俺と美竹蘭の甘々な高校生活   作:椎良

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6ヶ月に渡りやっと完成!!


3人でのお泊まり~後編~

「モカ!なんでソウに体押し付けたの!?」

 

結局自分で体を洗い風呂から上がったが、モカは蘭に連れて行かれ説教されている。

モカがいると良い意味でも悪い意味でも騒がしくなるな……………。

 

「えー。いいじゃn………」

「良くない!そ、ソウは…も、モカのじゃない…から///」

「言うね~。蘭かわいい~」

「う、うるさい!///」

 

照れるくらいなら言うなよ…………。はぁ、かわいい………。もう本当に最高……。

 

 

 

 

そうこうしている内に夕食が運ばれて来た。布団のお詫びとして少し豪華になっている。2回目だがら思うけど、この旅館は何かあれば夕食を豪華にすれば良いと思ってるのか?

と、考えていたら横でモカがお預けされて「早く食べたい!」と犬の様に、蘭は餌が目の前にあるけどプライドが邪魔して「ふぅーん、餌ね……」みたいな状態になっている。

 

「腹も減っているし早く食べるか!」

「いぇーい」

「美味しそう……!」

 

 

 

 

少し食べていてふと、顔をあげて見たらモカの前にあった料理が跡形もなく消えている。

 

「も、モカ………?」

「んぇ?ふあーにぃー?(ん?なーにー?)」

「……………。」

 

モカは口いっぱいに料理を詰め込んでハムスターやリスが餌を溜め込んだみたいになっていた。

ちょっとかわいいなぁ。と思っていたら

 

「…………ソウ。何考えてるの」

「い、いや。蘭、これは………。いえ……すいませんでした。」

 

横に座っている蘭から伝わる殺気に圧倒されて言い訳をするのも無駄だと思い素直に謝った。

てかなんで考えてる事が分かるの?

 

「ハァ、まったく………」ヒョイッ

 

「って言いながら嫌いな物を俺の皿に入れないでくれませんかね」

 

蘭はグリーンピースが苦手だ。見た目が似てるからか野菜の煮物に入っているえんどう豆?を俺の皿に入れてきた。

 

「嫌いな物も我慢して食べないと………」

 

「モカにデレデレしてた罰」

 

「はい………」

 

事実蘭と言う彼女がいながらモカにデレデレしていたから何も言えない…………。

蘭は機嫌が悪い時は目を合わせてくれない。今回は相当ご立腹の様だ。

 

「…………美味しぃ」フニャア

 

野菜の煮物が余程美味しかったのか顔がふにゃっとほころんだ。

 

「かわいい…………」

 

「……………////」

 

「お二人さん、あついね~。モカちゃんは1人で寂しいよ~。」ニヤニヤ

 

「う、うるさい!///」

 

モカが蘭をからかっているのを見て俺は1つの疑問を抱いた。

 

「なぁ、モカ。」

 

「ん~?なぁに~?」

 

「モカは好きな人とかはいないのか?」

 

「………………モカちゃんはね~。好きな人はいるよ~」

 

「意外。ずっと一緒にいたけどそんな話は1回も聞いたこと無いけど………」

 

「まぁー、蘭にも言った事無いからねー。」

 

「…………………」

 

モカは整った顔立ち、おっとりとした性格だが気配りも出来る。

蘭と同等かそれ以上にモテるだろうとは思ったけど、好きな人がいるとは思わなかったな。

 

「誰なんだ?」

 

「それはねー………………………秘密~」

 

「なんだそれ。ここまで言ったのに…………」

 

「ふっふっふ~。秘密のあるモカちゃんもかわいいから~」

 

確かにかわい…………止めとこう。横にいる人から殺気を感じる………。

 

 

 

 

小さい頃の話やバンドについての話等を散々話し合ったら時刻は日付をまたいで2時になっていた。

2人とも話疲れて横になったらすぐに寝そうになっていた。

 

「モカ?もう寝たか?」

 

1つの布団に3人で入り俺が真ん中、両サイドに蘭とモカ、と言う寝れそうにない状態になっている。

ちなみにモカは反対側を向いて寝ているが、蘭は俺に抱きつく形で寝ている。

本当に蘭は小動物みたいでかわいいなぁー!

 

「……………」

 

「蘭ー?寝たかー?」

 

モカはもう寝ていたので蘭に話しかけてみた。

てか、料理の半分を1人でたいらげて、直ぐに寝ているけどなんでモカは太らないんだ?他の誰かにカロリーを送ってるのか?

 

「どうしたの?」

 

「あぁ、起きてたのか。モカの好きな人が気になってな」

 

「………………」

 

「どうしたんだ?」

 

「いや……モカが好きな人を隠してたのがちょっと悲しくて…………。ずっと一緒にいたのに………。」

 

「そうだな………。でも、モカは隠してたって言うより聞かれなかったから言ってないだけじゃないか?」

 

「そう…だよね………」

 

ゴメンな、蘭。俺もモカが隠してたんじゃないかと思ってるよ……。でも、モカが隠し事をするなんてきっと理由があると思う。

 

「だけど、モカが好きになる位の人だ。とても優しくて、しっかりした人だろう。モカの王子様だな」

 

「モカの王子様か………。私の王子様はソウだよ。///」

 

「一生守りますよ。お姫様。」

 

「……えへへ///」

 

その後、俺と蘭は手をつなぎながらそのまま寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一生守りますよ。お姫様。」

 

「……えへへ///」

 

 

 

 

自分の心に言い聞かせた。

「自分が黙っていれば誰も傷つかない。」「自分の心を隠せば問題は起きない。」

今までの関係を壊したくなかった。自分の気持ちを伝えれば、その分の代償が大きい。

我慢出来なくなり吐き出せば楽になると思った。けど、少し話しただけで怖くなった。

2人の前から消えればいい。だけど2人の所に戻りたくなるのは目に見えている。

2人の事が好きだからこそ言えない。自分がどうしたいのかも分からない。

2人は愛し合っている。自分がいない所で。自分1人がいない場所で。

もう考えるのが嫌になり深い眠りに身を任せて眠った。




大雪で休校になり七連休と言う休みを貰ったので4日かけて考えながら書きました。
夜にしか考えが思いつかず、昨日から徹夜で書きました!三角関係がヤバそうになりそうだけど、しばらくは季節ネタをかきたいと思います。

Go〇gleで「美竹蘭SS」や「美竹蘭 小説」等と検索すると上の方に来ていて驚きましたw
Twitterでもリンクを貼ってくれたり応援の言葉を書いてくれる人がいて嬉しい限りです!!ありがとうございます!
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