転生したのは良いけど“個性”が強すぎてトラブルだらけです。「誰か助けてください」(試作) 作:croto
皆様、初めまして。
私の名前は紅 歩蘭(くれない ふらん)と言います。
勘の良い人はここで気付くと思いますがご想像の通り私は一度事故で死んだ後、『神様』とやらにランダムで転生させられることになり特典に汎用性のある東方projectのフランドール・スカーレットの能力とついでに容姿を貰い転生いたしました。
分からない人に説明すると金髪幼女で七色の宝石の付いた羽を持つ吸血鬼と記憶していればいいかと思います。
しかしこのフランドール・スカーレットの身体とその能力である『あらゆるものを破壊する程度の能力』は想像以上に厄介なものでした。
先ず第一に視界が『目』で溢れていて視界の邪魔でしかありません。更に『目』は壊れやすく軽く握っただけで壊れてしまうので迂闊に触れません。
次に身体が原因なのか太陽を浴びられません。それ以外の吸血鬼の弱点もありましたがそれは能力で破壊出来ましたがどうやら太陽だけはダメなようで太陽を浴びるとその部分が燃えてしまいます。
最後に定期的に血を飲まないと本家フランドール・スカーレットのように破壊衝動に駆られることです。
以上の三点が私の日常生活に支障をきたしているのだから『神様』は理不尽である。
というか容姿と能力だけを要求したのに何故『吸血鬼の種族』等のことまでつけられたのでしょうか?これでは『フランドール・スカーレットそのもの』であるようにしか思えません。
まあ、なってしまったものは仕方がないのですが。
さて、ところでですね。私の転生した世界が何処かなんですが。
意識が目覚めてからすぐに分かりました。
理由は至るところで“個性”という単語を聞くのでこの世界が『僕のヒーローアカデミア』であることは明確でした。
それにヴィランに遭遇したこともかなりの回数ある、というよりも外出時のヴィラン遭遇やトラブル遭遇率が合わせて100%なのはどうなのでしょうか?
何はともあれ、原作メイン舞台の雄英高校ヒーロー科に入学はできました。
え?太陽がダメなのに何でヒーローを目指したかですか?
実は肌を晒さなければ太陽は問題は無いようでパーカーとロングスカートで全身を隠すことで外出が楽になったのを切っ掛けに何と無くでヒーローを目指したのですが今は生活費とかが必要になったのが理由です。
なんて考えながら歩いているとビルの爆発事故に巻き込まれました。
登校の初日なのにこれはあんまりです。
そして最近巻き込まれることに慣れ始めたのは感覚として非常にまずいです。
なんとか収集がついたのは既に授業が始まっている時間。しかし今は爆発事故に巻き込まれた際に携帯を壊してしまっている。
私は学校に急ぐために空を翔び数秒後には学校に着きました。
『神様』の救済措置なのか羽は太陽を浴びても問題無いようで助かりました。
さて、学校についたことで教室に行く前に先に職員室に入ると数人の先生がいて理由を説明する前に怒られた。
それはそうでしょうね。連絡無しに遅刻して挙げ句の果てにはこんな時間に来たんですから。
しかし私が事故に巻き込まれていたことを話すと多少の許しは貰えたが警察に頼めばすぐに済んだ話だと言われて自分のミスに気付く。
その後、私はヒーロー科のA組で今は身体能力の検査をしているらしく私はその場所に向かいながらこんなことを思う。
『転生したのは良いけど“個性”が強すぎてトラブルだらけです。』
そして一言。
「誰か助けてください」
まあ、
助けてくれる人なんてこの世界には居ませんけどね。
何てったって私は独りですからね。
親も、
兄弟も、
古い友人も、
親戚も、
だれもが皆、
私がコワシチャッタンダカラ………ね?
続くかは不明