雪風の幸運に、あやかって人気が出ることを…
~とある鎮守部~
「しれぇ!雪風お使いから帰ってきました!」
「すまんな雪風、食料を買ってきてもらったのはいいんだが調理班が倒れこんでしまってな…」
「えぇ!どうしてなんですか!」
「よくわからんが近くで比叡を見たという奴もいるんだが…何をしてたか全くわからないんだ」
「では雪風、お料理を作ってみます!」
「だ、大丈夫か?せめて、手の空いてる奴に手伝ってもらえよ。あと、絶対に比叡には手伝ってもらうなよ?」
「はいしれぇ!それでは雪風お料理しに行きますね!」
「果たして…雪風に任せて大丈夫だったのだろうか」
「それでは、時雨さん!夕立さん!今日の皆の夜ご飯を作りましょう!」
「ところで、雪風は料理できるっぽい?」
「それが、したことないんです」
「えっ、じゃあ誰も作ったことがないのかい?僕も夕立も初めて作るよ?」
「と、とりあえずこの本に作り方も書いてありますしやってみましょう!」
………23分後
「と、とりあえず書いてある通りに作ってみたけれど…」
「写真と全然違うっぽい…」
「ど、どうしてでしょう…」
「夕立、雪風、仕方ないさ今日はこれで我慢してもらうしかないさ…(多分焼き加減とかが原因なんだろうけどそれ以外にも何かあるような気がするね…)」
「がっかりです…」
「ぽいぃぃ…」
「お?出来たのか?」
「しれぇ…すみません作戦失敗です…」
「ど、どうした?」
そこには焦げてたりした料理がならんであった。
「…雪風、時雨、夕立」
「なに?提督?」「ぽい?」「はい…」
「確かに、失敗したようだけどよく頑張った。俺じゃあ、あんなにうまくは出来なかった。」
「しれぇ」
「さあ、皆を読んで晩御飯にしよう」
「…はい!」
でも、いつかは…いつかはしっかりとしたご飯を作れるようになりたい!
「oh、これは雪風達が作ったんでーすか?」
「はい…」
「んー、落ち込む必要はないネ!三人で皆の分のdinnerを作ってくれてThank You ネ!」
「金剛さん…」
「(きっと、雪風には気遣いしてもらってると思っているよね…僕からはなにもできないや)」
ー夜ー
「はぁ、自分から料理を作るといっておいて…皆に迷惑かけちゃいました…」
どうしたら、お料理うまく出きるのでしょうか…
う~んわかりません……わからな………zzz
「む?もうこんな時間か…俺も寝るとするか…」
「夜戦だ!夜戦だぁぁ!」
「おい川内!皆寝てるんだから静かにしろ!」
「なに行ってるのさ!これからが本番じゃないか!」
「全く…ほら、雪風達が明日寝不足になってたらどうするんだ……あれ?雪風がいない?」
zzz……
「……きろ!」
フニャ?
「…そこの…きろ!」
「だれですかね……」
「そこの娘!寝ぼけてるな!起きろ!」
「は、はいぃ!」
目覚めると初めて会う30代くらいの男の人がそこにいました。
でも、どことなくしれぇにそっくりです。
「娘、名は何て言う?」
「わ、私ですか?」
「まだ寝ぼけているのか?お前以外いるものか」
回りを見てみると確かに人がいません!
「私は雪風です!」
「雪風と言うのか…駆逐艦と同じ名前だ…所でどうしてこんなところで寝ていた?戦争孤児か?」
「え?雪風が駆逐艦ですけど?」
「なにを言っているんだ?」
「あっ、なんでもないです!あの…ここどこですか?」
「…ここはまあ、かなり田舎の俺の畑だ」
「畑?あっほんとです!すいません踏んでました!」
「気にすることはない…てっきり農作物かっぱらいにきたガキかと思ってたがどうやら違うようだな」
「あの…」
「なんだ?」
「今って何年ですか?」
「嬢ちゃん、頭でも打ってるのかい?今は1945年の5月30日だよ」
「1945年…?しょ昭和ですか!?」
「きゅ、急に大声出すな!ああ、そうだよ」
「(あれ?今さらですけど確かそれって雪風の前世がいる時代…しれぇは確か民間人はそこまで海軍の駆逐艦とかまで知ってる人はいないとか言っていたような…)あの、どうして駆逐艦の名前を知ってたんですか?」
「ん?そりゃまあ親父が海軍でよ…雪風ってのに前のってたって話を聞いたのさ…俺は体が弱くてよ…こうやって田舎でせっせと畑を耕してるんだよ」
「へぇー」グー
「はは、腹減ってんのかよ。ったく…嬢ちゃん飯食うか?」
「いいんですか?」
「いい目をしてるからな…悪いやつじゃ無さそうだからな」
「あの、雪風はまだおじさんのお名前を聞いてません!」
「ん、そういえばそうだったな俺は寺内 次郎って言うんだ」
「じゃあ、寺内さん。雪風のことも雪風と呼んでください!」
「わかったぜ、雪風。じゃあ、飯にするか」
寺内さんは保存されてる大根、ジャガイモなど少しの食材で二、三食のおかずを作ってくれました!
「どうして、あれだけの食材でこんなにいっぱいの美味しいご飯が作れるんですか?」
「ん?雪風は料理とかできないのか?」
「はい…」
「女が家事できないと大人になっても嫁さん行けねぇぞ!全く、俺でよければ教えてやるがどうだ?」
「いいんですか?」
「いいんだ、いいんだ雪風を見てると何故だか幸せが降ってきそうな不思議な気持ちになるんだ」
「そ、そうなんですか?」
「ああ、じゃあまずは…雪風、ちなみに聞くけど料理は何回したことある?」
「一回です!」
「そりゃまだ、わからねぇな!おっしゃまずは包丁の使い方から教えてやるよ!」
「はい!」
その日、雪風は寺内さんから包丁から何から何まで料理の基本を教えてもらいました!
「と、まあ後は道具がないから口で言うけれど雪風は大根と豆腐いれた味噌汁を作ることにになったらどちらからゆで始める?」
「え~と一緒に?」
「ハズレだ、こう言うのは固いものから入れるんだぞ?まあ今の世の中味噌汁とかを食える状況じゃないけどな…」
「なるほど、ありがとうございます!寺内さん!」
「まあ、俺から言えるのはこれくらいかなあとは栄養バランスをしっかりと考えつつできるだけ少ない量で多く作る。今日言ったことをちゃんと練習してけばうまい飯を作れるようになるはずだ。さて、もうこんな時間か今日は寝よう」バタッ
「寺内さん大丈夫ですか!?」
「ははっ、気にするな行きなり立ち上がったからくらくらしただけだ。最近あまり栄養あるもの取ってなかったからな…踏ん張りが効かなかったんだ」
「ならいいんですけど」
「雪風はそこで寝な俺はこっちで寝る」
「はいおやすみなさい!寺内さん!」
今日はすごい、一日でした!後は実践あるのみです!
次回に続きます!
思ったより長い感じです。
ちなみに主は加古提督です。
雪風は主力艦の一人です。