リリカルマジカル頑張ります?(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
さて、本編どうぞ!
JS事件、あの変態が起こした事件はそう呼ばれ、管理局始まって以来の未曽有の危機だった、らしい。 正直言って管理局に所属はしているが、割とどうでもいい。 大切なものを守るために俺は戦ってるだけだし。 まぁ、事件が終わって、平和な日常が戻ってきたかと言われれば、そうではない。 書類に忙殺されてるし。 相変わらず部隊長室は修羅場だし、六課全体もピリピリしたムードだ、まぁ俺には関係ないけどな
「パパー、休憩してて大丈夫なの?」
「問題ない、とりあえず休憩して大丈夫なところまで終わらしたしな」
そう言って、膝の上に座っているヴィヴィオの頭を撫でる。 気持ちよさそうに目を細めるヴィヴィオを見て癒される。 いや、やっぱ天使だわこの子。 周りのピリピリした感じも少しは和らぐ。 てか思ったんだが、なんで外に出てベンチでヴィヴィオと日向ぼっこしてんのに、ピリピリした雰囲気が外まで漏れてんだよ、いいけどさ
「なーんか眠くなってきた」
「寝ちゃめ!だよパパ」
「大丈夫大丈夫」
可愛い娘の頭をポンポンしながら空に目を向ける、あぁ、空が青い
「空に何かあるの?」
「んー? 空が青いなーってな」
「ママ!」
膝の上からヴィヴィオが離れる感覚がする、たぶん声の主に抱き着きに行ったのだろう、少し離れて声がしたしな
「うーん、まだお昼だしね。 それに晴れてるから、青くなかったら困るかなー」
「だらッとしてないで食堂に行きましょう、クレナイ」
腕を引っ張られ、無理やり立たされる。 視線を前に戻すと、疲れ切ったフォワード陣となのはとシュテル、ヴィータが立っていた
「おー、訓練お疲れさん。 そして午後の地獄も頑張れ」
「「「「ハイ......」」」」
おーおー、本当に疲れてるみたいだ。 まぁ、シュテル完全監修のもと、デバイスのデータから今回の事件で浮き彫りになった、弱点克服メニューだしなほんとよくやってるよ
「お前はこんなところでさぼってていいのか?」
「あーんな殺伐としたところいたら息が詰まるし、それにディアーチェから休憩の許可はもらってるからな」
「なら大丈夫そうですね、食堂に行きましょう」
シュテルに手を引かれ連れていかれる。 あのーシュテルさん、胸が当たってるんですが? それと殺気がやばいんですけど、おもに後ろから。 しかも間が悪い、というかしょうがないんだが、ヴィヴィオがシュテルと反対の手をつないでるもんだから、それ分も来てるし。 なんて俺の思考を読んだのかシュテルは立ち止まり、後ろを向く
「なのは、早い者勝ちです」
その妙に勝ち誇った顔やめて!? ほら、殺気が、俺に向けられる殺気がやばいんですけど!! 恐る恐る後ろを向くが、ニコニコ笑ってるなのは。 だが騙されてはいけない、薄く開いた眼は全く笑っていない!
「早い者勝ちです!」
なんでヴィヴィオも挑発してんのぉ!? いや、たぶんシュテルの真似しただけだろうけど!なんで今ここで!? 俺が娘の無自覚な挑発に恐れをなしていると、なのはが口を開く
「シュテル、それはどういう意味かな?」
「さぁ?」
シレッととぼけ歩き始めるシュテル。 俺は当然、手を引かれて歩き始めるわけで、だが俺の耳にははっきりと聞こえた
「シュテルは後でO☆HA☆NA☆SI☆かな」
たいして大きい声でもないのに聞こえた。 隣のシュテルも聞こえたはずなのだが、シュテルは涼しい顔をしている。 と言うよりも若干嬉しそうな感じだ。 余談だが、前に六課で最強は誰かという話があったが、シュテルはなのはにはかなわないものの、冷静になるまでなのはの攻撃を受けきることは可能なので、実際恐怖のお話(物理)されても、意外に生き残ることが多いのだ。 他の奴ら? 俺とシュテルを除いて全員撃墜される。 そんなこんなで食堂についたわけだが、ほとんど人がいない。 時間をずらすか、そもそも食事をとってるのか怪しい局員もいるが、それもあと少しの辛抱だろうし
「それで、訓練はどうだエリオ」
「はい......弱点があるのはわかってましたけど、徹底的にそこだけ責められるのは、精神的にもきついです」
「まぁシュテルの訓練だしな、そこは諦めろ」
「でもいいんです、こうやって弱点をつぶしていけば、いつかマリオさんに勝てるようになりますから!」
「まったく目標が高いこって」
「えへへ」
俺が撫でてやると、照れくさそうなのだが嬉しそうだ。 でもそう考えると、俺もうかうかしていられないかもしれない。 まぁ気が向いた時にでも訓練やりますかね、今は書類で忙しいし。 それでも朝の鍛錬は欠かしてないけど
「キャロはどうだ?」
「エリオ君と同じ感じです。 疲れました......」
女子な分、やはりエリオと比べると体力がないキャロ、俺はねぎらいの意味もかねて、ゆっくり頭を撫でてやる
「はふぅ......」
気持ちよさそうだ。 服を引かれる感覚がしたので、ヴィヴィオを見てみると頭を突き出していた、撫でろということらしい
「ちょっと待ってな」
そう苦笑しエリオとキャロを撫でる。 頬を膨らましているが、わかってくれているらしく、大人しく待っているヴィヴィオ。 その間に、別テーブルで火花を散らしているなのはとシュテルに話しかける
「それで、先生たちから見てどうよ?」
「徹底的に弱点をつぶしてますからね、みんな成長著しいですよ」
「シュテルのは厳しすぎるけどね」
「どうどう」
またも火花を散らし始めるなのはとシュテルをなだめ、ヴィヴィオを撫でる。 うむ、気持ちよさそうだ
「片手が開いてるね、なら僕を撫でるといいよ」
「なんで紫天一家はどこでもわくのかね?」
「むふふー」
苦笑しながら突然出てきたレヴィを撫でる、おっとなのはたちの方から殺気を感じるが無視だ無視
「それで、お前の方は報告書は良いのか?」
「もっちろん!僕はやる時はやるからね!」
どうだ凄いでしょ!みたいな顔をするのだが、社会人として普通なのだが。 まぁいい、褒める意味も込めてさらに撫でていると、幸せそうにするレヴィ
「そっかそっか、ならレヴィにも訓練手伝ってもらおうかな」
「な、なのは?」
「そうですね、ちょうど高機動型の魔導士の手が足りないですからね、いい考えですねなのは」
「あ、あのシュテるん。 腕を掴まなくてもいいし、少し痛いんだけど」
「さて今から訓練のすり合わせしようか」
「行きますよレヴィ」
「・・・・・・はい」
可哀そうなレヴィは、なのはとシュテルに両脇を固められ、連行された。 ドナドナを流さないのは優しさだ
「レヴィママ連れて行かれちゃった。 なのはママもシュテルママも仕事熱心だね!」
「あ、あぁ、そうだな」
俺はちゃんと笑えているのだろうか? あの光景やプレッシャーを見て、ヴィヴィオは何も感じていないようだ。 いや、子供だからわからないのか? 他のメンツも、ヴィヴィオ恐ろしい子!みたいな顔で見てるから、俺の考えは間違っていないようだ
「なんか、シュテルとなのはがレヴィ引きずってたけど何かあったの?」
いつの間にやら休憩に入ったフェイトが、俺たちの近くの席に腰を下ろし、訪ねてくる
「あ、フェイトママ!お疲れ様です!」
「うん、ありがとねヴィヴィオー」
俺の膝から飛び降り、フェイトに頭を下げるヴィヴィオ。 恐ろしい子!フェイトは特に気にした様子もなく、ヴィヴィオの頭を撫でていた。 膝の上にヴィヴィオを座らせると、再度俺に尋ねてくる
「それで、何かあったの?」
「まぁいつもの通り」
「なのはママとシュテルママが仕事熱心だったんだよ!」
なんてヴィヴィオが無邪気にも語りだし、フェイトはそれを聞いて苦笑していた
そんなわけでほのぼの回、次回もこんな感じで話が進みます
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