ハイテンションいえーい!しゅわりんゲットですよ!
初回封入特典は麻弥ちゃんでした!
テンションあがるにゃー!
……では過去編の続きをどうぞ!
「ちょっと調子乗りすぎてるよな、翔太」
理科実験室に向かう途中に聞こえてしまったその言葉。あの声は多分
「野球センスがあるからって俺ら見下してるよな、あいつ。流石にムカつくぜ。」
なんとまぁ、主将がこんなんだったのか。だったらこのチーム終わってるな。よく
それからだっただろう。その言葉を聞いて俺が態度を変えていったのは。
1番腹が立った主将に1番悪意的に接し、その他にも俺を嫌っている先輩には適度に悪意的に接した。その結果は誰でも察せられるだろう。先輩からの
それで俺はこの部活をやめた。野球も怖くなった。銃などで引き起こす人も多いが、野球部でのイジメが引き金となって、
それから約3ヶ月間は何をするにも気力が湧かず、家から出ることさえ嫌気がさして、ずっと引き篭もってしまった。幼なじみで親友の沙綾も心配して家に来てくれたものの、俺は話すことさえ出来なかった。
そんなとき、沙綾がこんな事を話した。
「ねぇ、翔太。私ね、バンド、始めたんだ!翔太も知ってるでしょ?ずっと仲良くしてたあの3人と!」
「沙綾は、進んでいくんだな……俺は……」
「翔太……」
沙綾はそれ以上何も言わなかった。
「沙綾、バンド頑張れよな。絶対、俺みたいにはならないでくれ……」
「……うん、ありがと翔太……」
(頑張れ沙綾。俺なんかなにも気にする必要なんてない。どこまでも駆け抜けろ、地平の彼方目指して…!)
数ヶ月後、沙綾がライブをやると聞いたので、行ってみることにした。紗綾の出番はまだかと待っていると、沙綾のバンドメンバーがステージに上がった。
「こんにちは!CHiSPAです!」
盛り上がる観客。だがおかしい。
「……沙綾がいない?」
俺は沙綾の家へ走った。野球で鍛えた走力は未だ健在で、5分とかからず沙綾の家に着いた。家の前には救急車があった。
「なんだよ、これ……」
状況的にマズいかと思ったが、気づいたら身体が勝手に動いて家の中に入っていった。
リビングで泣きじゃくる純と沙南。そして呆然と立ち尽くし、涙を流す沙綾。
「沙綾……」
「……翔太……母さんが……翔太!!!」
「……」
抱きついてきた沙綾を受け止め、背中に手を回してやった。沙綾は俺の腕の中で唯々泣いていた。なにも声をかけてあげられない俺に、無性に腹が立った。
(俺は、沙綾に声をかけてやることすら出来ねぇのかよ……)
沙綾の母親は搬送されるため、沙綾と俺が救急車に乗った。純と沙南は近所の優しいおばさんが面倒を見てくれるといってくれた。沙綾はずっと母親の手を握っていた。
病院に着いて診断を受け、もう平気だとわかったと同時に、沙綾は力が抜けたようにその場に崩れ落ち、泣いてしまった。
「よかった…よかった…母さん……!」
俺は沙綾を抱いてやった。今まで弟や妹の面倒を見たり、病弱な母親の手伝い、パン屋での手伝いなどして忙しそうで、自分を押さえ込んでいたのかもしれない。それが一気に出てきたのだろう。
「沙綾、いままでよく頑張ってたな。好きなだけ泣くといい、人目なんて気にせずに。自分を隠す必要なんてないよ」
その言葉を聞いた沙綾は、もっと泣き始めた。
誰よりも何よりも、君だけを守りたい。
いつまでもどこまでも、君だけを守りたい。
昔見た特撮のエンディングテーマにあった歌詞。沙綾のことを誰よりも近くで、ずっと守り続けたいと思った。こんな所で、俺は止まってられない。
(沙綾、俺がお前をぜってーに守ってやるからな)
夏の暑さがまだ残る、秋の日の夕焼けに誓った――
To be continued…
如何だったでしょうか!
なんか書いてて沙綾のことがもっと好きになりました。
あ、そうです。たか丸は沙綾推しです!笑
誰よりも何よりも、君だけを守りたい。
いつまでもどこまでも、君だけを守りたい。
この歌詞知ってる人いたら嬉しいな〜
次回もお楽しみに!