仮面ライダーに変身して運命は変えられるだろうか?   作:神浄刀矢

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進むべき未来

「ここから見ても、特に何もないのに」

「違う位相ですからね」

真二とニャル子の2人は、改めて和真が消えた場所に戻って来ていた。

何も出来はしないだろうことは薄々分かっていたのだろうが、真二が行こうと言ったのだ。

無論そこには雪原もなければ、アンティーク調の街もない。

ただ住宅地があるだけだ。

けれどどこか、可能性に賭けていたのかもしれない。

無力な自分にできる何かがあると、信じていたのだと、そう思う。

「ホントは何か策があったりする?…って聞こうと思って」

「そう思います?」

「ピンチはチャンスみたいな人達だと思ってた。八坂家って」

「これに限っては何とも言えませんよ。和真の独断だったというのも、理由の1つではありますけど」

「まぁですよねえ…」

「バイクが残っていないか聞いてみます?」

「バイク?父さんも使ってたアレと同じような?」

「ええ、まぁ。予備くらいあるでしょう」

「可能性がゼロじゃないなら、それに賭けるしかないか」

僅かな可能性に賭け、2人は銀アト子にバイクについて聞くため、家に戻るのだった。

 

***

 

先程まで白かった一面の雪原は、先程の和真と魔王の戦いの余波によって、最早その原型を失っていた。

オーマジオウの変身は解け、変身者は気絶しているらしかった。

一方でオーマジオウを打ち砕く一撃を放った和真はというと、全体的にボロボロなのは最早言うまでもなかったが、その代償は当然ながら相当大きかったと見える。

「その腕…直ぐには治らなそうだな」

「あ、ああ、だがまぁいずれは治るさ」

自分と瓜二つの青年がボロボロになっているのは少々違和感があるのは否めないが、青年は大丈夫だと言い、起き上がった。

「しかしどうやって向こうに戻る?フィールドを元々展開したのは俺なわけだけど、それを上書きというか、したろ?なんか変なことになってたりはしてないよな?」

「上書きというか、まぁそうだな。少し骨は折れるだろうな」

「オーマジオウは…この常磐ソウゴはどうするつもりだ?まァ、俺は連れ帰るべきだと思うけど。仮面ライダーの力も返す必要があるだろうしさ」

「当然連れ帰る。爆弾付きのチョーカーくっつけてでもな」

「わーお」

物騒なことを言いながら、青年は伸びている常磐ソウゴへと近づく。

完全に気を失っていると見える。どうやら寝たふりでは無さそうだ。

青年がソウゴの身体を起こすと、時計を彷彿とさせるアイテムがいくつも出てきた。

「これは…俺にも向けられたヤツだ」

「ライドウォッチってアイテムだな。簡単に言うと、これで仮面ライダーの力を奪えるわけさ」

「へえ、だからコレで吸い取られてたわけか。おっ、これタドルレガシーのやつか」

「ほれ、レンゲルとカリスのウォッチもあるぞ。彼女達に持って行ってやれ」

「あ、ああ」

和真は投げ渡されたウォッチを受け取るが、これを渡されたとこでどうしろというのだ。

「これだけ貰っても、向こう戻らなきゃ意味ねえ。なんなら使い方知らんわ」

「まあ確かにな。使い方は回してボタン押すだけさ。っと、何なら常磐ソウゴが1番お荷物だったか」

青年はそういうと自身の内ポケットから1枚のカードを取り出すと、常磐ソウゴに向けて投げ飛ばした。

カードはぽすっ、と服の上に落ちたかと思うと、刹那に常磐ソウゴの身体はそのカードへと吸い込まれて行った。

「ラウズカードかよ」

「まぁそのシステムの応用だ。これで犯罪者の拘束なんかもかなり楽になったんだ」

「へえ、すげえもんだな」

青年はソウゴが吸い込まれたカードを拾い上げると、再び内ポケットに仕舞った。

腕は大丈夫なのか正直気になるところだが、今は向こうの世界に戻る事の方が優先すべきだろう。

雪原を歩き出したところで、和真は瓜二つの姿をした青年に問いかけた。

「正直俺はアンタをどう呼ぶべきなんだ?俺と同じとか言ってた気がするが」

「そうだな、俺は正確には仮面ライダーブレイドじゃない。だが八坂和真という人間であることに間違いはないからな。ミライで良い。未来の和真というのも面倒だろう」

「分かった。だけどミライ、それならアンタは『仮面ライダー』であることを放棄したのか?」

「俺もお前と同じように旅をした。そしてその結果、仮面ライダーブレイドの力は手放しても良くなった。それだけさ」

「さっきの腕のアレと関係してるのか?」

「勘のいいガキは嫌いじゃないぜ。まあアレは撃ったら当面は使えなくなるから、あまり連発もできないがな」

そう言って青年は首をすくめる。

「じゃあ何なんだ?」

「似たようなモンをお前も使ってただろう。だがまぁ、それよりかは多少強力ではあるかもな」

「ロイヤルストレートフラッシュ…か」

「いずれ答えは分かる。だが今は向こうに帰ることの方が優先事項だ」

「おい、片道切符で帰れないとか言うんじゃないだろうな」

「…」

「嘘だろ」

「流石に冗談さ」

そう笑って彼は懐からライドウォッチと似たようなアイテムを2つ取り出し、雪の上に放り投げる。

そのアイテムはあれよあれよと言う間に姿を変えていき、数秒後、それぞれ見覚えのあるバイクへと姿を変えた。

「なんか俺が乗ってたのと似てるな」

「ベースは同じだ。次元移動機能も同じように備わってる」

「でもアレって無くなったはずじゃ…」

「お前と俺は違う。ブルースペイダーが壊れない未来もあり得る。俺の方はそうだったってだけだ。これからどのような人生を歩むのか。些細な事がきっかけで、全てが変わっていくってことは覚えておくと良い」

「バタフライエフェクトってヤツか」

「そうだ。可能性は無限大って言葉があるだろ」

「まぁ、分かった」

「そのバイクの扱い方は分かるな?」

「問題ない」

「それはお前にやる。今後上手く使っていってくれ」

「そこは善処する。しかし例の腕のことは、いつ明かしてくれるんだ?」

ディスプレイを操作し、座標を出しながら和真は問う。

「次の機会にな。今度は普通に会えると良いが」

「平和な世界で、か」

あやふやな答えではあるが、また会えることはほぼ確定した。だがそれは言い換えれば、戦いに身を投じることになる、ということでもあるのだろう。

(今度は何があるっていうんだよ)

答えはまだ分からない。

だが進むしかない。

バイクのアクセルを全開に、八坂和真は光の中へと走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 




はいどうも、安定した低クオリティでお届けしております。
なんというか…また旅始まりそうですな。
今度は真二もバイク乗るなぁ、こりゃ。
5Dsを見たので、少し影響されている気がします。
レッドデーモンズドラゴンのデッキ作ってる途中なのに、友人が赤き竜を出して来るんだよ。
漫画版の方のさ。
1ターンでそれはキツいってば…
トロイメア入れてないから、トークン排除できねーんだよ。
激流葬も入れてなかったから、ぶん殴られたわ。
それで堕天使デッキだったしね、しかも。
つーか閃刀機で地縛神出すのもどうかと思うよ…
ダークシグナーじゃん…
もう俺がレッドデーモンズドラゴン作るしかない。
ここで遊星のデッキを作らないあたり、少しズレてるのかもしれん。
遊戯王始めて最初のデッキがトリックスターだったしな。
ブルーエンジェルかわいいよね。ゴーストガールも良いものだよ。
太ももとかね。見下されたいね。
あとはブラロの強化来たから、作ろうか悩む。カードが高いっぽいから、あまり手が出せないけど。
ブラロって省略すると、ブラックローズかブラッドローズか分からなくなるな。
とまぁ、遊戯王トークはここらへんにして。
しかしどうするかな。
また旅に出るとしたら、どこかの世界に行くんだろうけど。
色々作品漁ってみるから、更新はだいぶ先になるかもね。
あとはウィッチーズのロードトゥベルリンの2巻を買おうとして買えてないので、少しテンションが下がっております。
CDの方は欠かさず買ってるんだけどね。
つーかほぼ遊戯王とウィッチーズの話ばっかりだなァ…
デアラは4期がまだ放送されてないはずですし。
バレットを毎巻買ってる以外は、特にこれと言った動きはないですかねぇ。
最近はあとはアレだな、メインデッキとエクストラデッキのスリーブをどうするかで悩んだりね。
カップリングでやるか、声優繋がりでやるか。
意外としょーもないようで、難しい問題。
じゃ、またねー
デュエルスタンバイ
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