夏祭り当日が訪れた。
浴衣に着替えて青葉を迎えにいく。
『青葉ー入るぞー!』
青葉型の部屋に入ると浴衣姿の青葉がいた。
『すごい似合うじゃないか!』
『司令官、お世辞はいいですよ〜』
『お世辞じゃないってば〜』
『そうだよ青葉!似合ってるよ!』
横から衣笠もそう言っている。
『もぉー!ガサまでそんな事言ってー!』
『衣笠さん、古鷹と加古といくから2人で楽しんでね〜』ニヤニヤ
『おう、行ってくるな〜』
俺と青葉は夏祭りに出かけた。
夏祭りの会場は人の波でごった返していて
少しでも離れてるとはぐれてしまいそうだった
『青葉、はぐれないように手繋いで』
と言い俺は青葉の手をとった。
しばらく屋台を巡りながら歩いていたが
さっきから青葉が黙りっきりだ。
気になり青葉の方をみると
なぜか顔が真っ赤になっていた。
なんでだろう?....あ
そういえば手を繋ぐの何気に初めてだったりした
はぐれないように繋いだつもりだったけど
急に俺も意識しだしてしまい恥ずかしくなって
しまった。
『あ、青葉?手離すか?』
と聞くと
はっきり答えはしなかったものの
真っ赤なまま首を横に振っていた
しばらくそのまま歩いていた
そうすると
空に大きな花火が花開いた。
『おお!花火か!』
『司令官、綺麗ですね!!』
『そうだな!』
『青葉、写真撮っちゃいます』
と言って持って来たカメラで写真を取り出していた。
横で見ていると花火の光が青葉の顔に写り込んで
なんか...すごい可愛い
俺は自分のスマホでそんな青葉の横顔を写真を撮った
シャッター音で気づいたらしく
『司令官!青葉は撮らなくていいですよ!』
なんて恥ずかしいそうに言ってるので
『そんなこと言うなよ〜一緒に撮ろうや!』
と言ってスマホのカメラを内向きにした
『ほら、青葉笑って!』
写真に写ってる青葉はとても恥ずかしそうだった
普段は撮る側だから撮られるのはなれてないのだろう
『青葉緊張しすきだよ笑』
『だって〜』
2人で他愛の話をして家路につく
並んで歩いていると手が当たっている
これは手を繋いでいいって事なのか?
一瞬迷ったが意を決して
『手、繋ごうか?』
と言うと
青葉は黙って頷いていた
青葉の手はとても小さく暖かかった。
とても幸せな時間だった
こんな時間がずっと続けばいいのに
そう思わずにはいられなかった。
明日の肝試しを待たずして結構楽しんでしまった感じだ
明日はとうとう本番の肝試し!!
いいところ見せて今まで以上に距離を縮めたい!
がんばろ!
俺は胸の高鳴りを抑える事ができなかった