最弱無敗の神装機竜と機竜喰いの道化師   作:クステラ

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クステラです。

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それでは本編をどうぞ


「episode6 新王国の姫」

薄暗い地下室でルクス達は目を覚ました。

石壁所と鉄格子で囲まれた、何一つ無い簡素な独房。

手枷と足枷はつけられてはいなかったが持ち物が全て

独房の外に置いてあった。

レイは床に座りながら

 

「ねぇ、ルクス?」

 

「なに、レイ?」

 

「僕達、これからどうなるんだろね・・・」

 

「僕達の正体もバレたと思うよ・・・」

 

そんな会話をしていると、一人の少女がルクス達に話しかけてきた。

 

「お目覚めかな?「旧帝国の王子様」?」

 

「「うぉ!?」」

 

少女は笑いながら・・・

 

「昨晩は助けてくれてありがとう・・・」

 

「ついでに素晴らしい口説き文句だったぞ?

思わず惚れてしまいそうになるくらいにな」

 

笑顔と裏腹にその言葉はレイが意識を集中しなくとも怒っていることが見て分かる。

 

「助ける?・・・!!」

 

「き・・・君はもしかして!!」

 

「ルクス、この子は昨日ルクスが大浴場で助けた子だよ」

 

「やっぱり!!」

 

「貴様らには聞きたいことが山ほどがその前に学園長から話があるそうだ」

 

「ついてこい」

 

「「学園長?」」

 

「なんだ?この期に及んでまだしらを切るつもりか?」

 

「知らずに忍び込んだ訳じゃあるまい」

 

「この学園の女子寮に」

 

レイ達は互いの顔を見て

 

「「じゃあ、やっぱりここは僕達が今回」」

 

「「働きに来る予定だった・・・!」」

 

((城塞都市王立士官学園‼))

 

(アティスマータ新王国が設立した機竜使いを育成するための女子学園‼)

 

「リーズシャルテ・アティスマータ」

 

「「え?」」

 

「それが私の名だよ」

 

「新王国第一王女、通称「朱の戦姫」」

 

「五年前・・・お前達の帝国を滅ぼした新王国の姫だ」

 

「宜しくな?二人とも・・・」

 

「えええええええ!!?」

 

(リーズシャルテ・アティスマータ?・・・その名前どっかで・・・)

 

そうしてルクス達は手錠を付けられ学園長のいる部屋に向かった・・・

 

 

 

「ふぅ・・・・・。それじゃあ今回のは不幸な事故、という事でいいのよね?ルクス君、レイ君?」

 

「「はい・・・」」

 

この騒ぎに至った経緯を全て学園長であるレリィに話した。

 

「それじゃあ、この話はこれで終わり!!」

 

「学園長っ‼それだけなのか!?」

 

「そうねぇ」

 

「ルクス君とレイ君は旧帝国時代から親交があった訳じゃないけど」

 

「二人の話を聞くと故意にした訳じゃないのよねぇ」

 

「だがっ・・・」

 

「それに・・・「疑わしきは罰せず」それが新王国のの方針では無かったかしら?」

 

「リーズシャルテ・アティスマータさん?」

 

「それは・・・」

 

「二人とも」

 

「「はっはいっ!」」

 

「ということであなた達に頼んでおいた仕事の内容だけど

貴方達には装甲機竜の整備をお願いしたいの」

 

「機竜の整備・・・ですか?」

 

「難しい話じゃないのよ?」

 

「装甲機竜が《遺跡》から発掘されてから十余年」

 

「理由があれどその構造は全くと言っていいほど解明されていないの」

 

「私たち女性は旧帝国が敷いてきた男尊女卑の風潮によりその使用はほとんど禁じられていたの」

 

「だけど五年前のクーデターで新王国設立以降

装甲機竜との相性適正は男より女の方が上だという事が判明したの」

 

「そしてこの学園でも他国に負けない機竜使いを育成しているのよ」

 

「でも装甲機竜を独占していた旧帝国の使い手はほとんどがクーデターで死んで絞まって・・・」

 

「機竜整備士も機竜使いも足りてないなの」

 

「機竜の整備は汚れるし 危険もあるでしょう?」

 

「あなた達にぴったりな仕事でしょう?」

 

「ルクス君、レイ君?」

 

その問いにルクスは

 

「僕は整備の方はほとんど素人ですよ?」

 

「僕も同じく素人です」

 

「これから覚えればいいわ。機竜使いとしての予備知識があるだけでも貴重なの」

 

「それに・・・「無敗の最弱」と「刹那の道化師」と呼ばれているあなた達のような人材は特に・・・ね」

 

無敗という言葉に反応したリーシャが

 

「無敗の最弱」というと王国主催の公式模擬戦

最多出場にして最多の無敗記録を持つ・・・あの

機竜使いか?」

 

「そして「無敗の最弱」と同じく公式模擬戦 最多出場で道化師の仮面を被り、試合開始から10秒以内に終わっているという機竜使い・・・」

 

「そう・・・それが彼らよ」

 

「機竜使いの実力としてはこの学園でも相当の実力者であるあなたにも引けをとらないんじゃないかしら?」

 

「「がっ学園長っ!?」」

 

その言葉にリーシャは

 

「学園長やはり私は納得できない」

 

そう言うとリーシャは機攻殻剣を鞘から抜きルクス達の方に向け

 

「ルクス・アーカディア、レイ

私と装甲機竜で勝負だ‼」

 

「私に負ければお前達は犯罪者として牢獄行きだ。

勝てば無罪放免働いてよし」

 

「どうだ、お前達が本当に「最多無敗」と「刹那の道化師」というのならこんな有利な条件はあるまい?」

 

「そ・・・それはそうですが・・・」

 

リーシャは扉の方に歩いていき扉を開けた

扉の外には沢山の女子生徒がいた

 

「それでいいな、野次馬たち‼」

 

その光景にレイ達は唖然としていた

 

「学園の皆に伝えろ‼」

 

「新王国の姫が旧帝国の王子共を倒す見せ物が始まるとな!!!」

 

ルクス達は学園長の方をゆっくりと見た

 

「一応真面目な学校なのよ?」

 

((いやこれは絶対にあなたの影響ですよね?・・・))

 

「えらい事になっちゃったね。ルクス」

 

「うん、これからどうしようね・・・」

 

「兄さん‼レイさん‼」

 

「「んっ?」」

 

ルクス達は声が聞こえた方を向くと遠くから一人の少女がこちらに向かってきていた。




ここまで見てくださりありがとうございます。

次のepisodeではリーシャ様との対戦です。
オリジナル展開にしていきたいと思っています。
それではまた

次回「episode7 黒き獣」
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