「じかーん」
8時15分、「君が代」の曲に合わせて日本国旗が高々と揚がってゆく、ちなみに、陸上と航空、海上の陸上部隊は国旗のみだが、艦はこれに艦旗として日章旗が掲揚される。
「かかれ」と入った放送に、直立不動で待機していた対策本部のメンバーは一斉に動き出す。
とき同じくして、対策本部のドアが開いて2人が入ってくる。
「おはようございます、本部長。先週の検討書類と本日の予定を、お持ち致しました」
「おーおはよう、鈴に、蘭も、今日も一段ときれいだね」
「いえ、そのようなことは・・・」
「とても光栄です!」
2人の意見は一致しなかったが、どちらとも嬉しい表情となっていたのは、誰の目から見ても明らかだ。
「あぁ松山、紹介が遅れたな。向かって右側が
「はじめまして、松山 希1尉です、よろしくお願いします。」
「はじめまして、2等海曹の東室 蘭です。よろしくお願いいたします。」
「はじめまして、3等海曹の東室 鈴です。よろしくお願いしますね。」
ミディアムのストレートな髪型で、制服を着なければ、大学生にしか見えないのが東室2曹、
ショートヘアーで、笑顔が相まって、ファッション誌の表紙を飾りそうなのが東室3曹だ。
どちらとも綺麗どころで内局でも1,2を争えるほどである。
(ちなみに、つばさも綺麗なのだが、残念ながら旦那がいる)
「えーと、名字が一緒てことは、姉妹?」
「はい、二卵性の双子で鈴の方が先に私があとに生まれました」
「え?と、いうことは姉は東室3曹?」
「まぁ、そうなりますねぇ~」
「入隊の時期が違って、私が先に入って、蘭の方があとから入ったんですけど、蘭の場合は公募海曹だったので、マークも階級も違うんですよねー」
「公募海曹ってことは特技は?」
特技とは自衛隊用語で「職種」を表しており、一般的な、得意な行為とは意味合いが違う。
「はい、
「で、
公募海曹とは、技術免許を取得した技術曹であり、自衛隊では免許取得内容によって様々な職種に3曹の階級として配置される
一般海曹候補生は普通に2等海士から始まり、海士長を2年9ヶ月勤務したあと、試験に合格することで3等海曹となる。
「なるほど・・しかし呼び方が困ってしまうな・・・」
「普通に東室2曹とか3曹でいいですよ、もし嫌だったら名前でもいいんですよ」
鈴がにこやかな(悪意が見え隠れする)表情で言ってきた
「ちなみに名前で呼んでいるの、本部長だけですけどね」
どう見てもイタズラ心を持ってそうだ
(まいったなぁ・・)
内心、ため息が出そうだった希だがすぐに気を取り直し
「わかりました、階級でお呼びします」と、端的に答えた
「えぇーつまんない」
鈴が面白くなさそうに
「そのほうがよろしいかと・・」
蘭がゆったりとした口調でこの話は終わりを見せた。
「さて松山、悪いんだがこれから色々と、お前にここまでの状況と、これからの打開策について話さなければならん、
「わかりました」
希の回答に、佐伯が納得した表情で立ち上がり、本部を出ていった
(これからの打開策って、新型の護衛艦とかでも作るのか?でもそんなことで俺を呼び出さないだろ、幹部だと言っても1尉だぞ・・・)
そんなことを考えながら時間が来るまで、2人の話に付き合った。
・・・・・To be continued・・・・
はい、とう言うわけで新キャラ登場です。
名前で察しての通り、登場人物(チョイ役除く)は
駅名と特急名の複合体(もしくは駅名かぶり)となっています。
まだまだ色々と登場しそうなので、ちょっと登場人物紹介をしないと(自分が)わからなくなりそうなので次か、別の機会で紹介したいとおもいます。
艦むすの登場をお待ちの皆さん、もう少々お待ち下さい、絶対出します、よろしくお願いいたします!!