「ねー、空って高校どこにするか決めた?」
「雄英だよん。一佳は?」
「私も一緒だよ」
原作には一佳はいなかったはず。つまり、恐らく一佳は雄英落ちる。なので、なんとかして俺が受からしてあげようじゃないか。可愛い子はいっぱいいた方がいいしね。
「じゃあ高校でもイチャイチャできるのかー。嬉しーなー」
「別に今までイチャイチャした事ないでしょーが」
「そーだっけー?ま、いいじゃん」
「アンタを相手してると疲れる」
「よく言われるー」
「はあ、なんでこんなのがモテるんだろ?」
「んー。女の子に優しいから?」
「あんまり期待させるような事しちゃダメだよ?」
「例えば?」
「可愛いって言うとか」
「その理屈だと一佳は期待してるってことになるけど?」
ちょっくらいじわるをしてみる。一佳は純粋だからからかいやすい。そんでもって反応が面白い。
「バ、バカじゃないの?」
朝と同じく真っ赤っか。可愛いなーほんと。
「バカとは失礼だなー。今の発言で俺は酷く傷つきました。アイスを要求します。」
こう言いながらコンビニへ行くと一佳は奢ってくれる。一佳やさしー。まじ惚れちゃう。おい、言っとくけどヒモじゃないからな。ヒモも楽しそうでいいなとは思うけど。
「はあ、なんでこんなのが好きなんだろ」
「早くー」
「わかったわかった」
一佳はため息をつきながら歩いてくる。
「一佳愛してるよー。」
大きな声で言うと、ダッシュで向かってくる。
「そんなに嬉しグハッ」
一佳の全力右ストレートが飛んできた。話ぐらい最後まで聞いてくれよ。あ、だめ。意識遠のいてきた。まじで、女子中学生が打つパンチじゃねーよ。最後に一言言わなきゃ。
「そのパンチ世界狙えるぜ」
その言葉を最後に俺の意識は途絶えた。
「あれ、ここどこ?」
「やっと起きた」
「一佳だー。てか、この体勢もしかして膝枕されてる?」
「そうだけど、嫌だった?」
不安げに聞いてくる一佳まじ可愛い。じゃなくて、返事しなきゃ。
「いーや。嬉しいよ。だから、もうちょっとこうしててもいい?」
「いいけどアイス買いに行かなくていいの?」
「アイスより、こっちがいい。」
「変なやつ」
「知ってる」
「雄英」
「ん?」
「雄英、一佳と一緒に入れるといいなー」
紛れもない俺の本心。
「そう、だね」
「あれ?今日はやけに素直だね」
「私だって寂しいの」
まじこの子なんなの?俺を悶え死にさせたいの?まじ死んじゃうから止めてくれませんかねえ。
「うん。ずっと一緒に入れたらいいね」
「うん」
「よし。アイス買いに行こ?今日は一佳がデレてくれた記念日としてアイス奢ってあげるよ」
「なにそれ」
「コンビニまで競走ね。よ〜いドン!」
「ちょ、元気だなー」
これが俺の新しい日常だ。
今回は日常回ってことでちょー短く書きました。また次回でお会いしましょう。