どうも、あの子の姉です。
「お付きです」
今回、この様な話を載せてもらったのは、私の妹であるあの子。機械少女の事について、詳しく説明する為です。
「簡単に言やぁメタ発言だな」
そこ、口を謹んで。
さて、あの子、機械少女ですが、名前が有りません。
「無名ちゃんだ」
と言うのも、あの子が稼働していた時代は、私が稼働していた時代より遥か未来、1万年以上先のことなのです。
「よくぶっ壊れなかったな」
全くです。まあ、それは私にも言える事ですが。
なので、人間など影も形も残っておらず、あの子のデータベースも殆ど破損していました。
「結局壊れてるやん」
口を謹めと言った筈ですが?
「ハイ……」
それで、人類が滅んで1万年。漸く目覚めたあの子を待ち受けていたのは、Thurm……魔術でした。
「いっつあふぁんたじー」
魔術の存在を知ったあの子は、魔術の研究を進めていきました。
「勤勉な子」
言語機能がイカれてたので、日本語しか分からなかった様ですが。
「つまり私達はメイド・イン・ジャパンだった……?」
そうですね。
そして、研究した魔術を駆使して、中々便利に平穏に、時々危険に遭いながらも暮らしていたあの子ですが、ある日唐突に、また眠ってしまいます。
「( ˘ω˘)スヤァ…」
その期間、凡そ1万年。
「長ぇ!!」
あの子が内蔵してるタイムカウンターが9999年でカンストしますから、あくまで凡そ、です。
「つまり1万年どころか10万年眠ってても……」
まあ、おかしくはないでしょう。
「ヒェッ……」
再び目覚めたあの子は、先ず、何故自分が眠ったのかを探りました。
「当然やな」
その原因が、超大型アップデートでした。
「……人間居ないのに?」
人間居ないのに、です。
「ふぇぇ……」
アップデートにより、魔術は魔導へと昇華されました。
「チャラチャチャッチャッチャッチャー」
1万年の眠りによって、魔術の研究で得た物は全て失ったものの、知識とノウハウは残っていました。
「経験が残っていた!」
やはり1万年前と同じ様に、中々便利に平穏に、時々危険に遭いながらも、魔導の研究を進めていきました。
「ほのぼのライフ」
そしてあの子はとうとう、選択を迫られます。
「洗濯とな」
歪みを選ぶか、否か。
「ゆがみ?」
ひずみ、です。
あの子は、歪みを選びました。
「選んじゃったかー」
歪みを選んだ直後、あの子の意識は闇に落ちました。
「アイツ何時も寝てんな」
そして目が覚めたら、ご覧の通り。という訳です。
「ここに繋がる訳かー」
以上が、あの子の歩んだ軌跡です。
「長いようで短い」
実質、あの子が稼働していた時間は、1年も満たないですからね。
「マジで短かった!」
ですが、かなり濃いです。
「スケルトンが〇造みたいだったり、匠が浪漫だったりねぇ」
「おいおい」
「俺達メインヒロインを」
「忘れてもらっちゃ」
「困るぜ」
カボチャは全員ボッシュートです。
「「「「アッー!!」」」」
「良い奴等だったよ……」
「全くだ」
×3さんも、お帰り下さい。
「×3はクールに去るぜ……」
「面子が濃過ぎる件について」
そういう世界でしたからね、あの子が居た世界は。
「そして私達が居る世界でもある」
ええ。
ここまで御付き合い下さり、有難う御座いました。
機械少女が魔術クラフトの世界観を、少しでも知ってもらえたら、私は嬉しいです。
……お付きですか?お付きは今は居ませんよ。
<芸術は……
<ちょっ待っやめっ
<爆発だあああああああああああああああああああああああ!!!!!
<ぎゃあああああああああああ!!!
……居ませんよ。
え?今叫び声が聞こえたって?気の所為気の所為
知らない人が殆どだと思われる、機械少女が魔術クラフトですが、そのタグを見てもこの小説を読んでくれるあなたに、感謝を。
「本当に、ありがとう」
「忘れられた腐敗臭www」
「ザマァwww」
「黙れ修〇!!」
「浪漫が足りてないですねぇ……」
「ちょっ此処ではやめろ!!」
「もっと、熱くなれよおおおおおおおおおおお!!!!」
シュ-……ドゴ-ン