何か書き物をしたいという願望はありましたが、敷居が高くてあきらめていました。
このWEB小説を読んで、自分が書いてもいいんじゃないか?
そう想い、書いてみました。
頭の中に映像が浮かぶものが書きたかったのですが、
文法等おかしいと思いますが、ご意見いただけると嬉しいです。
主な登場艦娘
叢雲 吹雪型5番艦 腰まである少し青みがかった銀髪、獣耳のような艤装を持つ。
白雪 吹雪型2番艦 茶髪のセミロングを後ろで2つ括りにしている、優等生ぽい。
雨粒が頬に当たり後ろに弾けていく、持ち上げられた体が今度は沈んでいく。
バランスを保つ為に、体を前に倒し体重移動した。
横にいるはずの娘を横目で捜すが、うねりが高くて見通せない
「見えるはずないわね・・・」
つぶやいたとき、視界の隅で持ち上がる波頭に何かが見えた。
気になって少し右に針路を変えてみる。
「生存者を発見したわ」
叢雲は隊内通信を入れて、発見した浮き輪に近づいて行った。
「生存者は男の子、意識はないが呼吸有り」
男の子は浮き輪にお尻を入れて、両手両足を水面にブラブラさせていた。
よく引っくり返らなかったものだ。
「叢雲、白雪は生存者を収容し帰投、吹雪、初雪は交代が到着するまで、ここで警戒して」
「了解」
旗艦の川内からの通信に返しながら、白雪が近づいてくるのを待った。
近海では深海凄艦も見られなくなったので久々の出撃だった。
内地に向かっていたヒ68船団が襲われて救援要請を発信。
朝から荒れた天候で待機中だった上、船団に一番近くの鎮守府だった私達が応援に出動した、
すでに深海棲艦は護衛に撃退されて後退していた。
しかし、何杯か輸送船が食われてしまった。
「叢雲~」
白雪が着たので男の子は叢雲が抱いて、白雪が周囲を警戒しながら帰投する。
「・・・ユウちゃん」
叢雲の耳は男の子が小さくそう叫んだ声を聞き逃さなかった。
顔を見たが青白く眠っているようだった。
「急ぐわよ」
叢雲はそう白雪に言って嵐の中速度を上げた。
うねりが少し収まって、ところどころに日が射してくる。
「そろそろかな」
やっと右手に沖ノ島が見えてきた、もう少しだ、そのとき、
「左舷で何か光りました」
前にいた白雪が不意に叫んで、取り舵を切って突っ込んで行く。
「叢雲はそのまま宿毛へ行ってください」
鎮守府の目と鼻の先のこんなところにまで深海棲艦が潜んでいるなんて、
背後から聞こえてきた爆雷の音から、逃げるように叢雲は湾内を目指した。
白雪は光った場所のあたりで、白いウエーキが消えていくのを見て、
爆雷の準備をし近づいた。
「対潜戦闘用意~、半速、爆雷てー」
ウエーキの消えたあたりに爆雷を叩き込んだ。
潜水カ級は嵐に紛れて商船を喰ってやろうとフラフラここまで来てしまった。
推進音が聞こえたので潜望鏡を上げて周囲を一回しする途中に、
艦娘が向かってくるのが見えた。
「シュー]
小さく唸ってカ級は一瞬、魚雷を撃つか潜水するか迷ってから潜った、
深く潜らないうちに、後ろから嫌な音が聞こえてきくる。
後ろを振り返りながら、斜め上を見上げる。
光の中に黒いものが沈んでくる、それを見たカ級は潜るのを止め
今度は避けるように浮き上がる
カ級の周りに沈んできた爆雷はカ級を追い越して沈んだ
通り過ぎた後の水面が盛り上がるのを見ていた妖精が白雪の肩をたたく、
「砲戦用意、撃ち方はじめ」
盛り上がる水面から、カ級が躍り出るのを見た白雪は、12.7mm砲をカ級に向けて浴びせた。
至近距離からの砲撃に、カ級は命中弾をもらい沈んでいった。
「お疲れ様~」妖精に声をかける。
「叢雲ちゃんは無事戻れたかな・・・」
嵐が過ぎ、夕日が斜めから白雪の顔をまぶしく照らす中、急いで叢雲の後を追う。
湾内まで来ると、警戒の交代で出撃する神通さん達とすれ違った
,
「叢雲、戻りました、生存者も一緒です。沖に潜水艦らしきものあり,白雪が対応中」
「分かりました、お疲れ様です、小隊、対潜戦闘準備、夜は姉さんの十八番ですけどね」
そう言って神通さん達は沖に向かっていった。
叢雲は埠頭に待っていた心配顔の明石さんと冷静に見える不知火に、男の子を預け、
すぐに白雪のところへ戻ろうとした。しかし、
男の子は意識が無いのに、いつの間にか艤装をぎゅっと握っていて離さなかった。
「仕方ないわね」
少し困った顔をしたあと、神通さん達に任せることにし、
明石さん、不知火と診察所へ走った。
走りながら叢雲は、何故か男の子が必ず助かると感じていた。
「提督、大淀です」
「入れ」
提督室のドアを開けると、窓の外を眺める広い肩幅が見え、その姿は少し疲れて見えた
「叢雲、白雪が生存者1名を連れて戻りました、帰投中、潜水カ級1隻を撃沈しました
三水戦に変わり二水戦が現在、海域警戒に当たっていますが、接敵報告はありません」
突然、サイドボードの上にあるラジオがニュースを流しだした
「政府発表、
本日南方からの船団が深海凄艦の襲撃を受けたが、これを撃退、損害は軽微
と官房長官からありました」
「大淀、呉の若造からは」
「ヒ68船団の損害は、コンテナ船2、油槽船1、貨客船1、沈没、それから第102護衛戦隊の
旗艦の鹿島が大破です。」
深海凄艦が出現してから4年が過ぎていた、後退し続けた人類は艦娘の登場で
かろうじて海に踏みとどまり、近海の保全と海上輸送を続けていた。
戦況が膠着し世の中には閉塞感が高まっていた、その中で、
政府は次第に情報を制限するようになっていた。
「ヒ68船団の航路にについては、事前に横須賀の護衛艦隊司令部から連絡がありませんでした」
「横須賀の茶坊主め」
提督は振り向き机の上の受話器を取り上げた。
初めて書きましたが連載できるか判りません。
ですが、書いているうちに自分で考えて、書いている感じではなく
かってに物語が進んでいく気がしました。
稚拙な文章ですが御意見いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。