さぁいよいよリーシャ様との対戦ですね。
あの二人は一体どんな戦いを繰り広げるのでしようか?
それでは本編をどうぞ
声が聞こえた方に顔をむけるとそこにはルクスの妹であるアイリ・アーカディアの姿があった。
「アイリ!!」
ルクス達は笑顔でアイリに話しかけたが
「アイリ、来てくれたん・・・」
「久し振り、アイ・・・」
アイリは二人の言葉を遮り
「兄さん、レイさん・・・」
「「どうしたの?」」
「・・・二人とも、最低です」
そう言われた二人は下を見ながら
「「・・・・・・・・・・返す言葉もございません」」
そうして二人は学園の廊下を歩きながら今回の経緯をアイリに全て話した。
「覗きに下着泥棒ですか・・・」
「二人とも、私の学園での立場ってのも考えて行動してください。」
「分かったよ、アイリ」
「分かりました・・・」
「アイリには迷惑をかけたね。ごめん」
「でも、アイリが元気そうで安心したよ」
「ね、レイ?」
「うん、元気そうでよかったよ。それにしてもアイリに会うのはクーデター以来だよね」
「そう・・・ですね」
「あっ・・・ごめん」
「いえ、気にしないで下さい」
「そんな事より今は兄さん達がリーズシャルテ様に勝てる作戦を立てないと」
「あの子はそんなに強いの?」
アイリは足を止め
「はい。軍事力秘匿の為にこの学園にいる生徒は王国主催の公式模擬戦には参加できません。」
「代わりに校内戦というものが定期的に行われているのですが・・・」
「リーズシャルテ様は現在「無敗」」
「圧倒的な強さで勝ち続けています」
「そんなに人に勝てるのかなぁ?」
「相変わらず兄さんは謙虚ですね」
「でも大丈夫ですよ」
「え?」
そう言うとアイリはレイの方を見て
「兄さんにはレイさんという心強い味方がいますから」
「えっ?僕?」
「そうだね。レイも僕と同じぐらい強いからね」
「ルクス程の実力は僕には無いよ・・・」
「相変わらずレイさんも謙虚ですね」
「でも、まだ誰にも負けていないというのなら兄さん達も同じでしょう?」
「リーズシャルテ様の対策は私の部屋で行いますので先に機竜格納庫まで案内します。模擬戦の前にきりゅうのチェックします。」
三人は機竜のチェックを終えるとアイリの部屋に向かった。
「ただいま、戻りました。ノクト」
「yes. お帰りなさい。」
「ノクト、兄さん達が来ているのですがこの部屋に入れてもいいですか?」
「yes.私は構いませんが・・・」
「ありがとう。さぁ二人とも中に入ってください」
二人は部屋に入った
「しつれいしま~す」
「しつれいし・・・」
レイはノクトの方を見て叫んだ
「あぁー‼君は昨日僕を捕まえようとした‼」
ノクトと目が合いレイは咄嗟に目を反らした
「yes.そうゆうあなたは昨日私が捕まえようとした、隣にいる覗きで下着泥棒で痴漢した人のお仲間さんじゃありませんか」
それにたいしてルクスが
「だからそれは誤解なんだってば‼」
とツッコミをいれたが誰一人として反応しなかった
「まさかの全員が無視!?」
「まぁ兄さんは放っておいて、ノクト自己紹介をお願い」
「yes.一年のノクト・リーフレットと申します。
レイさん、昨晩は失礼致しました」
レイは相変わらず目を反らしながら会話をした。
「きっ気にしないで下さい。あれは仕方のないことでしたから」
「自己紹介は終わりましたね。それではリーズシャルテ様の対策会議を始めます。その前にノクト?」
「yes.何でしょうか?」
「人数分の紅茶を用意してくれますか?」
「yes.それでは私は紅茶の用意をしてきます」
ノクトは紅茶の用意をする為に一旦、部屋を出た。
三人は椅子に座り、対策会議を始めた。
「リーズシャルテ様が使う機竜は神装機竜《ティアマト》
神装機竜だけが使える専用の特殊武装
一つは超高火力の主砲
「「それは?」」
「
「「
「空挺要塞はそれ自体が破壊的な推進力を持つ遠隔投擲兵器です」
「それともうひとつあるのですが・・・」
アイリがもうひとつの武装の事について言おうとしたとき部屋の扉が開きノクトが入ってきた。
「紅茶の用意が出来ました。それとクッキーも焼いてきたので皆さんでどうぞ」
「ありがとう、ノクト」
「ありがとうございます」
「僕は・・・遠慮しときます」
「なんで?美味しそうだよ?レイ」
「僕は後でいただくよ」
レイはノクトにバレないようにノクトの方を見て意識を集中した。
ノクトからは青色の煙が見えた。
(はぁ、よかった。安心してる)
そうしてルクスとアイリはノクトが焼いてきたクッキーを食べながら紅茶を飲んだ。
そうしてクッキーを食べ終えたルクスとアイリは再び、 レイを加え対策会議を始めた。
そして・・・翌日
演習場にて・・・
「これより‼新王国第一王女リーズシャルテ対旧帝国第七皇子ルクス・アーカディアと旧帝国兵レイとの機竜対抗試合を執り行う!!」
大勢の学園関係者達に見られてルクス達は緊張していた。
観客席にいた学園の女生徒達は
「「キャー‼リーズシャルテ様頑張ってー!!」」
等と言っておりルクス達は完全にアウェイな感じだった。
その様子にルクス達は
「レイ、この状況は精神的に辛いね・・・」
「ルクス~僕は今すぐここから逃げたいよ・・・逃げていい?」
「ダメに決まってるじゃん!?」
「ですよね~」
そんな会話をしていると障壁が展開され向こうの入り口からリーズシャルテ様が歩いてきた。
「貴様ら、負ける準備はできているか?」
「僕達にも負けられない理由があるからこの試合は勝たせてもらいます」
「ふんっ・・・まぁいい。その言葉が現実になることはありえんがな」
「「何故です?」」
「何故って、私がこの試合に勝つ事はこの学園の皆が分かっている事だからな!!」
「そうですか。なら最初から全力でいかせてもらいます。いいよね、ルクス?」
「うん」
「ところで、何でこんなに人が集まっているんだろう?」
「皆、暇すぎない?」
すると突然リーズシャルテがルクス達に
「ルクス・アーカディア、レイ。何故、お前達に試合を挑んだかその理由が知りたくないか??」
リーズシャルテは不適に笑っていた。
リーズシャルテの問いにルクスは
「僕達が旧帝国の関係者だから?」
「さぁな、私に勝ったら教えてやろう」
ルクスは理由が気になるが今は目の前の相手に勝つ事を最優先に考えていた。
「えっと・・・その前に少しいい?」
「なんだ?」
「この試合がもし引き分けだったらこの試合は無かったことにしてくれない?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おい、今なんと言った?」
「だからこの試合は無かったことに」
するとリーズシャルテが
「ふざけるな‼」
「「!!」」
リーズシャルテは機攻殻剣の柄に手をかけた。
「ルクス選手、レイ選手、接続の準備を!!」
レイは隊長に渡された道化師の仮面を被り、接続の準備をした。
するとリーズシャルテが教官に
「その前にもう一人この試合に出たいという者がいたので出してもいいか?」
リーズシャルテの問いに教官は
「あっあぁ別に構わないが」
「教官の許しも得た。参れ!!」
するとかリーズシャルテが入ってきた入り口から見覚えのある生徒がこちらに歩いてきた。
レイとルクスはその人物に驚いた
「なっ‼なんで、あなたがこの試合に出るんですか!?
ノクトさん!?」
その人物はノクトだった
「yes.それはレイさんと戦うためです」
「なっ何で僕!?」
「yes.それは昨日私がレイさんを捕まえられなかったからです」
「そっそんな理由で・・・」
「ですがもうひとつ理由があります」
「えっ?」
「もうひとつの理由としてレイさんの強さがどれ程のものなのかを知っておきたいと思ったからです」
「えぇ~」
「それではいきますよ。レイさん」
そう言うとノクトは
「――来たれ、根源に至る幻想の竜。幾重にも瞬いて姿をなせ《ドレイク》」
詠唱苻を唱え終えるとノクトは緑色の機竜を纏った。
「っ!やるしかないようだね。ルクス」
「そうだね。いこう、レイ!!」
そう言うと二人はそれぞれの機竜の詠唱苻を唱えた。
「――来たれ、力の象徴たる紋章の翼竜。我が剣に従い飛翔せよ《ワイバーン》」
「――来たれ、不死なる象徴の竜。連鎖する大地の牙と化せ《ワイアーム》」
二人は機竜を纏った。
レイは通常のワイアームにルクスと同じく装甲を追加した。
ルクスもワイバーンに装甲を追加し防御よりになっている
機竜を纏った二人を見たリーズシャルテは
「ふっ、お前達は汎用機竜で私に挑もうというのか?」
「まぁいい、私の勝利は確実だからな‼行くぞ‼」
リーズシャルテは普通の
とは違うもう一本の
「――目覚めろ、開闢の祖。一個にて軍を為す神々の王竜よ。《ティアマト》‼」
「
「っ!あれは神装機竜‼」
「これが新王国の王族専用機 神装機竜《ティアマト》」
「そこらの機竜とは比べ物にならないほど強いぞ‼」
ルクス達は驚きのあまり言葉を失った。
しかし・・・ルクスは
「それでもこの対戦に負ける訳にはいかない‼」
演習上にいた四人が機竜を纏った事を確認すると教官が
「双方、戦闘開始!!」
レイはノクトと、ルクスはリーズシャルテと戦闘を開始した。
「行きますよ‼ノクトさん!」
「yes.どんな攻撃も受け止めて見せますよ。レイさん」
レイはノクトに特効を仕掛けた。
すぐにノクトを倒しルクスの加勢しに行こうと考えていた。
「うおぉぉぉぉ!!」
レイは掛け声と共に剣を振り上げ、ノクトに攻撃をした。
しかし・・・
その攻撃は防がれ鍔迫り合いとなった
「なっなんで!?」
「yes.レイさん、あなたの実力はその程度ですか?」
「私は
「
「yes.学園の自警係です」
「それにしても強すぎません!?」
「No.どうやら、私とレイさんの実力は同じぐらいだと思います」
「そんなっ‼こっちはパワーでは勝っているワイアームなのに‼」
「それでは今度はこちらから行かせてもらいます。レイさん」
そう言うとノクトはレイを押し退け後方に下がり、ノクトは《ドレイク》の能力の一つ、迷彩を使い姿を消そうとした時、上空から「ギィアァァァァ!」という不可解な叫び声が聞こえ二人は上空を見上げた・・・
(ルクス視点)
ルクスはティアマトの特殊武装《
「っ!
しかしルクスはそれを全て弾き返し一気にリーズシャルテとの距離を詰めた
(このままでは私が負ける?学園で無敗の私が?)
(こんな奴に負けてたまるか!!)
「舐めるなぁぁぁぁぁ!!」
突然、空中にいたルクスは地上に落下した。
「なっなにが起こったんだ!?」
「驚いたか‼「無敗の最弱」‼」
「これが私の纏う《ティアマト》の神装《
「がっ!」
ルクスは
「このままじゃ・・・やられる‼」
「リーズシャルテはチャージし終わった
「終わりだ!没落王子‼」
しかし
(
(・・・・・・!もしかして!!!)
ルクスはリーズシャルテの方を見た。
(やっぱり‼)
リーズシャルテは暴走前兆に陥っていた。
ルクスは咄嗟に
「危険です‼今すぐ機竜を解除してください‼」
「私がお前ごときに負ける訳にはいかないっ‼」
リーズシャルテは
「これで終わりだ!」
しかしその攻撃は発射されることはなかった。
それは叫び声と共に現れた幻神獣によって妨げられた。
しかも幻神獣は二体いた・・・
ここまで読んで下さりありがとうございます。
そして、前回より間が空き申し訳ございません。
さぁ、二体同時に現れた幻神獣に対してあの四人はどうするのでしょうか?
それではまた次回
次回「episode8 幻神獣との戦闘」