俺と美竹蘭の甘々な高校生活   作:椎良

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蘭、モカ、ソウでお泊まりに行く話


3人でのお泊まり~前編~

「暑い……………」

蘭はソファに倒れ込んでピクリとも動かなかった。それもそのはず、家のクーラーが壊れてしまったのだ。ただでさえ暑いのにクーラーまで壊れては蘭がこうなるのも分かる。

「確かに暑いな……どこか涼める場所にでも行くか?」

「うん…………」

蘭はソファに顔を埋めながら返事をした。

「ここら辺で涼める場所か…………海かな?」

「海?行くの?」

「嫌なのか?」

「いや、それならモカも誘おうかなって」

「モカか、アイツの事だし暑い暑い言ってるだろうし良いかもな」

 

「もしもし、モカ?」

「モカちゃんだよ~。どうしたの~?」

「今から海行くんだけど一緒に行く?」

「行きたい~」

「分かった」

「蘭のエッチな水着見られるんだよね~」

「着ないから!」

「そうだ~。3人で旅館でも泊まらない~?」

「旅館?」

「うん~。3人で泊まってみたかったんだ~」

「別にいいけど………」

「やった~」

 

「また旅館か………」

「どうしたの?ソウ」

「いや、なんでもない………」

「?」

 

~海~

「早く海入ろうよ~♪」

「モカ、落ち着け。まずは飯食べてからだ」

「あそこの店美味しそうだよ?」

「じゃあ、あそこにするか」

 

「ラーメン美味しい~」

「確かに美味しいな」

「………美味しい」

「暑くなってから海に入ると凄い気持ちいいって聞いたよ~」

「じゃあ入りに行くか」

 

「気持ちいい~、ソウこっち向いて~」

「ん?なんブワッ」

モカは俺に海水を思いっきりかけてきた。

「この野郎~、お返しだ!」バシャッ

「ふふふ」ヒョイっ

「避けた!?」

「モカちゃんには効かないよ~」

「…………モカ」

「ん?何~蘭~」

 

バシャッ

 

「…………やったな~。それ~!」

「きゃっ!」

「きゃっだって~。蘭可愛い~」ニヤニヤ

「うるさい!」

「かわいい…………」

「ソウ~、可愛いよね~」

「可愛い!可愛すぎる!」

「………やめて///」

 

 

「砂場でお城作るなんて久しぶり~」

「俺は初めて作るなぁ」

「でかいのにするの?」

「作るならでかい方が楽しいよ~」

 

「ソウ~、飲み物買ってきてよ~」

「なんでだよ!まぁ、良いけど…………」

「ありがとう~、コーラお願い~」

「私はコーヒーお願い」

「はいはい………」

ここからコンビニまで遠いんだよな………

 

「蘭はソウとの生活は楽しい~?」

「な、何?急に」

「いや~、楽しいのかな~って思って~」

「楽しいよ。毎日が幸せで凄く楽しいよ」

「そうかぁ~、それならいいよ~」

 

「ねぇ、キミたち俺と遊ばない?」

 

 

「ふぅー、遠かったなー。ん、あれは?」

 

「いいだろ!ちょっとくらい付き合えよ!!」

「やめて!離して!!」

 

「おい、お前何してんだ?」

 

「あぁ!何だお前!」

「ソウ!助けて!!」

「ソウ!蘭を助けて~!」

「あぁ、分かってる」

「お前みたいなひょろひょろの奴が何できるんだよ」

俺は普通の体型だけど相手は筋肉ムキムキのマッチョだ。普通にやれば勝てる気はしない。普通にやればな。

今の俺にはコーラビン1本とコーヒー缶が2本入っている袋がある。

「その袋で殴ろうとしてんだろ?」

読まれてる。だけど俺にはもう1つアイテムがある。

「ほらよ!」

俺は手の中にあった砂を目にめがけて投げた。

「クソ野郎!」

「クソはお前だ。蘭をナンパした事を後悔しろ」

俺はマッチョ野郎の頭にコンビニ袋を振り下ろした。

 

「ソウ!!」ダキッ

蘭は怖かったからか俺に抱きついてきた

「蘭、分かってる。怖かったんだろ?」

「うん、怖かった!だから、だから………」ポロポロ

「大丈夫。お前が落ち着くまで一緒に居てやるから。安心しろ。」

「………………」

「モカもゴメンな」

「…………モカちゃんは大丈夫~」

モカは大丈夫と言いながら震えていた

「モカ。大丈夫だ。俺がいる」

ギュッ

モカは俺に抱きついてきた。震えていた

「もう旅館に行こう」

 

「2人とも落ち着いたか?」

「………うん」

「モカちゃんは大丈夫~」

モカは大丈夫そうだけど蘭はまだ怖がってるな

 

「お部屋はこちらです」

女将さんに案内された部屋は凄く綺麗だった。まず俺が確認したのは寝室だった。

「嫌な予感が当たった…………」

やはり布団は1つしか無かった…………

蘭とはいつも寝ているけど、今日はモカもいる。

 

「今日は3人で寝れるね~」

「いいのか?」

「小さい頃は3人で寝てたからね~」

まぁ、モカが良いならいいか………

 

「ソウ~!凄いよ~。外にお風呂あるよ~!」

「部屋に露天風呂があるって凄いな!」

「ご飯は美味しいのかな~」

「飯の時間までまだまだあるから先に風呂に入った方がいいかもな」

「誰が最初に入る~?」

「俺は後でいいよ」

「モカちゃんも後で良いかな~」

「じゃあ蘭、入って来いよ」

「…………怖いから一緒に入って、ソウ」

「俺?!」

そう言うと蘭は海での事を思い出したのか震え出した。

「…………分かったよ」

「じゃあモカちゃんも入る~」

さて、どうしよう




今まで1番長かったかも………
布団の話は2回目ですけどモカも入れさせたかったんです……………
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