転生したのは良いけど“個性”が強すぎてトラブルだらけです。「誰か助けてください」(試作)   作:croto

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個性把握テストだそうですが別に“個性”を使わなくてもいいですか?「使う機会がありません」

どうも皆さん。

 

私は今、個性把握テストを受け終わった訳ですが改めて『神様』の理不尽と私の“個性”の扱いづらさが露見しました。

 

 

それでは回想をどうぞ。

 

 

 

 

 

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入学初日にビルの爆発事故に巻き込まれて見事に遅刻が確定した私でしたが空を翔ぶこと約5秒で学校に着くことが出来ました。

 

しかし爆発事故の時に携帯電話が壊れてしまったので連絡が出来ず先生方にかなり怒られてしまいました。

 

その後、遅刻の手続きを済ませて個性把握テストが行われているグラウンドに向かう。

 

因みに個人的にはあの長ったらしい入学式が無いことには賛成である。

 

グラウンドに着くと生徒の声が聞こえてきた。恐らく叫び声からして除籍が嘘だったと言われた頃でしょう。

 

取り敢えず集まっている場所に近づいていくと音に気付いたのか複数人の生徒と担任の先生のイレイザーヘッド、相澤肖太先生が此方を見る。

 

私は遅刻したことと自身の名前を言い、遅刻理由等が書かれた先ほど書いてもらった紙を渡すと相澤先生は流し読みするように読むと一言、「分かった」と言うと私の個性把握テストをすると言い渡す。

 

個性把握テストは原作通りの内容でしたが結果が散々で『神様』の理不尽と私の“個性”の扱いづらさを改めて感じました。

 

 

原作で印象の強いボール投げでは一投目、二投目共に0mという結果を出しました。

 

理由は一投目では力を入れ過ぎて握力でボールを破壊。

 

これは私自身がフランドール・スカーレットの身体能力に慣れていないのではなく日常生活に支障がないようにいつもは抑えているのですが、相澤先生が「思い切り投げろ」と言うのでかなり頑丈に造られていると思い込み、久しぶりに全力で投げようとしてボールを握るとバラバラに砕けてしまい自分でもビックリしました。

 

その時にやり直しを目で訴えてみましたが駄目なようでした。

 

二投目では力を調整して投げることは出来ましたが、途中でくしゃみをしてしまいそれが原因でボールの『目』を壊してしまい破壊してしまいました。

 

というかくしゃみのせいで無意識に『目』を壊すとか洒落になりませんから次からは気を付けましょう。

 

そんなわけで最終結果は0mとなってしまいかなり落ち込みました。

 

予想もしていなかった結果に顔が『FXで有り金全部溶かしたような顔』になった気がする。

 

 

気がするだけ。

 

 

 

気のせい、だといいなぁ。

 

 

 

そんな私は改めて『神様』の理不尽という名の余計な事と破壊の“個性”の扱いづらさを実感しましたが最後の種目が終わるまでには0mが些細なことだと分かってしまいました。

 

 

50m走では今回初の0秒台を出して皆に驚かれましたが初めて本気で走ったから今まで分からなかった事なのですがスタート地点のライン位置には小さなクレーターが出来ていてそこから地面を抉るように出来た溝がゴール地点まで伸びているのが見えた。

 

思わず目を逸らしてしまったが仕方がないと思いたい。

 

持久走では100周を越えた辺りでまだまだ余裕があったのだが時間が圧しているという理由で中断。

 

握力測定では握力計を軽く握った程度の握力だけで破壊。

 

生徒から変な目で見られた。

 

立ち幅跳びに至っては翔べるので意味がないと判断された。

 

反復横跳びでは秒間10往復で600回だった。

 

と、こんな感じにやり過ぎな結果にしかなりませんでした。

 

 

『神様』、いつも思っていましたが私はフランドール・スカーレットの容姿と能力が欲しかっただけで『吸血鬼としての身体』や『吸血鬼としての身体能力』は要らなかったんですよ。

 

 

 

 

 

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とまあ、こんな具合に『神様』の理不尽という名の『フランドール・スカーレットの身体能力』と“個性”に振り回された個性把握テストでした。因みに私は一応個性申請で『破壊の“個性”』としていますがドアや窓ガラスを触らずに壊した程度なので実際にどこまで破壊が可能かは私以外は知らない筈です。

 

 

理由としては『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』が強力すぎて人間まで壊せるなんて知られた場合を考えると嫌な予感しかしなかったからです。

 

そこに関しては『神様』からの『フランドール・スカーレットの身体能力』はある程度の誤魔化しが利くので感謝したいですね。

 

さて、そんなこんなで色々ありましたが個性把握テストで除籍にはなりませんでした。

 

というか私、地味に推薦入学なんですよ。

 

後、私が入学したことで誰かが入学出来なかったりするなんて原作崩壊は起こらず私を含めて21人のクラスとなっております。

 

私の個性把握テストが終わると八百万 百さんが近づいてきて「久しぶり」と言ってきた。

 

実は八百万さん。いや、ヤオさんとは推薦面接の時に会っていたんですよ。

 

その時に「合格してクラスが同じになれば仲良くしましょう」と言ってきたのでヤオさんが合格することは原作から知っていたので「私()入学出来たらね」と言っておいた。

 

これで原作崩壊なんかを起こしてヤオさんが入学出来なかったら申し訳なかったのですがそれは杞憂に過ぎませんでした。

 

 

さて、次のイベントは何でしたっけ?

 

 

ああ、戦闘訓練でしたね。

 

 

 

さぁて、どうなるんでしょうかねぇ?

 

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