流れ星に願いを込めて   作:クリマタクト

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5話

「うむ、確かに承った。衛兵たちにも私から伝えておこう」

 

 プルトン・アインザックは羊皮紙を丸めて近くで待機させていた者に渡す。

 

「お願いします」

「いやいや、エ・ランテルの人間が誘拐されたとあれば協力するのは当たり前のことだ」

 

 だから頭を下げないでくれとアインザックは手を振りながら朗らかに言う。

 漆黒の剣の面々と離れた後、ラキュースは冒険者組合に来ていた。誘拐犯がンフィーリアを連れてエ・ランテルの外に逃げられてはたまらないから、それを防ぐためアインザックに協力を要請したのである。

 本来は都市長であるパナソレイに話に行くのが一番なのだろうが、すぐに話を通せるほどのコネをラキュースは持っていない。故にそのコネを持ってるであろうアインザックに話を通したのだ。

 アインザックとしても、街一番の薬師リィジーバレアレの孫が誘拐されたとなれば見逃せるわけがない。汚い話だがここで冒険者組合が力を貸したことで後々バレアレ薬品店から融通を聞かせてもらうこともできるだろう。そういう下心や打算を利用してお願いした。アインザックもそれをわかっているが、口に出す気などない公然の秘密だ。

 ラキュースはこれが正しい選択だと思いながらも心の中ではすこしもやもやしていた。

 

(もしこれがティアやティナだったらすぐに見つけて解決してたのかな)

 

 追跡能力に長けている彼女たちだったら、こんなことをしなくてもすぐに見つけて救出していただろう。それ比べて私は……。

 

(いけない。これは考えちゃダメなことね)

「どうかしたかな?」

「いえ、何も。それでは私もこれから動くので失礼します」

「ああ、こちらとしても全面的に協力をしようじゃないか。何かあったら伝えるよ」

 

 頭の中の考えをリセットするように、アインザックとの話を切り上げて立とうとするが、軽いめまいが起こって少しその場でよろめいた。魔力の使いすぎだろう。さすがに蘇生魔法を4回使ったのは無理が祟ったようだ。

 それを見たアインザックは心配そうにこちらを見てくるが、何かを言う前に──無理やり──立ち上がり何事もなかったように部屋を出た。

 

 ♦

 

 ──ひんやりとした空気が肌を撫でる。

 そこらへんに捨て置かれた簡素な椅子に腰を下ろし、目の前の墓荒らしをとらえるために作られた牢屋の中で膝を組み呆然としている少年の顔をただ何となく眺めていた。少年もこちらの目線に気づいたのか一度顔を上げたが、特に反応せずにそのままこちらを眺めてくる。

 いや、本人的には眺めているという表現は正しくない。ただ顔を上げているだけに近いのだろう。その目は何かを映している様子はなく、本来の役割を果たしているとは思えない。

 

 ──つまらない。

 

 それは私の少年への──ンフィーレア・バレアレへの評価だった。こちらが何かしてもリアクション一つない。これではいじりがいがまるでない。元漆黒聖典としてこういうやつの意識を戻す方法を知らないわけではないが、それをやろうものならカジットとの決定的な決裂を意味する。さすがに面白さだけで死を選ぶほど愚かではない。

 

「だけどつまんないことには変わりないんだよねぇ……」

 

 死の螺旋を発動させるにはまだ下準備がかかるらしく、まだ時間はある。だから、適当に話でもして暇をつぶそうかと思ったのだが、これではまともな会話ができるかなんて火を見るより明らかだ。

 

 でもだからと言って外に行って遊びに行くほどの時間はないらしい。これをただつなぎ留めておくための嘘という可能性が無きにしも非ずだが、本当だった時を考えると少々帰ってくるのがめんどくさい。なので結局のところ外には出れないので、ここで時間をつぶさないといけないわけなのだが……。

 

「エンリ……エンリ……」

 

 会話をしようとしてもこれだ。

 盛大に溜息をついた後、椅子を反転させ体の前面を椅子に押し付けつつひじを立てながら半目で話を振る。

 

「エンリ……」

「ねー、あなたそれしか言えないのー?」

「……」

「片思いがちょっと不幸な形で終わっただけでしょ?そんくらい切り替えなよ」

 

 それとも、もう行くとこまで行ってたの?

 意地の悪い顔で煽るように言うが、それでも特に反応はない。

 こちらのことを認識はしたようだが、目に理性らしきものが宿ったのはそれっきりで、再びぶつぶつと呟きながら自分の世界へと入っていく。

 

 周りの様子など知らず、世界は自分を中心に回っている。そんな甘ったれたことでも考えていたのだろうか?ちょっとだけ優秀なタレントと魔法詠唱者の才能があって家も金持ち。そして貧しくかわいい彼女がいる。いずれか結婚することは目に見えている。そして店を継いで幸せなを家庭を作る。そんな暮らしがこれから続いていくと、何も起きることなくそうなると本気で思っていたのだろうか?

 

「ほんっと、イライラする」

 

 この甘ちゃんが。そういいながらこいつを感情のまま殺したい。いつまでも逃げてるんじゃねぞと逃げ回っているこいつに現実を教えてもっと苦しませたい。

 結局のところ同族嫌悪なんだろう。こいつを見ているともしもの自分が見えてくる。

 兄と比べられたときや、目の前であいつが殺されたとき、そして苛められたとき。もしその時逃げだしていたらきっとこいつのようになっていたのだろう。そう、本能的にわかってしまう。分かってしまうからこそ殺意が沸くし、叩き潰してやりたくなる。

 

 だからそう、このままこいつを──

 

「……はぁ」

 

 ゆっくりと手にかけていたスティレットを腰へと戻して、一回息を大きく吐いて考えをリセットし、頭を冷やす。

 こんなことを思っても無駄なのだ。結局のところこいつは挫折してそのまま潰れた馬鹿で、私はそこから立ち上がって英雄の領域に足を踏み入れた超優秀な戦士だ。こいつとは全く違う。それにこいつを殺したところで、笑顔で殺されるこいつを見て後味の悪さだけが残るのは目に見えている。

 

「それは賢い判断だぞクレマンティーヌよ」

「フン、何?私がこいつを殺さないか見に来たわけ?」

「ああ、そうだとも。お前の目を見ているといつ殺すか気が気でない」

 

 そういいながらカジットは私と牢屋の間に3体のスケルトンを召喚した。どいつも雑魚だが鎧を着ていて、今手持ち武器では倒すのに少々時間がかかるのがわかる。見張り兼肉壁だろう。

 

「下準備は終わった。これから儀式へと取り掛かる」

「ずいぶん早かったね。予定だとまだ時間かかるんじゃなかったっけ?」

「この少年を誘拐するのに私も行く予定で話したからな。その分時間が短縮できた」

「ふーん、よかったねー」

「……まぁいい。貴様も儀式の最中横やりが入らないよう、見張りをするのをわすれるなよ?」

「はいはーい」

 

 私が片手をあげて適当に返事を返すと、ただでさえ皴の多いカジッちゃんの顔に深い皴が刻まれる。煽ればあおるほど反応してくるからこの人モドキに比べたらよっぽど面白い。

 それをわかっているカジッちゃんはそれ以上特に何も言い返すことはなく、スケルトンに命じてンフィーレアを運ばせる。

 

「ねぇねぇ」

「なんだ?」

「あれに叡者の額冠を嵌めれば死の螺旋が発動するんだよね」

「そうだ。それにより私の目標への第一歩が踏み出せる」

「そだねー……まぁ、がんば。何か目標があることはいいことだと思うよ」

「……フン」

 

 カジッちゃんは何も言わずに出ていく。この後すぐに儀式を行うのだろう。

 まぁ私にはこれ以上のことは関係ない。ここで成功しようと失敗しようとどっちに転がろうと私にとってはいい方向へ転がるには変わりないのだから。

 だからこれ以上考えるのは不要だし侮辱だ。

 

 私は用のなくなった椅子を蹴飛ばしながら立ち上がり、その場から立ち去った。

 

 ♦

 

 冒険者組合で話を終えた後、バレアレ薬品店の先にある路地裏へと入っていた。すでに日が落ちかけていて薄暗い路地裏は散々なもので、ネズミやゴキブリといった生物が我が物顔で歩いている。普通の女性であれば躊躇しそうなものだがそこは手慣れたもの。冒険で慣れっこなので特に気にせず突き進む。

 

「こんなに昏いと何かが起きそうね」

(フン、ナニガ起キヨウト大シタコトデハナイダロウ)

「ま、まぁそうだけど、雰囲気よ、雰囲気」

 

 呆れたような声とともに理解ができないといわれる。彼女は少し顔を赤くしながら突き進む。すると横の道から急に大柄な男が飛び掛かってきた。どんな顔をしているのか、どんな気持ちで飛び掛かって来ているのか、そんなのは顔を見なくともわかる。

 故に彼女はうろたえることなく、横から飛び掛かってきた男の脇腹めがけて回し蹴りをし、壁へと叩きつけた。

 男はカハァと肺の中にあった酸素を全て吐き出され、その場に倒れこみながら苦しそうな顔でこちらを見上げてくる。その顔には怒りではなく、何をされたのかまるでわかっていないといった困惑の感情で彩られていた。

 ラキュースは男にアダマンタイトのプレートが見える位置までしゃがみ込みながら話しかける。

 

「ねぇ、すこし聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」

「よくもやってくれ……た……な」

 

 男はやり返すために立ち上がろうとするが、その途中でラキュースの鎧についているプレートを見てその勢いはたちまち消えていく。

 彼女はそんな彼の態度など意にもせず、笑顔で質問をする。

 

「あなた、家はどこ?」

「……家なんてねえよ」

 

 男はこちらを睨みつけながら、渋々といった感じで答える。

 馬鹿にされてると思っているのだろう。髭は伸ばし放題で、髪もぼさぼさ、そして着ている服もツギハギだらけと誰が見ても家を持てるようには見えない。

 だが、お構いなしにラキュースは質問を続ける。

 

「そう、ならいつもはどのあたりで寝泊まりをしてるの?」

「この辺りだよ」

「今日の昼頃はどこら辺にいたの?」

「あ?いつも通りこの辺でゴミをあさってたよ」

 

 悪いか。と男はガンをつけてくる。

 いいえ、とラキュースは言った後、一枚の人物絵を彼に見せた。

 

「こんな顔で露出の激しい鎧を着た女を見なかった?」

 

 それを見た瞬間、男の顔色が変わった。

 ビンゴ、と彼女は心の中でほくそ笑み、男に詰め寄る。

 

「……知らな」

 

 男が知らないと言い切ろうとした瞬間、横に置いてあった樽が砕け散った。

 派手な音を立てつつ砕けた樽は、中に入っていた腐った食材やそれを漁るねずみが中から出てくる。そして砕けた樽の一部が男の頬を浅く裂いた。

 

 男は悲鳴を上げながら後ろへ下がろうとするが、そこはすでに壁。逃げ場などどこにもない。

 

「次知らないって言ったらあなたの腹を本気で蹴るわ」

 

 ラキュースは這いつくばって逃げようとする男に視線を合わせながらやさしくお願いをした。

 

 ♦

 

 だんだんと日の光が落ちてきたころ、彼女は6人目の男を開放して次の方向へと歩いていた。

 

(……メンドクサイ)

「わかってるわよそんなの」

 

 ラキュースは少しイラつきながら声に出して会話をする。

 彼女がンフィーレアの捜索を始めてもうどれくらいたったか、彼女はバレアレ薬品店を出てからずっとあの女の足取りをたどって路地裏という路地裏を渡り歩いていた。

 手がかりが見つからずに歩いていた、だったらまだここまで苛つかないだろう。手がかり自体は見つかる。巧妙に隠されていたりはするものの、しっかりと痕跡自体はある。だが、決定的な、というより張本人のところにたどり着けないのだ。

 相手も追跡をされていることを前提に動いているのだろうが、それにしてもここまで周到なのは今までの冒険者人生で初めてだと確信できる。

 だがティアとティナがいればもっと効率よく探せたんじゃないかと思うと、彼女たちの能力の高さが少しだけうらやましく感じてしまう。自分みたいにこんな非効率的なことをせずとも、彼女たちならもっと楽に足取りをたどれるだろう。そう、ラキュースは確信する。

 

(まぁ、いないから仕方ないんだけどね)

 

 ここで頭を振ってしつこく付きまとう考えをリセットする。

 

(ソレデ、コンナ事ヲ続ケテ本当ニ見ツカルノカ?)

「ええ。時間はかかったけど大まかな場所だったらわかったわ」

(ホウ?)

 

 ラキュースはエ・ランテルの大まかな地図を広げる。

 そこには先ほどまでの聞き込みを行った箇所にマークが付けられていた。

 

「これを見る限り、相手はうまく逃げ回ってはいるけど全部をつなげてやると向かっている方角が見えてくるわ」

 

 そういいながら地図の南にある大きな固まりへと丸を付けて、コキュートスに見せつけるように宣言する。

 

「彼女が向かった先はエ・ランテルの共同墓地よ」

 

 ラキュースが宣言した瞬間、轟音が響いた。

 その音は凄まじく、音とともにこちらに振動が響くほどだ。

 

「え?な、なになに!?」

 

 ラキュースは驚きながら路地裏から出て音の方向へと駆けだした。

 表を走っていると、さっきの彼女みたいに驚いて音の方向を向いて呆然とする人がかなり見える。

 

「一体なにがあったのよ」

(音ノ出所的ニハ、先ホド示シテイタ方角カラダナ)

「……そうね」

(ナラバコレヲ追ッテイケバワカルノデハナイカ?)

「それは言われなくてもわかるわよ」

 

 ラキュースは野次馬根性で近づこうとしている人を無理やり押しのけて前へ進む。

 その時何人か転ばしてしまったことに罪悪感を覚えるも、緊急事態だからと自分に言い聞かせてごめんねと言ってさらに前へと突き進む。

 

 そうして先へ走っていると段々共同墓地と市街地を分ける門が見えてきた。

 そこで何があったのか見るため近くにあった木箱の上に乗り確かめたとき、思わずラキュースは絶句した。

 

「何、あのアンデットの数は」

 

 城門は辛うじて残っているものの、今にも壊れそうな状態にされており、中からは大量のアンデッドがあふれ出てきてたのだ。

 ラキュースはそれを見るや否や、剣を抜き目の前の市民に襲い掛かろうとしていたスケルトンを砕く。

 

「あ、ありがとう」

「さあ、あなたは逃げて!」

 

 ラキュースは急いで立たせて市民を逃がしながら奥の城門で戦っている兵士たちのところへと向かう。

 その途中で抑えきれなかったゾンビやスケルトンがいたもののの、そんなのは物の数に入らない。キリネイラムの一振りで切り飛ばしていく。

 

(数は多いけど弱いのばっかりだからまだましね)

 

 そうして門を超えてきたアンデッドをあらかた片付けたとき、門の方から悲鳴が聞こえる。

 

集合する死体の巨人(ネクロスウォーム・ジャイアント)だぁ!?」

 

 半壊している門から覗く巨大な頭。兵士たちも槍で応戦しているものの、大した効き目があるようには思えない。それどころか下から這い上がってきたアンデッドが隙をついて襲ってきている分、逆効果にも見えてくる。

 これでは門で防衛している兵士たちが全滅するのは時間の問題だろう。

 

 だが、それは戦力がそれだけならの話だ。

 

 ラキュースはその場から走り出しながら、自分の剣に宿る変わり者の相棒に声をかける。

 

「さあ行くわよ!力を貸して」

(マァ……イイダロウ)

 

 彼女は一度目を閉じ、前傾姿勢を取った後に急加速。そうして目にもとまらぬ速さで門の前まで駆け寄りその場で跳躍。その信じられない脚力で門の上、兵士たちがいる場所へ着地する。

 

「え、あなたは!?」

「蒼の薔薇の……!」

 

 兵士の驚きの声が聞こえるが、そんなの彼はそもそも自分のことだと認識をしていない。

 コキュートスはそのまま集合する死体の巨人の首へ斬りかかる。

 

「──ッ!」

 

 コキュートスは一切の抵抗を感じることなく集合する死体の巨人(ネクロスウォーム・ジャイアント)の首を斬る。それにより巨人の首からは腐った血が流れだすも、剣の長さに比べて首が大きすぎるせいか一撃では足りない。

 

(だめ、長さが足りない!)

「ソンナノ知ッテイル」

 

 だが、その程度わからない男ではない。

 切り裂いた後、そのままコキュートスは巨人の肩に左手を突き刺すことで無理やり静止をする。

 当然それを払おうとする手が襲い掛かってくるが、自分に当たりそうな部分だけを切り払うことで回避。そして指の喪失に驚き、巨人は体勢を崩した。

 コキュートスはその瞬間を逃さずに斬りそこなった部分を切り払い、完全に首を切断する。

 

 そうすることで完全に死に、そのまま後ろへ倒れこむ。

 背中からは肉や骨がつぶれる鈍い音が響く。だが、ここで終わりではない。

 コキュートスは剣を構え、魔力をまとわせ──そして開放する。

 

「風斬リ──!」

 

 振り払われた剣からは強烈な風と共に衝撃が響き渡り、周囲にいたアンデッドはすべて引きちぎられた。

 まだ残ってはいるものの、量は先ほどに比べて劇的に減っている。

 それを確認したのち、剣を鞘へ戻した。

 

「フム、マァコンナモノカ」

「す、すごい」

「あれがアダマンタイト級冒険者……」

(ありがと)

 

 コキュートスと入れ替わり、ラキュースは袋から取り出した拡声の魔法のこもった宝石越しに話始める。

 

「みんな、私はこのまま奥にいって原因を探ってくるからどうか耐えてて!」

「お、おお!」

「俺たちだってやれる!」

「ああ、そうだ!俺たちだってそれくらいやって見せる!」

(随分トヤル気ガデテキルヨウダナ)

「ある程度はかたずけたしね。さっきより量が減ってる分やる気が出たんでしょ」

(ソウイウコトカ)

 

 ラキュースは宝石をしまいながら駆け出す。

 

(ソレデ、コノ後ハドコヘイクノダ?)

「決まってるでしょう、ンフィーレア君のところよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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