最弱の最新刊を買って少しずつ読んでいます。
(まぁ1時間もあれば読み終わりますがねw)
それでは本編をどうぞ
レイはただひたすら教室から逃げるように走っていた・・・
五年前に死んだはずのフィルフィが何事も無かったかのように生きていてレイにはその事が受け入れられずに教室から走り立ち去った・・・
その後レイは考え事をしていた。
(なんで・・・なんでフィーちゃんが生きているんだ!?だってフィーちゃんはあの時確かに死んだはずなのに!)
レイは走りながら何故フィルフィが生きているのかを考え、そしてレイは曲がり角を曲がった直後、廊下に立っていた生徒に勢いよくぶつかりお互いに転倒した
「いってて・・・あっ!ごめんなさッ!?」
レイはぶつかった相手を見て驚いた
そこにはレイとぶつかりしりもちをついていたノクトがいた
「ノっノクトさん!?」
「yes.レイさん廊下は走らないで下さい」
二人は立ち上がり、レイは目を逸らしながら申し訳なさそうにノクトに謝った。
「すみません・・・ノクトさん」
「yes.私は大丈夫です。ですが・・・何故廊下を走っていたのですか?」
レイはノクトの問いに暫く黙り込んで今までの事を話した。
「――――という訳・・・なんです」
「yes.つまりレイさんの話をまとめるとフィルフィさんは五年前に死んだはずなのに生きていたという事ですね?」
レイはノクトの問いに頷きどうしたらいいかを聞こうとした瞬間レイの後ろにあったドアが開きそこから一人の少女が出てきた。
「あっ・・・レイさん?こんなところでどうかしたんですか?」
ドアから出てきたのはアイリだった
「ねぇ・・・アイリ」
「何でしょうか?」
レイはアイリにフィルフィの事について話を聞いた
「アイリはフィーちゃんが生きていた事は知っていたの?」
「・・・はい、知っていました。」
レイの問いにアイリはすぐに返答した
「それじゃあなんで僕に教え――!」
「その事について学園長から「レイくんはフィルフィに必ず会うと思うの。もしフィルフィの事について聞かれたら学園長室に一人で来てちょうだい」と仰せつかったのでレイさん、今すぐ学園長室に行って下さい」
アイリは学園長の伝言をレイに伝え終えた
学園長からの伝言を聞いたレイは
「・・・分かったよ。それじゃあ僕は学園長に行くよ、アイリ」
レイは学園長室に向かおうとしてなにかを思い出したかのようにアイリに
「あっそうだ、アイリ・・・、もしルクス達が来ても僕が学園長室に向かった事は言わないでくれる?」
アイリは首をかしげた
「何故ですか?」
レイはアイリから目を逸らし
「・・・今は、ルクス達に会いたくないんだ・・・・」
レイの表情からなにかを察したアイリは
「分かりました、兄さん達が来たら適当に誤魔化しておきます」
「ありがとう・・・、アイリ」
そうしてレイは学園長室に向かった
レイの姿が見えなくなった後、アイリはノクトにある場所に行くように頼み事をした。
アイリの部屋から学園長室に向かったレイは学園長室の扉の前で立っていた。
(これから学園長から話されるのは五年前のあの出来事から後の筈・・・・・僕はもう逃げたりなんかしない‼)
レイは学園長室のドアをノックした
部屋の中から女性の声がした
「どうぞ、入って」
「失礼します」
レイはドアを開けお辞儀をして中に入り
「アイリから伝言を聞いて参りました」
「そんなしゃべり方はやめてもっと楽にしてもいいのよ?レイ君?」
「・・・分かりました、レリィさん」
レイの目線の先には一人の女性が椅子に座っていた
この
「来たわね、レイくん。それじゃあ話しましょうか・・・あの後の事を」
いままで笑顔でいたレリィは急に真面目な顔になり話を始めた
「・・・私はあの後、すぐにリエス島に行きフィルフィの遺体を見つけたわ」
「・・・・・」
レリィはレイの顔を見ながら話を続けた
「でも・・・私がフィルフィの遺体に触れたのと同時に不思議な光と模様とともに蘇ったの」
「えっ?」
「蘇ったフィルフィから色々と聞いたわ、レイ君が頼まれてフィルフィに切りつけた事も」
「・・・・・・」
レイはその話をされた途端、拳を強く握り歯を食い縛った
「でもね、私はレイ君をどうこうする気は無いわよ」
レイはレリィの言う事に驚き大声で
「っ!何故ですかっ!?僕はフィーちゃんを殺したんですよ!?」
「フィルフィに言われたのよ「レーちゃんは私の事を最後まで助けてようとしてくれたの・・・、でも自分が一番分かっていたの、もう私は助からないからレーちゃんにはとても辛い思いをさせる事も分かっていたの・・・だからお願い・・・レーちゃんを責めないであげて」ってね」
「フィーちゃん・・・!!」
「だからこれからも――」
レリィが最後まで言おうとした途端、ドアをノックする音が聞こえレイはドアの方に顔を向けた
「失礼します」
そう言って入ってきたのはルクスとフィルフィだった
二人を見たレイは
「なんで二人がここに!?」
「なんかノクトさんが僕らの教室来て「今すぐ学園長室に行って下さい」て言われたから来たんだけど・・・」
レリィは笑顔で
「あら、ちょうどいい所に来たわね、二人とも」
レイは少し焦った様子でレリィに
「レリィさん、これで僕は失礼します」
そう言うとレイはドアの方に向かい部屋から出ようとしたがフィルフィとすれ違ったときにフィルフィに腕を掴まれた
「ちょ・・・離して!!フィーちゃん!!」
「・・・・やだ」
レイはフィルフィから離れようとしたが腕をしっかり掴まれていたので振りほどくのを諦めたその瞬間、フィルフィは自分の胸にレイの手を押し当てた
フィルフィの驚くべき行動にレイとルクスは驚きそれたを見ていたレリィはニヤニヤし始めた。
「あら、大胆ねぇ、フィルフィ」
「なっなななななな、何をしてるの!?フィーちゃん!?」
「・・・レーちゃん、私は今生きてるよ?いつまでも過去に囚われていちゃダメだよ」
「分かった!!分かったから!!手を離してお願いだから!!」
フィルフィはレイの腕を離しレイはフィルフィと少し距離をとった
「本当に・・・フィーちゃんなの?」
「・・・うん、私は私だよ、レーちゃん」
フィルフィがそう言うとレイは急に泣き出しフィルフィに抱きついた。
「ごめんよ!フィーちゃん!!あの時はフィーちゃんを助けられなくて!!でも今度こそなにがあってもフィーちゃんを守るから!!」
「・・・うん、分かった、レーちゃん」
するとルクスが
「僕の存在忘れられてない!?」
フィルフィと今まで泣いていたレイが涙を拭い同時に
「忘れてなんか無いよ、レーちゃん」
「忘れてなんか無いよ、ルクス」
「はぁ~、良かった、てっきり僕が忘れられてるかと思ったよ」
「忘れるわけないよ、だってルクスもフィーちゃんも大切な友達だから」
「―――・・・ルーちゃん、レーちゃん」
「「ん?どうしたの、フィーちゃん?」」
「―――・・・これからも三人で遊んだりしようね」
「うん!」
そうしてレイ達の学園生活が始まった・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回からはレイ達の学園生活が始まります。
それではまた次回
「episode12 学園での生活」