「えっと…」
少女は困惑した。
彼女の名は小日向未来
私立リディアン音楽院高等科に通うごく普通の少女である
普段なら彼女は親友や其の友人たちと共に過ごすことが多いが、この日は生憎"特別な理由"のため長い間留守にしているため親友や友人はおらず、彼女は一人自室で過ごしていた
一人、夕食を終え、入浴も終わり
やらなければいけない夏休みの課題もほぼほぼ終えている。
そういえば"彼女"は夏休みの課題ちゃんとやってるのかなー?恐らく終ってないから自分を頼るんだろうなーとも考える
やることもなく、後は寝るだけ、そう考え自室で一人過ごしていたときにそれは起きた
「痛っ…」
始めに訪れたのは左手への痛と浮かび上がる紋章
そして部屋に吹き荒れる突風
其の一瞬の出来事が過ぎた後、彼女の目の前に現れたのは一人の女性
青銀の鎧を身に纏った金髪の女性
彼女はゆっくりと目を明け、目の前にいる自分を把握すると、ゆっくりと、澄んだ、力強い声で
「問おう。貴方が私のマスターか?」
そう告げる
「ます…たー?」
いきなりの出来事に少女は戸惑ってしまう
いままでも戸惑う事はあったが、それとは根本的に違うこと
とはいえ、どう対処するべきか彼女は困る。
始めは友人達が仕掛けた盛大なドッキリと言うことも疑ったがそもそも金髪の彼女はここまで大人びて居ないし、独特な語尾もない
髪を染めるような性格の者も居ないし何より彼女以外の視線を感じない。
不審者とも思ったが此処まで凛々しく堂々とした不審者もまず居ないであろう。
最善なのは友人達に助けを求めることだがそれも不可能
友人達と共にたよれるOTONAも居ない
とはいえ、目の前の彼女が悪人ではないということを自分の感覚が告げる
マスターの意味は分からないが自分の名前は名のらなければいけない彼女は女性に対し
「私は、小日向未来。貴方は?」
「分かりました。マスター
我が名はセイバー、これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある」
自身の名を聞くとセイバーと名乗った少女はそう告げる
これから彼女には聞かなければ成らないことが多い
そうなると時間もかかる
一人で過ごす夜は退屈であるが二人なら楽しい夜になりそうだ
そう思うと彼女は笑みを浮かべる
「とりあえず、温かいもの用意するからそこで待ってて?」
そう告げると一人台所へと向かう
とある日の夜、一人の騎士と出会った少女
彼女たちをこの後、数奇な運命が待ち受けているのをこの時は知るよしもないのであった。
なんとなく書いてみました
未来の口調とか大事かなー?
時系列は三期終わり、アプリ配信予定の3,5より前ぐらいかなーと
アクシズみてたら三期終わったら未来留守場も多くなってると思って書いてみました
こまったら平行世界で…