仮面ライダーに変身して運命は変えられるだろうか? 作:神浄刀矢
「なぜ?」
開口1番、銀アト子はそう答えてきた。
こちら側からアクセスする事が不可能に近い、和真の元にバイクで行こうと言うのだ。
しかし問題はそこではないことは、お互いに分かっている。
バイクは和真のもの、カリス、レンゲルのものをカウントすれば3台となるが、和真のバイクはロストしているし、カリスやレンゲルのは私物となっているので貸しては貰えないと見て良い。
「何でもいいんだ。別の世界に飛ぶ事ができるのなら」
「未来から来たと言う割には、何かしらそういうのは持っていないの?」
「あのタイムマシンは今は使えないんだ。中身が少しイカれてしまってさ」
「そう」
僅かに考え込むような素振りを見せたが、彼女は口を開いた。
「テストをしていないもので良ければ、渡せないこともないけれど」
「テスターならついでに俺がやるよ。無事に帰ってくる事ができれば、テストは成功って事になるだろ」
意気込む真二に対し、アト子は懐から端末と黄色い小さなボトル1本、取り出す。何をするのかと思えば、アト子はボトルをその端末に挿し込むと、軽く放った。
空中でひと回りふた回りすると、落下しながらその端末はバイクに変形した。携帯端末がバイクになったのである。
「…何これ」
「マシンビルダー。携帯にもなるバイクね。一応時空転移のシステムは組み込んであるけれど…」
「テストはまだ、と。それなら任せてくれ」
「1つよろしい?」
「うん」
「家の中でバイク展開しないでくださいね」
「あ、はい」
というわけで場所を家の外に移し、改めてマシンビルダーを展開。
初見ではあるものの、扱い方はどうやら自然と分かるらしい。これも八坂家の遺伝というヤツなのだろうか。
そこらへんを細かく気にしている余裕は、今は正直ない。何はともあれ急いで出発せねばなるまい。
「そういや座標分かんないや」
「特殊なプログラムを入れてあるから、彼を追跡してくれるはず」
「マジかよ、すげえなぁ」
驚きつつもエンジンをかける。ガラスの破片のようなものが浮遊する光の中へと、真二は突っ込んでいった。
残されたアト子とニャル子の2人。ニャル子は半ば分かっていたような表情を浮かべ、旧知の友に言う。
「特殊なプログラムって、和真の生体データでしょう」
「気づいていたのね」
「あのバイクは初めから、和真に渡すつもりだった。まぁ、彼の息子が使う事になるとは思いませんでしたけれど」
「悪くはないでしょう。原点回帰って」
「3年くらい前と同じくだりはやりませんけどね?…最もこのまま何事も無く終わってくれると良いんですが」
「そうもいかないと思いますけどね」
***
ニャル子やアト子がそう言い合っている頃。
太陽が差す大地に彼、八坂和真の姿はあった。
バイクを用いてメタフィールドからの脱出に成功したのは良かったものの、辿り着いた先の景色は彼が望んだそれではなかった。
見慣れた住宅地はそこにはなく、広がるのは熱砂によって形作られた広大な土地。
「あっづい…」
昼は暑く、夜は寒いということで知られる、一面の砂漠。
どこの砂漠か一瞬では流石に分かりかねたものの、遠くにピラミッドらしきものが見えることから、恐らくエジプト付近と思われる。
アフリカ方面の言語は微塵も学んだ記憶がなく、正直挨拶すらどう言うのか分からない。
座標を自身の家のところで固定したはずなのだが、こんな砂塵吹き荒れる大地に送ってくれるとは、未来の技術も中々に適当に出来ているらしい。
少し離れたところに倒れているバイクを起こし、ディスプレイを弄ってみたが、ウンともスンとも言いやしない。
ご丁寧に壊れてくれたと見える。
ライドウォッチの形には戻るようなので、仕方なく戻して懐に仕舞うと、和真は人影を求めて歩き出すのだった。
はい、どーも。
低クオリティで知られるクソ作者でございます。
進路やらなんやらで、色々とあったんですけれども、まぁ、そこはそれ、なんとかなるかなと。
ならんけどさ。
色々と疲れるんだわ、こう、都会の方で暮らしてるとさ。
でも自分の色は大事にしたいんだ。
アイデンティティというかさ、自分自身を無くさないようにね。
地元の友人とも話したんだけどね。
都会の方で暮らしてみて思ったんだ。
都会の方で知り合った知人て、自分の色が薄いような気がして。
別に悪いわけじゃないし、臨機応変に生きるのは、その人の生き方なんだと思う。
でもなんつーか、極端に言うなら、自分の好きなものを堂々と真正面から好きだと言える人間で居たい。
流石に辛気臭くなりそうなんで、話題変えましょ。
和真くんの話だけど、一旦アフリカの方に舞台は移ります。
まぁ見れば分かると思う。
つーわけでここからは、またウィッチも出て来ます。
ハンナとか加東圭子とか出てくるよ。
漢字合ってるよね?
ちなみに加東圭子は1期と2期の間を描いた、キミとつながる空にも出て来ます。
ルッキーニにパイオツ揉まれたり、揉まれたり。俺得だった。
ま、真二と合流して帰るまでが、これからの大まかな流れだろうな。
じゃあ、またねー
ま、レッドデーモンズドラゴンのデッキ完成させとこ。
我が魂。
つーわけでデュエルスタンバイ。