「エントリーの受付を始めます。参加者は名前の記入をお願いします。」
黒い服を着た人が紙とペンを持っており、参加者であろう人達がその紙とペンを受け取りに行く。
ダンもマリーを置いてその紙とペンを受け取りに行き、名前を記入すると紙とペンを返した。
「・・・ダン様ですね。それではトーナメントを開催します!」
「え!?もうなのか!?」
さっきから見ていたが六人程度しかしてはいない。
これではすぐに終わってしまいそうだ。
ダンは少し落ち込んでしまう。
「景品には王よりこの「輪廻龍サンライトドラゴン」が送られます!」
ウォー!!!
たった六人のカードバトラー達が歓喜に満ちる。
その中にもダンはいた。
カードが赤というのもあるが何よりこのデッキには決めて、キースピリットがいない。見たところXレアでは無く、マスターレアみたいだがレアければいいという訳ではない。
「嬉しそうだねぇ、ダン。あんなのが欲しいのかい?」
「欲しくないカードは無いさ。」
「一回戦!ダン選手対ホクト選手!」
早速ダンの出番のようだ。
「じゃあ行ってくるよ。」
「さっさと終わらせてきなよ、あたしだって暇じゃないんだ。」
「分かってるさ。」
ダンは黒服の人の近くに行くと、地面から台が浮き上がってきた。無駄に技術がある。
「スタートステップ!」
「ちょっとストップストップ!何いきなり始めてるんだい?」
ダンがバトルをスタートしようとしたら黒服に止められてしまう。レフリーの役割もあるみたいだ。
「何ってスタートステップ・・・。」
「まずはじゃんけんからだろ?」
(しまった!)
そういえば普通のバトスピは最初にじゃんけんをするんだった!
ゲートでは遠いため、自動的にどちらかが宣言して始まっていた。
懐かしいが、非常識と思われてしまい少し恥ずかしい。
「「じゃんけん・・・」」
結局ダンが先行で始まる。
「スタートステップ。」
光らない。
「コアステップ。」
癖でたまたまでてしまったのだったが宣言すると台からグググッとコアが浮き出てきた。
今更どういう機能なのか気になる事はない。
「ドロ―ステップ、リフレッシュステップ。メインステップ!俺はコドモドラゴンを二体召喚!」
__________________
コドモドラゴン (赤)
コスト0
1 LV1 1000
2 LV2 2000
4 LV3 3000
____________________
「そしてビショップビジョップを1体召喚してターンエンド。」
_____________________
ビショップビジョップ (赤)
コスト1 軽減 赤1
1 LV1 2000
3 LV2 3000
4 LV3 4000
______________________
「え、え~っと。俺はこれを召喚。」
_______________________
ガーディアン (白)
コスト2 軽減 白1
1 LV2 2000 LV1~
3 LV2 3000 このスピリットがブロックした時+2000
5 LV3 4000
________________________
「ターンエンド。」
この人は間違いなく初心者だ。
ダンは思った。
カードを持つ手が若干だが震えているし、落ち着きも無い。
ダンは思い出す。初めて出た大会で相手が何やってるのか自分が何をやるべきなのか分からず頭が真っ白だった頃の記憶。
すっかりあの時とは別の刺激を求めてしまっている自分の事を考えると人は変わる物だなと感じる。
しかし容赦をする気は無い。
カードを手に入れるべく、ダンはより一層気合を入れた。
ルールよく覚えていないので最初のターンは3つ。次のターンからコアステップでコアが増え4つとします。
それと遅れてすみません。やる気が・・・無いんです。