~羽衣狐の屋敷~
剣帝「Zzz……」
剣帝は自分が寝泊まりしている部屋で布団に包まりすやすやと眠っていた
~???~
木造の大きな屋敷だが、どことなく洋式も混じった謎の場所で赤髪の男性と白髪の女性が幸せそうに抱き合っている様子を剣帝が見えている
剣帝「これはいったい?うわっ!」
剣帝が二人の様子を観察していると突然服の後襟を掴まれて剣帝は屋敷の外に引っ張られて行った
~羽衣狐の屋敷~
剣帝「んんっ……あぁ…ふぁーぁ、何だか良い夢を見ていた気がする、昔みたいに夢の内容を思い出せないのは辛いなぁ…」
剣帝は上半身だけ布団の上で起こした状態で顔に手を当てて頭をブンブンと左右に振ってから立ち上がった
剣帝(まぁ、思い出せない夢よりも…最近疑問になっている事を確認しに行くかな)
剣帝は右手の形状を変化させて黒いフード付きのマントのような物を創り出し、全身に纏って屋敷から出て行った
~15分後~
剣帝が屋敷から出てから草原を高速で走り続けていると、木造の住宅が見えてきた
剣帝(そろそろ怪しまれないように止まっておくか)
剣帝は住宅を見てから急激に走る速度を落とし、ゆっくりと歩き始め、住宅地へと近づいていく、すると、住宅がある場所は里のようになっている事が分かった、そして、その里の入り口らしき場所に二人の屈強な男が槍を持って立っていた
男A「止まれ、何者だ」
剣帝「スミマセン、ここから少し離れた別の里から歩いてきたのですが。道に迷ってしまって…」
剣帝がフードを被ったまま頭を下げると男達は疑いの目を向け続ける
男B「怪しい奴め…その被り物を取れ!」
剣帝「…里の戒律で脱いではいけないのですが…信用を得る為には仕方無いですね」
剣帝はフードをアッサリと脱ぎ、顔を男達に見せた、剣帝の顔などはフードを被る前とは違い、狐耳等が消えている、ただの銀髪のイケメンに変わっていた
剣帝「これで、問題無いですね?」
男A「あ、あぁ…通れ」
剣帝「それでは失礼します」
男B(この男、やはり少し怪しい…)
剣帝は男達の横を通り過ぎると少しニヤリと笑みを浮かべてから里の中に侵入した
剣帝(里の中には結構人が居るみたいだな)
無銘『多分、俺らが住んでる地域にゃ人が寄り付き難いんだろ』
剣帝は無銘と心の中で話しながらキョロキョロと視線だけで周りを見回して居た、そして、見回している内に人が集まっている建物を発見した
剣帝(あそこなら情報が集められそうだな)
無銘『さて、情報収集と行くか』
剣帝は無銘と話した後に人が集まって居る建物の中に入って行った、中に入ると即座にツンと鼻に何かの匂いが漂ってきた
剣帝(この匂い……ここは酒場か)
無銘『情報収集にゃうってつけだな』
剣帝はまた無名と話しながらキョロキョロと視線だけで周りを見回してから一番情報を持っていそうなマスターのそばに椅子に座りに話し掛けた
剣帝「スミマセン、ここ近辺に妖怪とかって居ます?」
マスター「アンタ、旅人かい?」
剣帝「えぇ、まぁ、はい、それでさっきの質問なんですが」
マスター「居るねぇ。それも凶悪なのが」
剣帝はマスターの話を聞きながら思考を巡らせてマスターの言っている妖怪を当てに掛かった
剣帝「その妖怪ってどんな姿ですか?」
マスター「俺が聞いた話じゃ、大きな体に赤い肌、そして、頭には一本の大きな角が生えた鬼だそうだ」
剣帝(この前戦った鬼の上位系か…)
マスター「さて、他に質問はあるか?」
剣帝はマスターの話を聞いていて出てきた凶悪なのの情報を得ると座っていた椅子から立ち上がった
剣帝「いえ、もう有りません。有難う御座いました」
マスター「あぁ、今度はちゃんと酒を飲みに来いよ」
剣帝は酒場から出て行き、外に出ると同時にマスターに手を振って去って行った
無銘『オイッ、剣帝』
剣帝(何だよ無名)
無銘『例の一本角の鬼って、勇義の姐さんじゃね?』
剣帝(…………充分あり得るな)
剣帝は無名とまたもや精神内で話しながら歩き、里の外へと出てから帰って行った
剣帝「取り敢えず、当初の目的だった人間の有無と敵対的かどうかは確認出来た」
無銘「確実に敵だな、何時かは戦う羽目になりそうだ」
剣帝はフードを被って全力で走り、屋敷へと帰って行った
はい、毎度お馴染みの俺です。
今回も最後まで読んでいただき有難う御座います。
今回の話では剣帝が人里で情報収集してまたね。
情報は何時の時代も大切な武器ですからね。
何かしらの弱みを握れば人を脅せますし、情報を握っていれば先手もとれます。
そういった事で情報は大切な物ですね。
さて、今回の後書きはこの辺で終わりますかね。
それでは、たあ次なる砂の舞う幻想でお会いしましょう