最弱無敗の神装機竜と機竜喰いの道化師   作:クステラ

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初投稿です。マイペースに投稿していきますのでこれから宜しくお願いします。

それでは本編をどうぞ

(5月現在、非常にゆっくりではありますが続きを執筆します)


第0章 レイの過去
「episode0 孤児院と帝国」とレイの設定


アーカディア帝国の南に位置する場所に孤児院がある。

名はシャテル孤児院。

その孤児院は事故等で親を亡くした子供達をアーカディア帝国各地から集め、預かっていた。

その孤児院はたった一人の女性が管理している。

名はユテス・ノア。

孤児院の隣にある修道院のシスターもしている。

 

「みんな~、起きる時間よ~、起きて~!」

 

毎日、この孤児院にいる年長者に朝早く起こし、今日やるべきを伝えそれから修道院に行く。

年長者は全員、シスターに言われた事を確認してからそれぞれの役目を行う。

ただ一人を除いて・・・

孤児院の子供が皆で朝食を食べた後は数人の年長者で外に出て孤児院の庭で自分達より年下の子供達な面倒を見ている決まりになっているが、

同じ年長者のはずなのに、子供達の面倒も見ずに木の下で本を読んでいた男の子がいた。

それを見た同じ年長者の女の子がその子に近づいて本をいきなり取り上げた。

 

「こ~らぁ、何度言ったら分かるのよ‼レイ‼あなたも年長者なんだから本ばかり読んでないで子供達の面倒を見なさいよ‼」

 

「・・・」

 

レイはその場でゆっくりと立ち上がり本を取り上げた女の子を睨み付けながら近づいた。

 

「僕はゆっくり読書していたいんだよ。だから・・・早く本を返してよ」

 

女の子は後ろにたじろいた。

 

「なっ何よ!?本を取り上げた位でそんなに怒らなくても良いじゃない!」

 

女の子はレイから取り上げた本を返して、そそくさとその場を立ち去った。

レイは女の子がいなくなった事を確認すると座り込み、また本を読み始めた。

それからもレイは子供達の面倒を見ずに木の下で1人本を読んでいた。

しかしある日の朝、朝食の席でレイは妙な違和感を感じた。

いつもいる筈の同じ年長者の女の子の姿が何処にもなかったのだ。

朝食を食べ終わった後、レイは廊下を歩いていた子供達に話しかけた。

 

「ねぇ」

 

レイに話しかけられた子供達は振り返りレイに顔を向けた。

 

「ん?どうしたの、お兄ちゃん?」

 

「あのいつもいる年長者のお姉さん、見てない?」

 

と子供達に聞いた。

しかし子供達は全員、お互いの顔を見て首を横に振った。

「そういえば昨日の夜から見てないね~、あのお姉ちゃん」

しかし、一人の子供が何かを思い出したかのようにレイに話しかけた。

 

「そういえば昨日の夜、そのお姉ちゃんとシスターが一緒にいるところを見たよ」

 

「どこで見たの、教えて?」

 

レイはその子の話を聞いた。

その子の話によると昨日の夜、寝る前に外を見ていたらシスターと年長者の女の子がある部屋に入っていくのを見たという。

レイはいなくなった女の子が気になりシスターを探した。

暫く(しばらく)孤児院内を走り回りシスターを探し回った。

 

「何処にもシスターがいない・・・」

 

椅子に座って休んでいると遠くからレイを呼ぶ声がした。

 

「レイ~、私を探してどうしたの~?」

 

そこにはレイにむかって手を振っているシスターの姿があった。

レイはシスターと合流して女の子の事を聞いた。

 

「ねぇ、シスターいつもいる年長者の女の子の姿が見えないけどあの子どうしたの?」

とシスターに聞いた。

シスターはその質問に対して笑顔で答えた。

 

「あの子は今朝早く、新しい家族に引き取られたのよ

。それじゃあ、私は修道院に行かないと行けないからまた後でね、レイ」

 

と言ってその場を急ぐかのように立ち去った。

しかし、レイはどこか違和感を感じていた。

 

(新しい家族に引き取られたなら最後に孤児院の皆に挨拶でもしたら良いのに・・・)

 

そんな疑問を抱えながらも、レイはいつも通りの生活を送った。

そんなある日、レイは夜中に目が覚めた。

寝ようとしてもなかなか寝付けずにいたので少し散歩をしに外へ出た。

しばらく歩いていると門の方に二人の人影があることにレイ気づいて、レイは気づかれないようにそっと、人影の方に近づいた。

レイは二人の人影の正体を見て驚いた。

人影の正体はシスターと帝国兵だった。

レイは二人が何を話しているのかが気になり、木の陰に隠れて話を聞いた。

 

「今度はこの子供を実験所に送るわ」

 

「了解した」

 

そう言うと帝国兵は懐から袋を取り出しシスターに手渡した。

レイは話に夢中になりシスターをじっと見ているとシスターの後ろに青い煙みたいなのが見えた。

レイは驚き、まばたきをすると煙のようなものは消えていた。

そうしてシスターと帝国兵が居なくなったあと、レイは自分の部屋に戻って二人の話していた内容について考えてた。

 

(実験場ってなんだ?あの子が家族に引き取られたということは嘘なんじゃ・・・。でも、シスターが僕たちに嘘をつくなんてあり得ない。もしかしたらシスターの部屋に実験場に関わる何かがあるかもしれない)

 

そして夜が明けると、レイは朝食を食べ終えて誰にも見つからずにシスターの部屋に向かった。

レイは誰も周りにいない事を確認すると音をたてないように中に入った。

レイはシスターがいつもこの時間帯は修道院にいて孤児院に帰って来ない事は分かっていたので、シスターがいないこの時間を狙っていた。

 

「急がないとシスターが戻ってくる・・・

早く、何でもいいから実験場の事が分かる物を見つけないと・・・」

 

レイは、シスターがいつも使っている机の引き出しをすべて開けた。

 

「あった!これで実験場の事が分かる」

 

実験所の事について記してある紙を複数枚、見つけ服の内側に隠し、自分の部屋でそれを見た。

紙には人体実験の事に関する内容が記されていた。

とある島で実験をしている事。

その実験に必要な人間をこの孤児院から出している事。

そして、帝国から多額のお金を受け取っていた事が記されていた。

そして次に実験場に出す子供が記されていた。

そこには自分の名前が書かれていた。

レイがあの時、木の陰に隠れて話を聞いていた事がシスターにはバレていた。

レイは、

 

「ここにいたら殺される、何処かに逃げないと!」

 

と思い孤児院から出ようにも行く宛が無い事に絶望して独り泣き出した。

暫く(しばらく)泣いたあとレイは涙を拭い、冷静に生きるために必死に考えた。

 

(何か無いか、実験場に送られずに済む方法は・・・

そうだ!確かあの時、シスターの後ろに煙の様なものが見えた・・・あれは結局何だったんだろう?)

 

その日からレイはあの煙の様なものを見るためにいろんな事を試みた。

そして、実験場に送られる当日。

部屋に戻ろうとしたレイをシスターが引き止めた。

 

「レイ、ちょっとお話しがあるの一緒に来てくれるかしら?」

 

レイは実験所に送られる事を分かっていても知らないふりをしてシスターについていった。

そして裏の門まで連れてこられ、帝国兵が乗っている馬車が来たのでそれにシスターはレイを乗せて

 

「あなたは今からこの馬車に乗って新しい家族の所に行くのよ。元気でね、レイ」

 

と言ってシスターは手を振った。

レイはシスターを見つめるとまた煙の様なものが見えた。

煙の色は白色だった。

レイは煙の色は大体把握しており。

(なんにも感じていないんだ・・・)

 

馬車に乗ってから数時間後・・・。

レイは一緒に乗っていた帝国兵に話しかけた。

 

「これから何処に行くの?」

 

「さぁな」

 

「人体実験が行われている場所?」

 

「ッ!何故、貴様な子供がその重要機密を知っている!」

 

レイは帝国兵に意識を集中し煙の色を見た。

帝国兵からは黄色の煙が出ていた。

 

「答えろ‼何故貴様が知っている!?」

 

「シスターの部屋で見つけた紙に書いていたんだ」

 

「あの女・・・普段から子供の警戒は怠るなと言っていたのに・・・」

 

レイは帝国兵に取り引きを持ちかけた。

 

「安心して人体実験の事は誰にも言わないから」

 

「本当か!?それはこちらとしても助か」

 

「だけどひとつだけ条件があるんだ」

 

「ん?なんだ言ってみろ」

 

「もうあそこの孤児院から子供達を人体実験に使うのはやめてほしいんだ」

 

しかし帝国兵は首を横に振り、

 

「・・・・悪いがそれは出来ない話だ」

 

「そう、それならアーカディア帝国で一番偉い人に会わせてよ」

 

「それはつまり、皇帝に会わせろと?」

 

「そうこう事になるね」

 

「ふっふはははは‼何故貴様のような子供に皇帝を会われなければいかんのだ」

 

そう聞かれたレイは下を向きながら答えた。

 

「僕は他人の感情が分かるんだ」

 

「なんだと!それは本当か?」

 

「本当だよ」

 

それを聞いた帝国兵はレイに質問した。

 

「どうすれば他人の感情が分かるんだ?」

 

という帝国兵の問いにレイは、

 

「見たい相手に意識を集中すれば見れるよ」

 

「それにこの力を使えば帝国の内部にいる裏切り者も排除できるよ」

 

と答えた。

 

「どう?僕を皇帝に会わせる気になった?」

 

帝国兵は頷き、

「あぁ、分かった。帝都に帰ったら隊長に王に謁見できるかどうか聞いてみよう」

と言った。

そうして馬車で走ること丸一日。

レイは帝都に着いた。

そして、帝国兵と一緒に帝国の中心にある城に向かった。

帝国兵はレイにある部屋で待っているよう命じた。

数十分後、

レイは外の風景を見ていると扉が開く音がしたので

振り返った。

そこには馬車に乗っていた帝国兵ともう一人、大柄な男がそこに立っていた

 

「おい、隊長を連れてきたぞ」

 

レイは隊長と言われた男に挨拶をした

 

「初めまして、レイと申します。以後お見知りおきを」

 

そう挨拶された隊長は一緒にいた帝国兵に、

 

「おい、本当にこのような子供が役に立つのか?」

 

とレイに指をさした。

 

「さっきもお話したようにどうやら、この子供は他人の心が分かるそうです。」

 

「どれひとつ試してみるか。

おい俺が、今何を考えてるか当ててみろ」

 

レイは隊長に意識を集中した。

 

「今は黄色ですね。隊長さん僕の事

警戒していますね」

 

言い当てられた隊長は特に驚きもせずに、

 

「・・・ほぅ、話は本当のようだな」

 

「どうです?僕をあなたの隊に入隊させてはいただけませんか?」

 

「・・・・よし、分かった。だが、入隊の前にまずは皇帝に謁見してからだ。」

 

「本当ですか。いい返事を待っていますよ。」

 

と嬉しそうに返事を返した。

 

あれから2か月後に皇帝に謁見した。

 

レイはあの時の隊長が指揮官をしている「第0騎士団」に入隊していた。

レイは、隊長に何故この騎士団が第0とつくのかを聞いた。

 

「この騎士団はけっして表には出ず、裏の仕事をこなすのがこの第0なのだ。主な仕事は裏切者やこの国に仇なすものを殺すことだ」

 

「そうなんですか・・・」

 

「辛いか?」

 

「いえ・・どうせ僕はこの力がなければ、人体実験されて殺されていたかもしれないのですから」

 

そうして話をしていると、とある場所に着いた。

 

「ここは何をする場所ですか?」

 

「ここは装甲機竜(ドラグライド)を使い訓練をする場所だ」

 

装甲機竜(ドラグライド)?」

 

「なんだ装甲機竜を知らないのか?」

 

「はい」

 

「それなら少し装甲機竜について話をしよう」

 

装甲機竜(ドラグライド)は十年前 遺跡から発掘さ れた古代兵器である」

 

「この古代兵器は対となる機攻殻剣(ソードデバイス)抜剣し詠唱符(パスコード)を唱えることで召喚される」

ふ「しかし装甲機竜は数が少なく希少かつ高価なものとなっている。持つことができるのは王国の騎士か一部の権力者だけだ。聞いた話によると普通の装甲機竜より数が少なく普通のより強大な力を持っている装甲機竜があるらしい」

 

「そうなのですか」

 

「どうだ?少し試してみるか?」

 

「試してみるとは?」

 

「もちろん、装甲機竜の適性能力が高いかどうかを調べるんだ」

 

「分かりました」

 

レイは隊長から機攻殻剣を受け取り、そして詠唱符を唱えた。

 

「来たれ、力の象徴たる紋章の翼竜 我が剣に従い飛翔せよ」

《ワイバーン》接続・開始」

 

レイは一回でワイバーンを纏う事ができた。

周りの人達は訓練の手を止め、レイを見ていた。

隊長も呆気にとられていた。

レイは現状が理解できずに隊長に聞いた。

 

「あの~、何故皆さん、僕の方を見ているのでしょうか?」

 

「当たり前だ‼ここにいる全員、私も含め、たった一回で機竜を纏った事は無いのだぞ‼」

 

「・・・・・・・え?」

 

この一件によりレイは自分の持つ力を改めて実感した。

 

 

――――――――――――――――――――――――

ここからはレイの設定になります。

 

「レイ」

本作の主人公

外見は短めの黒髪

目は赤色

年齢は7歳(本編開始は5年後なので本編は12歳になる)

好きなもの 本

苦手なもの 女性

名前はシスターがつけてくれた

 

レイはまだ赤子の時に孤児院の前に置かれていた。

その赤子を修道院と孤児院の管理をしているシスターに拾われ、レイと名付けられた。

 

レイは他人の感情がわかってしまう。

正確にいえば言葉ではなく、周りに漂う煙みたいのでレイはその人が何を思っているのかを理解していた。

しかし最初の1回目は理解ができなかったが、2回目で色には意味があることを理解した。

見る方法は煙を見たい相手に意識を集中すれば、ゆっくりと浮かび上がってくる。

見たい相手が複数の場合は通常よりも少し小さくなる。

色の意味は、

 

赤色は「敵意」

 

黄色は「警戒」

 

青色は「安全」

 

緑色は「気になる」

 

紫色は「不信感」

 

桃色は「恋」

 

白色は「何も思ってない」

 

黒色は「殺意」となっている

 

クーデター以降 装甲機竜使い達からは「機竜喰いの道化師」

という二つ名を付けられている。

王国主催の公式模擬戦では「瞬撃の道化師」と呼ばれている

レイが「機竜喰いの道化師」だということは限られた人しか知らない

レイは女性とは会話は多少出来るが目が合うとフィルフィの事を思い出してしまうため基本は目を逸らしながら会話をする

 

オリジナル神装機竜

倶利伽羅(クリカラ)

レイが使う謎の神装機竜

その機攻殻剣はとある人物から貰った

形態によって近距離、遠距離型になる

色は暗い青色

吸収の仕方は相手の使っていた機攻殻剣(ソード・デバイス)を機竜の腕で持ち、レイが殻剣吸収(デバイスドレイン)と言うと持っていた機攻殻剣(ソード・デバイス)が光の粒子となりレイが使うチップになる。

レイの考えた武器や様々な形態のチップも作ることも可能

武器の場合はソードチップとガンチップに記録可能だが、形態のチップは何も記録されてないチップが必要となる

 

主に使う武器は

青炎長牙剣(ファイラスブレイド)

機竜と同じ色をした大剣

機攻殻剣(ソードデバイス)の形状は他の機甲攻剣と異なっており、持ち手の付近にメモリーチップを入れるための穴が3つある。

メモリーチップには3種+αのチップがある

 

一枚目は吸収した各汎用機竜の能力が使える

機竜能力(ドラグライドスキル)

 

二枚目はレイが作り出した様々な剣が記録されている

《ソード》

 

三枚目はレイが作り出した様々銃が記録されている

《ガン》

 

+αのチップ種類は今のところ二種類

 

一枚目は背中に翼が生成され空を翔べる

《飛翔形態》

 

二枚目は装甲が厚くなり空は翔べなくなるが地上戦では無類の強さを誇る

《陸戦形態》

 

クリカラの特殊武装は他の汎用機竜を一定の量を吸収すれば性能が上がるようになっている

 

能力吸収(スキルドレイン)

 

もうひとつは吸収した汎用機竜の能力が記憶されている メモリーチップを使用して能力を解放する

能力開放(スキルレリーズ)

 

神装は炎の竜を複数呼び出し、相手を攻撃する

炎竜召喚(ドラゴンズサモン)

 

 

詠唱符は「古の時代より語り継がれる竜よ その力を解き放ち 燃え盛る炎で敵を焼き尽くせ倶利伽羅(クリカラ)

 

 

 




作品を読んでくださりありがとうござます。
機竜の形態は今後も増えていく予定です。
時間ができしだい次の話を執筆します。
それではまた
次回「episode1初めての任務」
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