こっからスタートみたいな感じなので、のんびりみてくだされば幸いです
春と聞けば、皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
新しい学校 新しいクラス 新生活 などなど色々あるわけだが、昔の人はこんな言葉を残している
【春眠暁を覚えず】
まぁ簡単に言えば、春は陽気だからついつい寝てしまうって意味だったはずだ 詳しくは辞書を引いて調べてね テストに出るぞー
まぁこの言葉を言った理由は皆さん御察しの通り、、、
起床時間 8:30
遅刻アウトライン 8:30
「寝過ごしたぁぁぁ!!!」
遅刻である
言い訳はするつもりはないが、強いて言うなら目覚ましがポンコツになっちまったせいでこうなっているのだ
決して夜遅くまでネット麻雀してたからではない
第一日付変わってからの引きが強過ぎたら、そりゃあ朝までコースになるよ 俺だけじゃないはずだよ?
今時学生でも麻雀やるぐらいだし、俺以外もやってるやつはいるはず
ん?朝まではしない?うるさい
まぁそんなこんなで朝から全力で走ったおかげで、なんとか15分で登校できたわけだが
「遅いぞ崎原」
朝からこのおっさん見なきゃなんないのは罰ゲームか何かか?
「おはよーっす鉄人」
「貴様はいい加減名前で呼ぶ気にならんか」
ちっ うるさいゴリラだ
このまま呼んでもいいが、先日の恨みはここで少し返しておくのも悪くない てなわけで
「あー、えーっと、ゴリ村先生でしたっけ?」
「ほぉ、新学期そうそう補習を受けたいようだな」
「西村先生おはようございます」
うん、人にふざけた名前をつけてはいけないね
お兄さん一つ賢くなりました
「全く、あれほど注意したのに生活態度を変えるつもりはないのか」
「いや、今更俺が真面目になっても周りが引くっしょ?」
「そういう気遣いはいらん!まぁいい、それより受け取れ」
そう言って鉄人が封筒を差し出してきた
てかこれって、
「まぁ発表せずともクラスはわかってるだろうがな」
あ、やっぱりクラス発表なんだ
わかっていても開けてしまいたくなるのが性ってもので、中身を見ると、
【崎原 凪 Fクラス】
うん やっぱりね
「崎原、今更お前にとやかく言うつもりはないのだが、せめて試験ぐらい受けたらどうだ?出席日数は足りているのに勿体無いだろう?」
「冗談。俺が真面目に問題解いてても、どうせ途中で飽きるんだし、それなら受けても受けなくても一緒だろ?」
「はぁ、そう言うことだけは考えれるのだな」
呆れてる鉄人を横目に、俺は自分のクラスを想像する
確かこの学校はクラスごとに設備が違うと聞いたことがあるが、果たしてどれほどの格差なのかは全く知らない
まぁ今更見たところで何も変わらないんだが
「崎原」
考え事してたら鉄人に呼ばれた
「お前は素行は悪いし授業も寝てばっかりで、挙げ句の果てには試験すら受けない愚か者だ」
思ってる以上に言いやがるな,,,
「だからこそ,この一年お前以上のバカを見て少しはマシになれるよう励んでくれ」
,,,,いや,フォローのひとつもねえのかよ
「おいおっさん,流石に言いすぎじゃねえか?」
「む,まだ言い足らんぐらいだが」
「お疲れ様でーすっ!」
これ以上言われる前に教室に行こう
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さて,なんだかんだありつつも校舎の中に入ったわけだが,
「Fクラスってどこにあんだよ,,,」
そう,あのゴリ村のおっさんに教室の場所を聞き忘れた俺は,絶賛二年目の校舎内で迷子になっている
しかももうHRの時間ってこともあって,廊下には人っ子一人いやしない,すごく静かである
多分ここで『世界中にたった一人だけ,取り残されてしまった』などのセリフを吐けば,きっと何かしらの方法で世界を救う旅が始まるのだろうが,
あいにく一般ピーポーな俺には全く無縁の話である
「なんか,あいつが気に入りそうな話になるな」
余計な考えはいったん捨てて,本格的に教室をさg「あれ,凪?」
「ん?」
振り返ると,知り合いに遭遇
「なんだ明久か,遅刻か?」
「そういう凪も遅刻だろ?人のこと言えないよ」
吉井明久 俺の友人の一人で,バカって言葉をそのまま表したような奴
「さっきからすごく失礼なこと言われてる気がするんだけど」
「気のせいだ」
あと勘も鋭い
「そういや,凪ってどこのクラスなの?」
「んあ?試験すっぽかしたからお前と同じだよ」
「何してんの!?てか僕まだクラス言ってないんだけど!?」
「お前がF以外のクラスに入れると思うなよ万年バカ」
「なんだとこのギャンブルジャンキーが!」
「そんなに褒めても何も出ないぞ?」
「ちくしょう,その前向きさが羨ましい!」
何を言ってんだか
にしても,こいつよくジャンキーなんて言葉知ってたな
ま,どうせ漫画で似たような言葉でも出たんだろ 気にしない気にしない
「で,俺らの教室ってどこにあんだよ?」
「え?場所知らないの?」
「ああ,鉄人につかまってたら場所聞けなかったんだ」
全く,人の都合を考えないやつめ,,,
「えっと,ここがAクラスだから,あっちかな?」
そういって歩き出した明久についていくことにしよう
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「,,,おい明久,俺は一言も豚小屋に連れて行けって言ってないが?」
「凪,どうやらここがFクラスみたいだよ,,,」
拝啓文月学園の理事長様様
貴様は生徒の過ごす環境を少しでも考えたことがあるのか?
目の前にはさびれている壁,セロテープで修理した窓ガラス,よく見るとほこりが尋常じゃないくらいたまっている
そして目線を上げると,【2-F】と書かれた表札がプラプラついている
「マジでここ学校かよ,実は罪人の強制労働施設なんじゃねえか?」
「だとしたら確実にここは学校として終わっているよね,,」
「こんな場所ある時点で終わってんだろ」
今更だけど,試験を受けずにパチンコ打ってた俺をぶん殴りたい
「はあ,仕方ねえしいくか」
「そうだね」
ガラガラガラガラガラ
「うぃーっす,遅れましたー」
「すいません、ちょっと遅れちゃいました♪」
「早く座れ,このウジ虫野郎共」
豚ごy,改め教室に入ったとたんに,まさか罵倒されるとは
「って,なんだ雄二か」
「なんだとはなんだ」
こいつは坂本雄二 友人の1人で、図体と態度がでかく、たまーに頼もしいというよくわからん男だ
「てかなにしてんだお前?教師でもないのに教壇に立ってよ」
「先生が遅れるみたいでな、代わりに教壇に立ってみただけだ」
「先生の代わり?なんで雄二が?」
「一応このクラスの最高成績者だからな」
ほぉ、、、
「しかし嬉しい誤算だな、まさか凪までもFクラスにいるとは」
「俺の性格をよく知るお前ならわかってたろうが」
「お前は良くも悪くも予想を裏切るからな、てっきり上位クラスに行くんじゃないかと考えてた」
「随分と高評価じゃねえか」
まぁ実際のところ、試験を真面目に受けたからといって、俺がBやAといったガリ勉の集まりに混ざれるとは思えんがな
「ちなみに、俺らの席は?」
「適当だ。好きなとこに座ってくれ」
雑だな
ま、後ろの方に空きがあるし、そこにでも座るか
「おはようなのじゃ凪」
「よう秀吉、おはようさん」
こいつは木下秀吉 こいつも友人の1人で、演劇部に属している
女みたいな容姿をしてるが、本人曰く男らしい
「相変わらず夜更かしをしておったのか?」
「なに、この時間に間に合ったんならセーフラインだろ」
「予鈴のチャイムはなったがの」
予鈴?そんなもん知るか
「てかお前こそなにしてんだ?せっかく俺と優子でお前の勉強見てやったのに」
「うむ、姉上からも言われたが、やはり付け焼き刃ではどうにもならんかったのじゃ」
「お前は俺と違って真面目な性格してんのに、惜しいな」
「凪はもう少し真面目になれんもんかのぉ?」
お、こいつ言うようになったじゃねえか
「無理だよ秀吉、凪が真面目になるなんてありえないじゃないか」
っと、何言ってんだこのバカは
「ま、明久が俺より賢くなるよりかは可能性はあるな」
「失礼な!2年に上がった僕を今までと一緒と思うなよ!」
「なら明久よ、お主今回のテストの出来はどうだったのじゃ?」
「、、、秀吉、僕は過去を振り返らないんだ」
「「結局いつも通りか(じゃな)」
「2人してヒドイ!」
そう言って机に伏せる明久
第一俺に勝てると少しでも思てたとは、なんともまぁおめでたい頭してやがる
「む、先生も来たようじゃな」
この豚小屋もどきに入って来た先生に気づき、秀吉が呟く
なんともガリ勉が服着て歩いてるようなおっさんだな
「おはようございます、私がこのクラスの担任の、、、福原慎です、よろしくお願いします」
一度黒板の方を見たが、何もなかったかのように前を向きなおす先生
(おい、何があった?)
(黒板のところにチョークがなかったみたい)
どうやらこの学校は勉強させるつもりがないらしい
「次に設備の確認をします。座布団とちゃぶ台は全員支給されていますか。何か不備がある方は申し出てください」
『先生、僕の座布団綿がほとんどありません』
「我慢してください」
『窓ガラスからすきま風が入って寒いです』
「我慢してください」
『俺のちゃぶ台、足が折れてます』
「わかりました、木工用ボンドを支給しておきますので、自分で直してください」
マジでヒドイな
「では窓側の生徒から自己紹介をしてください」
「うむ、木下秀吉じゃ。演劇部に属しておる。1年間よろしく頼むぞ」
自己紹介か、めんどくせぇな
「、、、土屋康太」
第一自己紹介しても、自分の興味のあるやつじゃないと名前って覚えれんだろうし
「――です。海外育ちで、日本語は会話はできるけど読み書きは苦手です。あ、でも英語も苦手です。育ちはドイツだったので。趣味は―」
なんか面白い自己紹介してくれたら、覚えれるんだろうが、そうそう面白い自己紹介なんて、、、
「吉井明久を殴ることです☆」
なかなか面白い自己紹介じゃないか
「ハロハロー、吉井」
「う、し、島田さん」
あの女子、随分面白い趣味を持ってんじゃねえか
そんなこと考えてると、次は俺か
「崎原凪だ、1年間穏便に頼む」
こんなもんでいいだろ
さてと、
(悪い秀吉、雄二の自己紹介になりゃおこしてくれ)
(む、別に構わぬが、雄二の時は聞くのか?)
(ああ、なんだか面白そうなことが起きそうだしな)
それまでは、少し寝るとしよう
この時、寝てしまったことを俺はすごく後悔することになるんだが、それはあと数分後の話
続きは早めに書きます
長くなりそうなのでとりあえずここまでで!
メインキャラが揃い次第ミニテストを上げていきます