転生したのは良いけど“個性”が強すぎてトラブルだらけです。「誰か助けてください」(試作)   作:croto

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お久しぶりです。


その後の話らしいですが私は知りません。「アナタがコンティニュー出来ないのさ」

モニターで見ていた生徒と先生は紅 歩蘭に恐怖した。

 

見ていた人たちがソレが放つ異様な雰囲気に恐怖と驚愕を口々に言う。

 

 

『キャッハハハハハハ』

 

フロアを映し出すモニターには観るからに様子のおかしい歩蘭とその隣で恐怖からか縮こまり青い顔をして震えている八百万 百が見える。

 

別のモニターには轟 焦凍が部屋を出ようと後ずさっていた。

 

 

『逃ゲルノ?逃ガサナイヨ!!

“キュッとしてドカン”』

 

しかし、その後ずさっていた焦凍に対して歩蘭は右手を向けると手の平を上に反す。

 

すると赤い結晶体のようなものに球体の膜が張ったまるで目のような見た目のナニかが現れるとソレを握りつぶした。

バギャッ

 

という何かが壊れた音がするとさっきまでは氷付けだったフロアの入り口のドアがひしゃげて開かないようになってしまった。

 

これはマズイ。

 

非常にヤバい状況である。

 

これにはオールマイトも対応が遅れる。

 

しかしそんなことをしている間に歩蘭が話し始める。

 

 

『私ノ名前ハフラン。フランドール・スカーレット。久シブリノオ外ナンダカラ遊ンデモイイヨネ!?

“禁忌:レーヴァテイン”』

 

その瞬間、歩蘭、いや、フランドールは黒く歪な形をした剣とも杖とも言えそうで言えないナニかがフランドールの左手に収まるとそれが天井を突き破る勢いで焔が噴き出した。

そしてそのまま横に振りかぶり一閃。

 

モニターが赤い光に包まれるとモニターは黒くなった。

 

その光景は凄まじく見ていた全員がただ呆然と観ているしか出来ていなかった。

 

しかしオールマイトはすぐに切り替えるとその他のモニターも見てみるが同様にそのフロアのカメラだけ黒く何も映さない。

 

しかし、その何も映さない中から一つの音声が聞こえる。

 

『あ、ぶねぇなぁ』

 

その音声は人の声で声の主は焦凍の声だった。

 

 

『ナニソレ?氷?ナラ壊レチャエ!

“キュッとしてドカン”』

 

音声から氷で防いだようだがまた爆発音と共に氷が砕ける音がした。

オールマイトはこれがもう事件や事故、ましてや訓練ではないと判断し訓練に使っているビルに向かう。

 

その際に意識があり、冷静になった生徒に他の皆を頼み現場に向かう。

 

 

現場に着くと既に何人かの先生がいた。

 

オールマイトに気付いたイレイザーヘッドが詳しい状況を説明させようとしたが他の先生が止め簡単な説明にして先ずはフランドールの抑止と他の生徒の救出が優先として行動することになった。

 

中に入るとそこは氷ついた壁しかなくフランドールがいる部屋の前に来るまでそれは続いていたためそれほどの範囲を人を傷つけず尚且つ核も傷つけずにやってのけたことにヒーロー達は驚きと称賛をした。

だが中に入るとそれは崩壊した。

 

オールマイトの力でドアを開けると始めに見えたのは黒だった。

 

いや、違う。

 

それはフランドールでそれが放つ狂気に当てられ幻視しただけであった。

 

オールマイトは瞬間的にフランドールに対して全力で拳を向けた。

 

ヴィランではない人、ましてや生徒に向けてワンフォーオールを使うのは先生としてはダメなのだろうが今はそれどころではなかった。

 

自身の第六感が全力でやらなければと訴えているのだ。

 

爆発的な衝突で辺りが砕け宙に舞う。

 

その隙にフランドールとオールマイトを置いて無事だったが混乱している百と明らかに様子のおかしい焦凍を連れて先生たちはビルから出る。

そこまでは話し合った対処が出来た為に成功とは言えるだろう。

 

 

そしてフランドールとオールマイトのいる部屋の視界が晴れる。

 

 

結果、フランドールには効かなかった。

 

『キャッハハハハハハ

残念!ワタシノコレハ“個性”ジャナイノ!

禁断:フォーオブアカi《ちょっと、黙ってて……》』

 

再びフランドールが叫んで何かを唱えようとしたが途中で声が二重に聞こえフランドールが右手(・・)を伸ばすと、現れた結晶体を握りつぶす。

 

するとフランドールの体が爆発し何かを呟きながら倒れ込む。

 

 

「紅少女……君は一体……」

 

そんなオールマイトの独り言に答えられる者は今はいない。

 

そして倒れる直前に聞いた彼女の言葉の意味を考える。

 

 

《アナタがコンティニュー出来ないのさ》

 

その答えはまだ誰にも解らない。

 

 

 

その後、歩蘭含めた生徒全員が意識を取り戻して帰宅した学校の職員室で一人、ある人物の資料を広げ纏めている人物。

 

イレイザーヘッド、相澤肖太は悪態を吐く。

 

そこに書かれていたのは今回、災害になりかけた紅 歩蘭のことだった。

内容としては両親は数年前に事件で他界していて現在は一人暮らしということと“個性”が想像以上に危険なこと、更に両親が亡くなる直前まで父親から日頃から暴力や暴言、所謂虐待を受けていてそれが原因で記憶が飛ぶことがあり多重人格になっている恐れがあること。彼女を中心にあらゆる事件や事故、災害にヴィランとの接触と何かしら巻き込まれることが多いことだった。

 

はっきり言うと巻き込まれ方や回数が尋常ではなかった。

 

中学校からの出席簿から遅刻が多く気になってはいたがそれがほぼ毎日だとは気付かなかった。

 

また、多重人格については今回のことで確定した。

 

歩蘭が目が覚めた時は記憶が戦闘訓練の開始時から無く、目が覚めたら寝ていたと言っていた。

そのことから紅 歩蘭の人格とフランドールと言った人格と可能性としてもう一人、人格があることが分かった。

 

彼は先生になってから多くの生徒を除籍したが今回初めて除籍の可能性がある生徒を除籍すべきか迷うことになる。

 

彼女のフランドールの人格がヴィランになる可能性が棄てきれずもし、ヴィランになれば被害が尋常ではないだろう。

 

確かに個性把握テストでヒーローとしての"個性"のコントロールや身体能力に関しては問題はないが人格に問題がある。

 

それを学校の会議で話すと意外にも意見は別れた。

 

方やヴィランになる恐れから学校で何とかする方がいいと言う意見。

方や生徒への"個性"の危険や人格の危険性、他生徒の親のことを考えて在学させるべきではないという意見で別れた。

 

そもそも、彼女は推薦で合格していて向こうの学校が彼女は優秀だと薦めてきたのだ。

 

実際、成績や"個性"、身体能力などヒーローとして間違いなく優秀だった。

 

だから除籍するか否かが判断をしづらいのだ。

 

その翌日、彼女の在学が決まった。

 

理由としては人格をコントロール出来るようにさせることになったからだ。

 




此方の記号とか書き方があやふやになってしまってますね。
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