リリカルマジカル頑張ります?(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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さて、今回でA's編はこれにて終わり

本編どうぞ


第二十話 エピローグ

どうも紅魔狸男です。 あの闇の書事件から数か月、学年も上がり、俺たちは小学四年生になっています。 まぁ、俺の場合はどうなんだ、というツッコミが入りそうですが、無視します。 あの後事後処理で、数週間アースラで軟禁されました。 紫天の書、マテリアルやユーリ、はやてたちのこと。 いろいろなことをクロノに聞かれましたが、いつもの通り、うまいことだまくらかして、お咎めなしにまで持って行きました。 ユーリやマテリアルたちに関しては、俺が保護観察、という立場になり一緒に住んでいます。育ての親も、俺を一目見て、すぐにまた旅行に行ったので、まぁ問題ありません。 マテリアルたちの修復が済んでから、なのはたちに紹介したんですが、そこでもひと悶着あったのですが、思い出したくもないので、割愛させてもらいます。 ナハトですが、やけにあっさり危険性がない、と判断され俺の手にあります。 正直言って腑に落ちないですが、まぁそういうことなら有難く、そんな感じで。 リインフォースについては、防衛や防御プログラムが戻り、ユニゾン機能も少し問題があるようですが、今は普通に暮らしてます。 まぁ、リインフォース自体は、新たなユニゾンデバイスを作ろう、と画策しているみたいなので、八神家にももう一人家族が増えるかも?近況としてはこんなところでしょうか

 

「さてこんなところか?」

 

俺は手紙の内容を見直し、封をする。 消印などはないが、どうせテレポートで送るのだ、問題なかろう

 

「テレポート」

 

アクアのせいでまた忙しくなり、この頃連絡が取れないエリス様に手紙を送ろう、と考えたのが今日の朝。 だいぶ時間は食ってしまったが、この時間ならまだ朝飯は間に合う。 そう考えて、居間に降りると

 

「おはようございます、クレナイさん!」

 

「おっはよーう!」

 

「だからお前らは、おはようレヴィ、ユーリ」

 

今の扉を開けるといきなり抱き着かれる、もうこのところの習慣なので、何も言う気が起きないが。 そんな俺の内心は知らず、抱き着いて気持ちよさそうに顔をうずめるユーリ、レヴィは抱き着いたので満足なのか、すぐに離れるのだが

 

「おはようございます、クレナイ」

 

「シュテルもおはよう、美味そうだな」

 

「そう言っていただけて何よりです」

 

感情表現は薄いが、少し嬉しそうなシュテル。 この家に来てからというもの、彼女は家事を率先してやってくれるから、大助かりなのだ

 

「少し遅かったな」

 

「ディアーチェもおはよう」

 

「うむ」

 

いつの間にか離れて席に着くユーリ、各々席に着いたのを確認し

 

「いただきます」

 

「「「「いただきます」」」」

 

みんなで手を合わせて、ご飯を食べる、これがこの頃の日課だ

 

「そう言えばシュテル、昼の分は?」

 

「あ、うっかりしていました......」

 

「いやいいさ、俺が作るから」

 

「では私もお手伝いを」

 

「頼む」

 

「なーんかさ、そんな会話してると二人さ、夫婦みたいな会話してるよねー」

 

レヴィが余計なことを言い、場の空気が凍る。 主に、ディアーチェ周りの空気が死んだ。 吹き出しそうになったのを、こらえた俺は、急いでご飯をかきこみ、テーブルから離れる。 シュテルを見てみると、少し顔が赤いが、それ以上に汗が半端なかった。 まぁ、あの空気じゃな。 ユーリは......すこし行儀が悪いが、魄翼でお椀などを持ち、テレビの前にある、テーブルに移動していた。 ふむ、レヴィに味方はいないようだ、南無

 

「レヴィ、何か言ったか?」

 

「あっ......」

 

気が付いた時には遅し、テールには誰もおらず、残っているのはディアーチェとレヴィだけ。 もう一度、南無。 これも我が紅家の朝の風景だ

 

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「おーい、マリオくーん、こっちだー」

 

「うわー、もう出来上がってるよ」

 

「少し遅くなってしまいましたからね、仕方ありません」

 

四月、ということもあり、高町家、テスタロッサ家、八神家+アリサ、すずか、忍さんとハラオウン家合同、花見に呼ばれていたので来たのだが、もう大人組はすでに出来上がっていた。 俺たちも遅れてきた、と言っても十分やそこらなのだが、早すぎやしないだろうか?

 

「遅いわよ! 私たちを待たせるなんて、いい度胸ね!」

 

「悪かったって、お詫びに軽食とデザート作ってきた」

 

「うわー!おいしそう!」

 

「やはり私の目に狂いはなかったわ!マリオ君、なのはのお嫁さんにならない!!」

 

「俺が嫁入りですか? ふつう逆でしょうに」

 

「はーいお母さんは、あっちで飲もうねー」

 

「美由紀!放しなさい、大体あなたが男っ気の一つもないから」

 

「私関係ないよ!?」

 

仲良く言い合っているので、あっちは問題ないだろう。 それにしても、お菓子出した瞬間来るとは、いきなりすぎてビビったぞ、みんなも動き止まってるし。 そんな中、やけに赤い顔をしたなのはが、俺の目の前に来て、爆弾発言をする

 

「私、マー君なら、いいよ?」

 

少し待とう、君も酒に酔ってるんじゃないか? ほら顔赤いし、微妙に瞳うるんでるし、やっぱ酒に酔ってんだよー、そう思いたい。 そんな微妙な空気の中、意外にも、一番に再起動を果たしたのは、フェイトだった

 

「あ、アリシア、私どうしたら!?」

 

「私だって聞きたいよ!? お母さん!」

 

「アリシア、フェイト、よく聞きなさい」

 

ホントどっから来た、アンタは!ツッコミたい、ツッコミたいが、今のこの空気、うかつに発言できないから、口を閉じるしかない。 プレシアさんは、ワインを片手に、とんでもないことを言い放つ

 

「私は別にクレナイ君なら、アリシアとフェイトを任せられるわ」

 

「で、でも」

 

「大丈夫だよフェイト」

 

「そうよ大丈夫よフェイト」

 

何故かいい笑顔をするアリシアとプレシアさん、その様子に俺は、猛烈に嫌な予感が高まっていく

 

「「こう考えればいいのよフェイト、私たちは本籍はミッドチルダに作ってるんだもの、こっちの法律は当てはまらないわ」」

 

「・・・・・・」

 

感動した、みたいな表情してるけど、その理屈はおかしいからな。 しかもあたかもミッドは重婚OKみたいに言ってるけど、そんなことないよな? 

 

「はいはいプレシア、引っ掻きまわさないでくださいねー」

 

そういいながら、してやったりみたいな顔やめろ!この事態ついでに収集してけ!

 

「く、クレナイ!」

 

「クー!」

 

あー抱き着いてくるなアリシア、それと妙に覚悟を決めた顔で、見ないでくれフェイト

 

「よ、よろしくお願いしましゅ!あぅ、噛んだ......」

 

「よろしくね、クー!」

 

あー、いい笑顔ですねアリシアさん、でもね、フェイトの方にフォロー入れないと

 

「大丈夫かフェイト?」

 

「噛んじゃった、勇気出したのに......」

 

泣きそうに俯くフェイトだが、ねぇ

 

「大丈夫だよ、ちゃんと気持ちは伝わったからさ、だから、大丈夫だ」

 

「クレナイ!」

 

抱き着いてくるフェイトだが、ここで抱きしめ返したら、後ろでしょうがないなぁ、みたいな雰囲気出してる二人から殺されるのでやらない

 

「なら、私もまー君のお嫁さん候補、立候補や!」

 

「あ、主!?」

 

「リインフォース、好きにさせとけ」

 

「あぁ、関わるとろくなことがない」

 

「そうねぇ、最初の頃が懐かしいわね」

 

「あぁ......」

 

妙に懐かしがってる守護騎士ぃ!!どうにかしろ!リインフォースに目を向けるが、さっと逸らされる。 くっそぉ!?

 

「なら私も!」

 

「ふっ、ユーリ私たちはその必要はありません」

 

「そうだねぇ、僕たちなんて一緒に住んでるし」

 

「そ、そうさな。 それにこの身は、主殿に奉げた身、く、悔しくなんてないぞ!」

 

瞬間、空気が固まる。ちょっと、大人組はなんで避難してるんですか? 止めてくださいよ? おかしいでしょこれ

 

「紅?」

 

「コウ君」

 

万力のように両肩を掴まれ、後ろを向くと、やばい連中がいた。 てか腰も痛いなー、アリシアさん? 折れちゃいますよ? それどころか中身出ちゃうかも? フェイトなんか、この空気受けて震えてるし。 フェイトだけは、純真なままなんだな

 

「マー君、少しO☆HA☆NA☆SI☆しようか?」

 

「わかった、わかったからデバイスを下ろそう、話し合えばわかるから」

 

「うん!」

 

音符付きそうな感じで言うな!目が笑ってないくせに!デバイスだって下ろしてないし、はなから話聞く気ないだろ! ずるずる引きずられる俺に、リニスさんは、申し訳なさそうにドナドナを流すのだった

 

------------------------------

 

「酷い目にあった......」

 

結局誤解は解けたのだが、その前に砲撃喰らわせられたり、泣かれたりと本当に散々だった

 

「にゃはは......ごめんね、マー君」

 

「もう慣れたよ、お前の勘違いには」

 

俺も甘いのか、うつむいて元気のなく謝るなのはに、苦笑しながら、頭を撫でてやる

 

「でもさ、本当に一年色々あったよな」

 

「うん? うん、そうだね」

 

なのはも、この一年にあったことを思い出しているのか、空を見上げた。 しばらく無言だったが、なのはが口を開いた

 

「全部マー君のおかげかな」

 

「俺の? なんでさ」

 

「だって、マー君と出会ってから、毎日が楽しいもん」

 

「楽しいねぇ......」

 

「うん、辛いこともあったけど、マー君いつもそばにいてくれたもん、だからマー君のおかげ!」

 

「座ってるんだから、いきなり抱き着いてくんなよ」

 

そんな行動にも、苦笑して許してしまうのだから、俺も本当に甘い

 

「クレナイ、私にもなでなでを要求します」

 

「お前はどっからわいた」

 

いきなり、なのはとは反対側に軽い衝撃を感じたと思ったら、シュテルがなのはと同じように抱き着いてきていた

 

「そんなことはどうでもいいですから、プリーズミー」

 

「はいはい」

 

シュテルを撫でると、気持ちよさそうに目を細める。 こいつもあれだな、猫だな。 そんなことを考えていると

 

「あー!なのはとシュテルばっかりずるい!」

 

などと騒がしくなる、それに苦笑しながら、俺は騒ぎの鎮静を計るのだった

 




さて! これにてA's編完結です! それで今後にかかわる重要なことなのですが、詳しくは活動報告を見てください

それでは感想評価お待ちしてます!
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