仮面ライダーに変身して運命は変えられるだろうか? 作:神浄刀矢
剣崎真奈と名乗ったウィッチに連れられ、和真はストームウィッチーズの基地へとやってきた。
やってきたと言うより、抱えられるような形で運ばれてきたと言う方が、的確だったかもしれないが。
バイクを使う事もできないことはなかったのだが、真奈が運んでいくと言うので、彼女の言葉に大人しく従ったのである。
(しかし基地っていうか、これキャンプだよな)
過去に501や506の基地を訪れたことはあり、基地というものに対してそれらのイメージがあったのは否定出来ない。
砂漠の基地というのは訪れたことはなかったから、少なくとも煉瓦造りなどではないだろう、程度には考えていた。
最もテントなどを集めて基地を作っているのは、想像していなかったけれども。
「剣崎真奈、帰還しました」
「ご苦労様。後ろの彼は?」
出迎えてきたのは扶桑ウィッチの女性。
巫女服に近い装いをしており、それが彼女のウィッチとしての正装なのだろう。
彼女の実年齢は20歳を超えているのだが…外見は10代後半のようでもあり、しかし場数を踏んできた経験者の雰囲気を醸し出す。
(加東、圭子…穴拭智子や加藤武子と同期だったか)
扶桑海事変で空に上がったという話を読んだことがある気がするが、うろ覚えなので間違っているかもしれない。
だが『ストライクウィッチーズ2 オフィシャルファンブック コンプリートファイル』にマルセイユとハルトマンの共同戦線の詳細が記されており、その本の中間部分くらいにアフリカサイドについても記されていたことは覚えている。
確かその時点では扶桑陸軍少佐になっていたはずだ。
あの話は加東圭子の語りだったから。
アフリカでの戦績のおかげもあって、着任時から昇進したのだろう。
とはいえ、初対面で少佐と言ってしまうと、それもそれで怪しまれるかもしれない。
こちらは501や506のウィッチと多少交流はあったが、1945年でも2020年でもアフリカを訪れたことはないし、マルセイユと会ったこともない。
最も向こうがこちらを知っているという可能性は、ゼロではないのだが。
ひとまず天幕の中に招き入れて貰い、加東圭子と和真は向かい合って椅子にかける。
「どうも、初めまして。八坂和真です」
「八坂和真…君がね。私は加東圭子。ストームウィッチーズの隊長をしているわ」
やはり知られていたらしい。
ミーナ隊長か、坂本美緒少佐か。面識はあるはずだが、上層部に第三者が漏らした可能性も捨てきれない。
506は特にそういう暗部に近い場所だったということもある。
「俺を…知ってるんですね」
「ええ、欧州から情報が流れて来るのよ。501と506で活躍した男性がいるって」
「それはどうも。有名人っぽいのはあんまり…俺としては好まないんですけどね」
「でもウィッチでもないらしいのに、単身空を飛んでネウロイを撃退したって話じゃん。なんか、さっきは空飛んでなかったけど」
真奈が興味深そうに口を挟む。
あまり触れないで欲しいところなのだが。
「そこらへんの話は複雑なんだ。今は訳あって、あのアーマーは使えないんだよ」
「やはりまだ試験運用段階なのかしら?」
軍の新型ユニットか何かと勘違いしているのだろうか。
しかしライダーシステムの技術、軍の誰かに盗まれたのか?
そうでもなければ、彼女の口からあのアーマーに対して『試験運用』というワードは出てこないはずだ。
「別に試験運用ってわけじゃないんですけどね。運悪く破損してしまって」
「そう。ところで…聞きたいのはここからなんだけど。何故あそこに居たの?ネウロイの出る砂漠のど真ん中に。貴方が来るって話は501や506からも聞いてないのだけれど」
「それに関してはホントにすまないとしか言えない。元よりここのアフリカの基地を訪れる予定はなかったんだ」
少し唸ってから、和真は続けた。
完全に嘘をつくのも怪しまれるだろうし、ある程度脚色などして話すとしよう。
「家に帰るつもりだった。バイクでね。そしたら急によく分からん光に包まれて…気付いたら砂漠にいた」
全て嘘を言っているわけではない。
家に帰るつもりだったし、帰れると踏んでいた。よく分からない光という点に関しては、多少はぐらかすように言ったが。
実際あのシステムは彼自身幾度となく使っていたが、その構造などに関しては殆ど知らないままなのである。
ただ砂漠に来るとは思っていなかった、というのは紛れも無い事実。気付けば、和真はアフリカにいたのである。
「バイクに、光ね。信憑性には欠けるけど…欧州でもバイクに乗っていたらしいし」
加東圭子は考え込むように腕を組むが、真奈は彼女に言った。
「隊長、多少信じてみても良いんじゃないでしょうか。何か事情があるような気がしますし」
「真奈。マルセイユ達の食事とかあるのに、これ以上食費やらがかさむのはアレでしょ。それに将軍とかが食べに来たりするわけだし」
主にロンメル将軍だけど、と加東圭子は付け加える。
だがまぁ食事などに関しては食べなくともなんとかなるし、こちらも彼女の言葉の中に少々気になっていることがある。
「食事は別にトカゲとかでも大丈夫ですよ。それに、そろそろ迎えが来る感じですから」
「迎え?」
遠くから響いてくる微かなエンジン音を聞き取った和真は、立ち上がって天幕の外に出た。
加東圭子と真奈も続く。
ストームウィッチーズのキャンプへ向けてバイクが1台爆走してくる。
なんとなく、薄々だが、彼はやってくるだろうとは感じていた。
3人の前で後輪をドリフトさせて砂埃を巻き上げ、バイクは停止する。
「やっぱり来たな、真二」
「ここで合ってたか。迎えに来たぞ」
「丁度良い、少し寄って行ってくれ。お前にも話がある」
「時間が惜しいんだが、それでもか?」
「それでもだ。隊長さん達は少し外してほしい」
「え、ええ。分かったわ」
真剣な和真の表情に少々驚きつつも、2人は天幕から離れていく。
「何だ、父さん。話ってのは」
「調べたいことがある。かなり重要なことだ」
「言っておくけどさ、父さんは一度この世界の歴史を破壊しているんだぞ。それを踏まえた上でか?」
「ああ。どうやら俺のライダーシステム、この時代の軍に奪われている可能性がある」
「…確証は?」
「ねえよ。ただ隊長の加東圭子と話していて、彼女が俺のライダーシステムについて、試験運用って言ったんだ」
「なるほど。それで軍に技術を奪われているかも、ってか。確証がない調査に時間を割きたくはないんだがな。元の世界に戻るのに、一分一秒を争いかねないっつーのにさ」
「すまねえな。これが解決次第すぐにも戻るって」
仕方なしと真二も腹を括った。
父さんは一度決めたら、変なところで筋を貫き通す人だ。ここは協力することにし、一旦バイクをしまうのだった。
はいどーも、クソクオリティの小説を毎度のように投稿してます。
半ば強引ではあったでしょうが、和真と真二が合流しましたね。
IS2 ラブ・アンド・パージの楯無さんルートをプレイしながら書いているわけですが。
まぁプリンセスコネクトの方もプリフェスに向けて石は天井行ける分は溜まりましたし、大丈夫でしょう。
あとはラブアンドパージ、今日中にハーレムルートまで行ければ万々歳なんですけどね。
何故か私めがインフィニット・ストラトスの有識者だと、友人に言われまして。
有識者だかパイオニアだか。
そんなことねえよ。
そこまで最近は知識ないって。
ストライクウィッチーズ ロードトゥベルリンでめちゃくちゃ泣いたくらいしか、まともな事ができていない。
特に後半。
酒飲みながらアニメ見て泣いたから、クソみたいな見てくれになってた…らしいわ。
それはそれで、自分らしい生き方だとは思ってるし、恥じるつもりはないけど。
誰が何て言おうが、俺は自分らしく生きていくつもり。
つーわけで夜は焼肉とプリズマイリヤっしょ!(佐藤太郎風
焼肉は食いたいな。
じゃあ、またねー