シングルファザーの凸凹家族による青春ラブコメは間違ってますか? 作:血涙ピエロ
材木座並にメンタルがありませんが、たまに投稿する予定です。
こんにちは僕の名前は段葛《ダンカズラ》 薺《ナズナ》と言います。
僕は今、夜の食卓で御飯を頂いてるんだけど……。
私の席の前にいる私と同い年の美少女に見える男性の名前は
そんなお父さんは今、心ここにあらずと言うか、ずーっと惚けてたまにハニカム様にえへへとか笑ってるんです。
「⋯⋯ねぇお父さん」
「ん、どうしたの薺?」
「今日何かあったの?」
「へ⋯⋯」
お父さんは目を丸くして驚いている。
僕はそれを見て、何があった事を確信する。
「そんなにボーとして浮ついたみたいに笑ってたら誰でも分かるよ」
僕はため息混じりにそう応えると、お父さんは顔を赤らめ両手で顔を覆いながら俯いてしまう。
くっ可愛い過ぎだろ。
女性である僕としては得した気分半分に何か敗北した気分半分で複雑だよ。
「それで何があったの?」
「う⋯⋯どうしても⋯⋯いわなきゃだめ?」
お父さんは目をうるうるさせて上目遣いで聞いてくる。
そしてそれがますます僕のコンプレックスを刺激するから精神上よろしくないです。
「ど、どうしてもだよ!」
「う⋯⋯わ、分かったよ⋯⋯実は今日ね仕事帰りに軟派に会っちゃって」
「良しその人達が誰か教えな! 今すぐ殴り込んで病院に送るから」
僕は思わず満面の笑顔で拳を握り締める。
うん⋯⋯こんな可愛いお父さんを軟派した奴らが悪い、ファザコン? いやこれは可愛すぎて母性本能を擽るお父さんが悪い、いや可愛いは正義だからこれは善いの方が合ってるのかな?
僕は首を傾げるが、すぐさまお父さんに向き直る。
お父さんはと言うとそんな僕に戸惑いながらワタワタしてます。
うん、可愛い。萌え死にそうです。
取り敢えず僕はお父さんを落ち着かせるように頭にチョップする。
こういう時に170cmの身長は便利ですね。
「う〜〜いたい」
「それで、何があったの?」
「……実はその人達がたちの悪い人達で思わず連れさらわれそうになって」
思わずまた暴走しそうになったが、ひとまず今はぐっとこらえる。
「その時にとある女性の人が助けてくれたんだ」
そう言ったお父さんはその時の事を思い出したのだろうハニカムように笑顔になる。
「つまり⋯⋯お父さんはその人が好きになっちゃった訳だね」
「はひ、いや好きって訳じゃ!?」
「そんな顔真っ赤にして無理に違う言っても逆効果だよ」
お父さんはウーウー言いながら俯いてしまう。はぁ⋯⋯まぁお父さんが惚れたうんぬんはおいといて、助けてくれた事に対しては娘として御礼しなきゃね。
ひょっとしたら義母さん候補になる人かも知れない訳だし、調査しとかないとね。
「そうかぁそれでその人はどんな人か覚えてる? 一応僕としても会うことがあったら御礼が言いたいから」
「えっと黒髪ロングで、美人の女性さんで⋯⋯確かあの時はふぁあすとぶりっとっとか言って殴り飛ばしてたなぁ」
スクブラ!? 何その人オタクなの!?
は! 行けない行けない、ラノベ愛読者=オタク何て偏見的な判断思想だった。
ん? いやスクブラは読んだことは無いけど、マンガやアニメにラノベが好きな私にとっては、話が合いそうで好感度アップですよ。
「あ、後これ⋯⋯その人が落として行ったもの⋯⋯」
そしてお父さんは机に置いたのは名刺入れだった。
⋯てか名刺からして平塚先生じゃん⋯⋯何やってるのあの人⋯⋯⋯
「ん? どうしたの薺?」
「あ、いや知ってる人だからついね」
「それ、本当!」
お父さんは慌てて机を乗り出す。
「あ、うん⋯⋯てか、僕が通ってる高校の教師だよ。たしか生徒指導の⋯⋯」
「そ、そうかぁ⋯⋯」
そしてお父さんは嬉しいそうに照れながら着席しなおす。
「⋯⋯取り敢えず名刺は僕が返しとくね」
「あ、うん⋯⋯」
そして僕は机の上に置かれた名刺入れを手に取ると部屋に帰った。
そう言えば明日から大変だなぁ⋯⋯取り敢えず雪乃にでも相談して見るかな?
僕はそんな風に明日の予定について考えながら、部屋に戻るのだった。
こういう男っぽい女性って何て呼べばいいんでしょう?
誰か教えて下さい。