失敗作だけど白い特等みたいになれたらいいなー IF 作:九十九夜
これは失敗作だけど白い特等になれたらいいなーのIFです。
主人公は白い特等を目指しません。
というかギルガメッシュの姉ちゃんですらありません。
それでも見てやんよという心優しい方々のみ、どうぞ閲覧ください。
ーーー怪物の噺をしよう。
怪物は、生まれ落ちたその瞬間から失敗していた。欠陥だらけの継ぎ接ぎだらけ、おまけに泥にまみれていた。
故に怪物は捨てられた、
川に流そう。
大きな木に磔にして。
それならーーー
そんなに嫌ならどうして殺さないの?
無垢な一声。だれもかれもが口を閉ざした。
アレは箱だと誰かが言った。
あれは怪物よと誰かが言った。
古来より怪物は宝を守る存在として重宝されてきたわけだが、しかし。
怪物の守る箱の中身は、果たして
◇ ◆ ◇
はじめましての人も、お久しぶりの人も、こんにちは。
元繋ぎの王。ウルレシュテムです。
あーまあ、何と言いますか。ええ、ご覧の通り。そろそろ新しい子が来るからって追い出されちゃいました。
キシュに。
追い出された当初は婚姻を結ぶためとかっていう・・・まあ要はその時のキシュ王の結婚相手(側室)としてだったんですけど・・・いやほら、心の準備的なの?がちょっとなあ・・・と思いまして。具合が悪いとか適当に理由つけて断ってたんですよ。いろいろ。
向こうは格下認定してた国からわざわざ嫁にしてやったのにとかでかなりお怒りだったらしくどんどんもとからよくなかった待遇が更に悪くなっていって・・・現在の住居は城の端の、資料室という名の物置です。
そこで私も考えた。
考えて考えて、やったらやり返せ!に方向転換。・・・本当はあまりにも暇すぎて趣味に走ったっていうのが本当のところだけど。結果・・・。
ジュイイイイイイインッバキャッ ガアンッガアンッ ガシャンッ バババババババッ
室内外共にかなりの音量で響き渡る騒音に扉越しに聞こえる悲鳴と奇声と「姫様っお願いです。ほんの一刻、ほんの一刻でいいのでこの音を止めっギャアアアアア耳イイイイイイイイっ」という城仕えの・・・誰だっけ?の懇願。これが最近ほぼ毎日繰り返されています。
で、僕の立場なんですがなんかいつの間にか側室から王妹にクラスチェンジを遂げていました。
騒音効果スゲー。
あ、ちなみになんで王妹になったかっていうとこの騒音その他もろもろが重なった心労が原因とかで嫁いできたときの王様倒れちゃったみたいで・・・現在の王が即位すると同時に私の立場も一新することにしたのだとか。
というか恋愛対象として見れないんだって、やったね!そりゃそうか、あれから成長が露ほども感じられない体系は悲しいかな胸は絶壁と言っていいほどないよ!・・・別に気にしてなんかいないんだからね。
おかしいなあ・・・何かの拍子に観た自分の胸部には割とイイ感じのものがあったはずなんだけど・・・。
うれしいやら悲しいやら・・・複雑だなあ・・・。背もどこぞの世界の自分と違って伸びないしね・・・。
あーあー暇だなー。ウルクに帰りたいなー。暇だなー。イシュタル来ないかなー。暇だなー。何か面白いこと起こんないかなー。
そう思いながら趣味の発明(?)をしながら日々を送っています。
P.S
最近自分の権能と襲い掛かってくる神側の刺客を駆使して新種の生物を生み出すことに成功しました。
今度は何作ろっかなー。
というわけで懲りずに始めてしまいました。ごめんなさい。
どうしても書きたかったんです。