動揺したが、最後の一振りを終え、体を二人に向ける
「すまなかったって、こっちも何も説明せずにあんなことしたんだ、お相子だろう」
「それでもだ、頭に血が上っていたとはいえ、色々世話になっている相手だ、それなのに理由も聞かずに剣を向けた、謝るのには十分だ」
「・・・・・・」
相変わらずまっすぐなやつだ、そこまで気にしていないというのに
「一つ聞いていいか? お前は普段冷静だ、なぜそこまで怒った」
「・・・・・・主はやてのことを裏切ったと思ってな」
はやてか。 よかったなはやて、ここまでお前のことを思ってくれてるぞ
「ならいいよ、あいつのこと家族のように思ってて、それに対しての行動だろ? ならいいよ」
「・・・・・・そうか」
今の一言で伝わったのだろう、シグナムは苦笑しながら顔を上げた。 たいしてヴィータは黙ったままだ
「ヴィータ?」
「なんでお前はそんなに簡単に許せるんだよ、はやてのためとはいえ、武器を向けたんだぞ、恩人なのに」
「別に気にしないっての、お前がそれを後悔して、こうやって謝ってるんだし、そしてはやてのためを思った行動だ、俺が怒る通りはないさ。 はやてにもこってり絞られてるしな」
「ははは」
乾いた笑いをしながら顔を上げたヴィータ、はやてに怒られたことを思い出したのだろう、顔は真っ青だ
「まぁ、これからも頼む」
「あぁ」
「おう!」
「おっはよー、クー!」
「抱き着いてくんなよ、今汗かいてるし」
「おはよう、クレナイ。 それと、シグナムさんとヴィータ」
「シグナムでいい、おはよう」
「おいアリシア、あたしには挨拶なしかよ!」
「なんや? 今日は朝から騒がしなー」
「いつものことだろ」
またも3000字オーバー、もう気にしない
本編はあと次の話の後に、それでは感想評価お待ちしてます