タイトルがあれなのは仕様なのですが読みにくいですかね…
これは、我々にはまだ深海棲艦の存在があまり認知されなかった頃
艦娘という希望の存在が生まれた頃の話…
とある海辺の町に住む13歳の少年、名は
今日彼の住む町は空襲を受けていた。
深海棲艦が攻めてきたのだ。
空母4駆逐艦4巡洋艦3の深海棲艦機動部隊は瞬く間に町を焼き付くした。
「町が…家が…家族が…焼ける……」
13歳の少年にはショックが強すぎた。
目の前で家族が死ぬ光景を見たのだから…
だがそんな目にあっているのは彼だけではない、もっと幼い子だって似たような目にあっているのだ。
嗚呼、こんなとき希望は、艦娘は何をしていたのか?
だが、憎むことはできない。
まだ艦娘の数は足りていないのだ。
この近くに配属されている艦娘は 巡洋艦2駆逐艦3 緊急で作られた水雷戦隊一部隊のみ。
「海だ!海に逃げればきっと火は怖くない!」
友希は海に向かって走った、人の死骸を踏み時に敵の戦闘機に見つかりそうになっても瓦礫に隠れてやり過ごした。
「あっ、あれは!?」
友希は海に着いた、そこには空母ヲ級が倒れていた。
しかし、まだ深海棲艦そのものを知らない上に、深海棲艦を知っているものでさえ人型だと思っていない者が多い。市民の友希には、色白のコスプレイヤーか何かに見えたのだろう。
「きっとこの人も火から逃げようとして……まだ生きてる!」
「ヲッ…」
「大丈夫ですか?今安全な場所に運びますね!」
咄嗟に言ってしまったが自分だってギリギリじゃないか。とりあえず血の出てるところを手当てしないと、そう考えた友希は薬局に向かった。
友希は破壊された薬局から包帯を持ち出した。
そして再びヲ級の元に来た。
「じっとしててくださいね」
少し落ち着いてきた友希は人間とは違う部分に気付く。
血が青い、しかしそんな人もいるんじゃないか?と強引に自分を納得させ手当てをした。
「よし、もう大丈夫ですよ!」
「ヲッヲ」
もしかして外人の人なのか?何語なのこれヲッヲ語?いやなにそれ…と、友希は混乱した。
「えーと僕の言葉わかります?」
「ヲッ」
ヲ級は頷いた
ちょうどその頃、戦闘を行っていた他の深海棲艦は撤退していた。
ここにある鎮守府の水雷戦隊が、全中破以上の損害を受けつつも撤退まで追い込んだのだ。
「ヲッ(帰らなきゃ…でもダメ…)」
悲しい顔をしている、そう思いながら改めて顔を見ると色白で大人びているけどどことなく自分の年に近い雰囲気を感じ取った。
その後ヲ級を運び被害の少なかった山の前に来た。
「陸の人が炊き出ししとるぞ!」
「ほんとか!?行こう!」
この話を耳にし、空腹だった友希はヲ級を木陰に座らせてから、炊き出しをもらいに行くことにした。
「ここで待っててくださいね、今から炊き出しで飯もらってくるんで!」
友希は今更ながら何であの人の面倒を見ているのだろうと思った。友希はお人好しだった。
「すいませーん飯ください!二人分!」
「おう?二人分だと?」
「足の方に怪我をしててここまでこれないんです!」
「う~ん…お前一人で二個食うなよ?」
「信用してください!」
「ったく、ほら持ってけ!俺じゃなかったら1つしかやってないからな!」
ヲ級の元に戻った友希は、炊き出しのおにぎりヲ級に差し出した。
「ヲッ」プイ
「食べないの?俺が食べると陸の人に怒られるんだけど…」
「ヲッ…」
ヲ級は結局おにぎりを食べた
「さてと…家もないしどうしますかな」