僕のヒーローアカデミアwith斉木楠雄   作:ぽけっと

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※この小説を読む時の注意点
・楠雄無双です(予定)
・世界観としては『斉木楠雄が僕のヒーローアカデミアの世界に来た』というより『抗えない力によって斉木楠雄のΨ難と僕のヒーローアカデミアが混ざった世界』という風な感じです
・更新遅いです
・以上の点に引っかからない方だけ閲覧をおすすめします
・あとこの話は世界観説明が大半なので読むのは最後の数行だけでいいと思います


集合!Ψ悪のメンバー!
第1χ 某超能力者のΨ難


 僕の名前は斉木楠雄、どこにでもいる、ただの高校2年生だ。

 ……超能力者でさえなければ、の話だが。

 サイコキネシスから透視、千里眼、発火能力etc……『超能力』と呼ばれるものはだいたい使える。画面の向こうの皆さんは、この能力(ちから)を羨ましく思うかもしれないが、世の中そんな甘くない。

 例えば、あなたが僕と同じだけの超能力が使えたとして仮定しよう。あなたは、その超能力のいずれかを使って、どこからかお金を盗んできた。勿論、あなたがそのお金を何に使うかは自由だが、ここではバイクを手に入れたとする。あなたはバイクで街中を走り抜けられる喜びに満ち溢れるだろう。しかし、どうだろうか?超能力があれば、バイクより早く爽快に走れるのでは?公道なんて走らずとも、空中に浮けばよいのでは?そもそも、犯罪行為を働く意味は?……などなど、だいたいの願望は「超能力でよくね?」の一言にかき消されてしまう。

 そう、超能力なんてあっても何一ついいことなんてない、むしろデメリットだらけの、最低最悪の能力だ。

 しかも、僕は学園生活をできるだけ平穏に終わらせたい。超能力者だということがバレたら、大騒ぎどころじゃないだろう。マスコミは僕の家や学校に押しかけ、父と母はそれらの対応に追われるだろう。そのため、周りの人にできるだけ迷惑をかけないため、そして僕自身のためにも、自分が超能力者であることを隠し続けている。……某寺生まれのTやギャルにはバレているが。

 まあ簡潔に言うと、僕は超能力なんていらないし、それどころか憎んでいる。 平穏な生活を送るためにも、自分が超能力者であることを隠し通しているという訳だ。

 ただの前置きに675文字もかかってしまった。原作を知っている人はずいぶんとイライラしたことだろう。さて、本題に入ろう。

 今、僕は知らない場所にいる。いや、正確には知っているのだが、僕はこの場所に来たことがない。

 タイトルでもうお察しの方もいるかもしれないが……そう、ここは。

 

 『僕のヒーローアカデミア』の世界だ。

 

 知らない人のために説明すると、この世界の人々の8割は『個性』と呼ばれる特殊能力を持っており、そしてその『個性』を活かした『ヒーロー』という職業が一般的になっている世界で、生まれつき『個性』を持たない少年、緑谷出久が『雄英高校』に入学し、最高のヒーローになるまでの軌跡を追うという物語だ。

 僕も週刊少年ジャンプの読者の1人だ。勿論、この作品も読んでいる。

 ……え?何?さっき「超能力なんてものは最低最悪の能力だ」って言ってた?それは僕のように、数多くの能力を持ち、努力の全くいらない人生を送るハメになった者の考えることだ。この世界では、1人1個性が普通だ。まあ、例外もいるが。

 そして、個性には勿論強力なものもある。その強力な個性を得た者が辿る道は……

 

「どけモブ共ッ!ブチ殺すぞ!!!」

 

 ……あんなふうになってしまう。自身が強いと周りを見下してしまう典型的な例だ。え?僕?……ちょっと何言ってるかわからないな。

 まあ、とにかくだ。来たからには、心ゆくまで楽しまなければ損だろう。この世界のコーヒーゼリーも食べてみたいし、何より超能力がバレても『個性』として認識されるというメリットはデカい。

 さあ、ここから始まる。僕の新たな人生が―――

 

 「お、相棒じゃねーか!こんなところで何してんだ?」

 

 ……え?




楠雄は永遠に人生が思い通りにならない呪いにかかってると思います
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