やはり俺たちのオラリオ生活はまちがっている。   作:シェイド

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続きです。
最近うまく書けてない自覚があるんで、指摘等あればどんどんお願いします。


ダンジョン②

【ロキファミリア】がかなりの派閥だと言うことがわかった翌日。

俺とコマチはダンジョンに潜っていた。

 

何故か。

 

普段ならばリヴェリアがダンジョンに関する知識を教えるところらしいが、俺達は今までたった二人でオラリオまで来たことと、俺の魔法やステイタスの異常さから、5階層までは好きに潜っていいと言われたからだ。

 

「さて、二人だけでは初めてのダンジョンなわけだが・・・いくら稼げっかな」

「10000ヴァリスくらい稼げたらいいね」

「そりゃあ夢みたいだな」

 

なんせオラリオに来る前は2000ヴァリスで大金だと思っていたからなぁ。

そんなことを思っていると、ダンジョンの壁からモンスターが出てきた。

ダンジョンは存在自体がモンスターを生みだす母体みたいなものだとリヴェリアからは聞いていたが・・・ちょっとビビるな。これ。

 

「グギャ!!」

「グギャギャ!」

 

ゴブリンA、Bが現れた!

ハチマンとコマチはどうする?

 

「先手必勝!」

「とりゃ!」

 

とりあえずナイフで攻撃。

 

「グギャ……」

「グ、ギ」

 

ゴブリンAは倒れた。

ゴブリンBは倒れた。

ハチマンとコマチは小さめの魔石を二つ手に入れた。

 

「うーん……やっぱ小さいな」

「でも、倒せば倒すほど手に入るよ」

「そうだな。コツコツやっていくしかないか」

「頑張ろー!!」

 

二人はダンジョンを進んでいく。

 

 

 

***

 

 

 

次に現れたのはコボルドだった。

そういや前に名前がわからなかったから適当に犬っぽい奴とか呼んでいたが、コボルトっていうちゃんとした名前があるとはな……。

 

コボルドの数はええっと……1、2……8か。

 

普通の新米冒険者ならば、数が多すぎるモンスターとは基本的に戦わないのが鉄則だ。

しかし、ここにいるのは精霊に力を貰い受け、両親に扱かれたハイスペックの少年と妹だ。

 

「小町、何匹やれるか?」

「う~んどうだろ……3匹ならいけるよ!お兄ちゃんの【悪夢】あってのことだけど」

「そうか。なら俺は残りの5匹だな」

「小町は右からやるね」

「わかった……【悪夢】」

 

ゾゾゾゾゾゾっと全身を纏うように黒いもやが溢れだし、コマチにもそれをわける。

まずは先制攻撃で牽制だな。

 

「ふっ!」

「ガゥ!?」

 

俺は分断させるために、コボルド8匹に向かってある程度の早さで攻撃を行った。

コボルドは危険を察知したのか左右に分かれ、ちょうど5:3で分かれたな。

 

「コマチ、仕留めそこなうなよ!」

「あいあいさー!」

 

一応コマチに注意を促しつつ、俺は5匹のコボルドと相まみえる。

混戦になっても勝てはするが、こっちがダメージを負ってしまう。痛いのは嫌だ。

まあいいや。1対5じゃなくて1対1を五回行う形で倒そう。

 

方針が決まったところで、コボルドとの距離を少しずつ詰めて行く。

コボルドは警戒はしているが、逃げる様子はない。

そして、俺もコボルドも歩みを止めて……

 

「バゥ!!」

「はっ!」

 

戦闘を開始した。

次々に飛びかかってくるコボルドを斬る、殴る、蹴る……倒しきった。

コボルド達は灰と化し、魔石が音を立てて地面に転がる。

俺はそれを拾い、昨日冒険者登録の際に貰った初心者用の魔石入れに魔石を入れる。

さて、コマチの方はどうなってるかな?

 

「やっ!たっ!」

『バゥーン……』

「よし!倒しきったぞー!!」

 

三匹を倒しきっていた。

うむ。動きが格段によくなっていてお兄ちゃんうれしいよ。

 

「お兄ちゃん。もっと奥に潜ってみない?」

「今は三階層だし……潜るか」

 

こうして俺達は四階層へと歩みを進めるのだった。

 

 

***

 

 

ダンジョンから出ると、すでに辺りは夕暮れに包まれていた。

結構長い間ダンジョンに潜ってたんだな……ダンジョンの中にいると時間間隔を忘れてしまう。今度リヴェリアに相談してみよう。

 

「はぁ~疲れたね」

「まあ一日中ダンジョンに潜ってたしな。俺も結構疲れた」

「これからどうするの?」

「確かギルドに換金所とシャワー室があったから……ギルドに行こうぜ」

「おっけー」

 

今日一日で分かったが、ダンジョンに潜るとかなり返り血とかで汚れることが分かった。これからはシャワーにいつもお世話になることだろう。

 

俺達はギルドへと行き、男女別れてからシャワーを浴びた後に換金所に来ていた。

 

「いくらになるのかな?」

「10000ヴァリス行ってるといいんだがな……そう簡単に行くのか?」

 

 

***

 

 

結果、軽く越しました。

 

二人で集めた魔石を換金すると、なんと20000ヴァリスだったのだ!

もちろん二人で抱き合って喜びあった。

 

半分は貯金に回して、残りは所持金とした。

 

「やったねお兄ちゃん!10000どころか20000も手に入ったよ」

「大金だよな~ついついニヤけてしまうな」

「お兄ちゃんがニヤけるとキモイから止めて」

「」

 

悲しすぎるだろ……。

 

「よし、ホームに戻ろうぜ。ロキ達が待ってるはずだから」

「あんまり待たせちゃ悪いしね」

 

俺達は帰路に着くのであった。

 

 

***

 

 

「たっだいま!」

「おっかえりやで!コマチ~大丈夫やったか!?怪我とかしとらんか?」

「大丈夫でしたロキ様。5階層までは無事でいけました」

「そうかそうか。良かったな~お、八幡もおかえりや」

「ただいま」

 

ホームに帰ってロキと談笑していると、リヴェリアがやってきた。

 

「あ!リヴェリアさん!」

「コマチ、ハチマン。ダンジョンはどうだった?」

「全然大丈夫でした!」

「特に危ないところもありませんでしたよ」

「そうか。なら安心だな」

「お、そや。ついでに今からステータス更新しよか」

「します!」

「俺もしてみたいです」

「じゃ、うちの部屋でやるで」

 

リヴェリアも合わせた四人はロキの部屋へと向かう。

 

「コマチ。ベットに横になってな」

「はーい」

「……よし、更新出来たで。これが更新後のステイタスや」

「上がったかな!?」

 

 

コマチ・ヒキガヤ

Lv.1

 

 力:H127→H130

耐久:I18→I19

器用:I27→I35

敏捷:G210→G219

魔力:I0

 

 

「トータルで21上がっとんな」

「微妙ー」

「いやいや、これでも結構あがっとる方やで。さ、次はハチマンやな」

「おう」

「……よし、終了や」

「どれどれ?」

 

 

ハチマン・ヒキガヤ

Lv.1

 

 力:F342→F346

耐久:I29→I29

器用:D635→D638

敏捷:C712→C716

魔力:A837→A840

 

魔法以下は前と同じ。

 

「トータルで14上がったのか」

「まあ、妥当だな。だいたい一日でこれくらいは上がるようになっている」

「お兄ちゃんより7も上がったよ!へっへーん!!」

 

小町のドヤ顔……可愛い。

 

「でもな、ステータスは数値が上がるほど上がりにくくなるから、八幡はよくあがっとるほうや」

「……」

「なんかツーンってしとっな」

 

そう言われてもどう返したらいいかわからない。返答に困るんだが・・・。

俺が返答に困っていると、リヴェリアが助け船を出してくれた。

 

「ま、ともかく二人とも。これからも頑張れ」

「「はい!」」

 

 

 

こうして【ロキファミリア】での三日目は終了した。

 




次回は装備ですかね。
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