~屋敷付近の森~
剣帝「飛翔斬!」
鎧男達「「グアァァァ!!」」
剣帝は鎧姿の人間達の中に回転しながら突き刺さるように突っ込み、軽々と男たちを吹き飛ばした
鎧男α「やはり君が出て来るか…」
剣帝「ニぃ、四ぃ、六ぉ、八ぁ…予想より多く残ったなぁ」
無銘『なら、どうするんだ?この人数相手はお前でもキツイだろうなぁ?』
剣帝「………ハァ、やぶさかだけどお前にも手伝って貰うか…起きろ、無銘」
無銘「あーいよっと!」
剣帝は自分を包んでいた蝙蝠の翼を黒いマントに変化させると右手から黒い刀を作り出し上空に投げた、すると、その刀に引っ張られるように剣帝の右腕が離れ、上空で無銘の姿になって剣帝の背後に降り立った
無銘「んで、お前は俺無しでどうやって戦うつもりだ?」
剣帝「あぁ、それはね、これを使う」
剣帝が左手を斜め下前に突き出すと刃が剣帝の髪色の様に白銀になっている両刃の直剣が現れた
無名「おー、お前の記憶になかった武器だな、新作か?」
剣帝「いや…何だか母上の力を分けて貰ってからモヤモヤと体の内側にあった物を出してみただけだ」
無銘「ふぅーん、そうか…剣帝よ多分それはお前だぞ」
剣帝「そうなのか…それじゃ出来るかも知れない事とか知りたいし、試すとしますかね!」
剣帝がブンブンと剣を振るってみると軽々と人間の鎧を切り裂いた
剣帝「切れ味は良しっと、それじゃ行くよ、無名」
無銘「あいあい!」
剣帝と無銘はそれぞれ逆方向に走り出すと鎧姿の人間達の中に突っ込んで行った
鎧男A「単騎駆けとは随分と阿呆なやつだ!」
鎧男B「もらった!」
鎧姿の人間達が剣帝に向けて剣を振り下ろしたが、剣帝に剣が当たる前に剣帝の剣が黒く染まりその剣から出て来た闇に弾かれた
鎧男A「何だこりゃぁ!」
鎧男B「ならば、下から狙うだけの事だ」
剣帝「残念、それは不可能です」
鎧男達「「グハッ!」」
鎧姿の人間達は剣帝の剣から放出されている闇を回避するように剣を振るうが剣帝も自分の影を操り、鎧姿の人間達を攻撃した
~無銘サイド~
無銘「クカカッ、楽しそうに遊んでるなぁ、剣帝」
鎧男C「隙有りぃ!」
鎧男D「その首、貰ったぁ!」
無銘「クカカッ、残念ながらそれは叶わんなぁ」
無銘はケタケタと笑いながら後ろから振るわれて来た鎧姿の人間達の剣を平然と見もせずに持っている刀一本で弾き飛ばした
鎧男C「くぅ…見もしないで我々の攻撃を防ぐだと……貴様!我々をナメているのか!?」
無銘「あぁ?俺がお前等をナメているかどうかだと?クカカッ!なら、一つ聞くがよぉお前等が羽虫に向けるもんなんぞ精々ウザい程度の意識だろ?俺がお前等に向ける意識なんぞその程度だっての」
鎧男D「俺達が…羽虫…だと?」
無銘「あぁ、そう言ってるつもりだが?」
無銘が鎧姿の人間達を挑発すると人間達は激昂して突撃して来たが、無銘はその姿を嘲笑いながら振り返った
鎧男C「半殺しにして我々を侮った事を後悔させてやる!」
鎧男D「死ねぇ!!!」
無銘「( ^ω^)おっおっ、そんなノロマな攻撃じゃ俺には当たらないお」
鎧男達「「ナメるんじゃねぇ!」」
無銘は激昂している鎧姿の人間達の剣をヒョイヒョイと避けながら更に鎧姿の人間達を煽り続ける
~剣帝サイド~
剣帝(無銘の奴、遊び始めやがって…)
鎧男A「余所見とは余裕だな!」
剣帝「別に余裕なんて有りませんがねぇ?」
鎧B「その発言が余裕というものだ!だがしかし、その余裕何時まで続くかな!?」
剣帝「うおっと、危ない危ない」
剣帝は鎧姿の人間達の剣を紙一重で躱しつつ、少し後ろに後退して鎧姿の人間達の方向を向いた
剣帝(さぁて、お試しだ!)
鎧B「何だ…それは」
鎧A「空中に…剣が、浮いている」
剣帝「行けよ、ファ○グゥ!」
剣帝が自分の剣に魔力を流しこんで頭の上にアーチを描くように振るうと、その軌道上に大量の剣が生成され、剣帝はその剣を鎧姿の人間達に向けて投げ飛ばした
鎧男A「グアァァァ!」
鎧男B「ギャアァァァ!」
剣帝「やはり出来たか、うん、実験成功っと」
剣帝は剣を作り出せた事に納得すると鎧姿の人間達に背を向けた
はい、毎度お馴染みの俺です。
今回も最後まで読んで頂き有難う御座います。
今回の話では剣帝と無銘が暴れる話となりました。
まぁ、剣帝は真面目に戦ってたとして無銘は完全におふざけで戦ってますね。
まぁ、無銘もそれだけ強いから仕方ないんですけどね。
さて、今回後書きはこの辺で
また次なる砂の舞う幻想でお会いしましょう