ある時カルデアの複数のサーヴァントが
ある、特異点に移動した
これに危機を感じたカルデアのマスターは
すぐさまレイシフトする
そこで彼女は数多の死闘を繰り広げある男と出会う
そこで、彼女は何を思うのか?



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その男
かの三国の時代において
幼き姫を守るために
死力を尽くし
天下にその人ありと
言わしめた




中華狂闘神黒羅

それは一人のサーヴァントが起こした

最期にして究極の特異点

 

 

ー中華狂闘神黒羅ー

マスターは困惑していた。

それもそうだろう。

ゲーティアを倒し、人類の未来を取り戻し

まだ、やることも残ってはいるがやっと穏やかな日々を過ごしているなかダ・ヴィンチ女史から連絡があったのだ

曰く

ー数人のカルデアにいるサーヴァントが消え新しく出来た特異点にその存在が確認されている。こちらから連絡を入れたが誰も返信を返してくる素振りはない。しかもそれらを率い特異点を作り出したものがいる。

一体何故こんなことになっているのか?

マスターはそんなことを考え、取り合えずこんなことをした首謀者へそのことを問い正すべく、パーティーを編成し特異点へダイブした。

 

「ここに彼らが?」

「そうだね。強力な霊器の反応が7つ、8つほどあるね」

「一体なんでこんなことになっているんでしょう?」

特異点についた瞬間彼らの目の前に広がったのは一面の荒野。

そして辺りに点在する強力なサーヴァント反応。

彼らはひとまず一番反応が近いところから行ってみることにした。

 

 

 

 

ー来たか。

ーさぁ、人理の救済者よ今再び我らに力を見せ付けよ。

ー示せぬその時は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壱の武 堕ちた騎士王

 

其処にいたのは黒き王だった

カルデアにいたときの常に腹を空かせ食堂に入り浸ってほんわかしているときの雰囲気は皆無で

その体からあふれでる殺意はこちらを殺す気満々であった。

 

その者闇に落ち悪逆非道を通した者なり。

正規の史実と異なり彼女の歩いた道は正しく覇道。

其処に一切の私情はなく。

其処に一片の願望(願い)はなく。

私欲我欲を尽くし果てた王なり。

その者騎士王にして騎士王に非ず。

その振る舞い、その行いから、我輩はかの王を

こう呼ぼう。

 

 

彼女に透き通る青は会わず黒く全てを飲み込むが如し黒こそが相応しいものとして

青呑黒王(せいどんこくおう)

青というすべての人のこころを透き通す色を呑み、黒という万物に終わりを告げる色を知らせる王と。

 

 

 

 

ー冬木市以来の再戦だな。

あのときと違って私も経験を積んだし、貴様も成長を遂げた。

だが、それだけでは足りぬ。

いかなる世を渡るときも力はいる、この私のようにな。

それを此の場で示せ。

示せぬというのなら我らが破壊の化身が貴様らを闇の世界へ葬り去るだろう。

いざ、騎士王・・・

いや、青呑黒王アルトリア・ペンドラゴン・オルタ

貴様らの「力」をはからんがために壱の武を振るおう!

 

 

 

 

 

弐の武 幼き怪物

 

かの王を退け次に待っていたのは怪物だった。

しかしながらそれは未だ怪物足らざる前の姿。

姉と同じ美貌をもち、それでもなお武器を構え振るった怪物。後にメドゥーサと称され哀れな最期を迎える彼女。

バビロニアにて人の優しさに触れた彼女はその想い(殺意)をあるがままにぶつける。

それは正にメドゥーサ(怪物)そのものであった。

 

 

今、その者は歩み寄ることをやめ、己のみを認識する。姉たちでさえも、自分を進ませてくれたマスターが目の前にいても、怪物は全てを敵として認識する。

それは怪物の性。

幼いながらもそこから発される気迫はいずれなる蛇の化身に他ならない。

そこにもはや神の一柱という考えはない。

彼女はすでにそんなこと忘れて(止めて)要るのだから

 

 

 

 

ー壊します。

草も花も、木も大地も

空も空気も

動物も人も

森羅万象ありとあらゆるものを破壊します。

それが、私

メドゥーサ(怪物)に定められた運命ですから!

弐の武としてあなた方に「運命」に抗えるか見極めさせて頂きます。

 

 

 

 

参の武 一を捨て九十九を救う者

 

待つは正義の体現者

・・・のばすだったもの

二つの選択を示され

選びきれず己が信念を壊したもの

その肌は黒く染まり所々に金の紋様が浮き出る

それは己がかつて求めたものとは真逆の姿

剣ではなく銃を持ち

過去の記憶全てを捨て去ったアラヤの抑止力

 

 

 

 

 

 

ー小を捨て大を救う

分かりきったこたえだった

あいつは正しかったんだ

俺が考えていた理想など溺死して当然だったのだ

いざ、「俺」を踏み越えて進んでみればどうだ?

やつの言った通り全てを救うなど出来はしなかった

生まれて間もない赤子も

生まれて数年しか立っていない少年少女も

社会人として歩み出そうとしていた男女も

怒濤の人生を過ごし老い先短い余生を楽しもうとしていた老人たちも

 

誰で有ろうと殺してきた

お前には殺せるか?

 

・・・・・・

 

参の武エミヤ・オルタが「覚悟」を問う

乗り越えてみせろ

 

 

 

 

 

 

 

 

肆の武 見果てぬ夢を追いかける者

 

其処にいたのは「王」だった。

幾万の軍勢を背後に連れ

最前線にて腕組をして待ち受けている「王」だった

殺意でもなく悪意でもなく

覇気のみで此方を圧倒する

そのあり方に言葉がでてこない

しかし向こうは戦場しかも、守るものが近くにいない状態で此方へ近づき高らかに喋った

 

 

 

 

 

 

ー余は征服王!

あらゆる戦場を駆け抜け

蹂躙し、見果てぬ夢を求めて走り抜けた王である!

征服こそは我が王道!

兵たちとの絆こそ我が至宝!

あらゆる宝、財宝、街を得てきたが

これに勝るもの既に我が手中にあり!

それこそが

 

我が宝具 「王の軍勢」(アイオニオン・ヘタイロイ)なり!

 

然り!然り!然り!

 

さあ、人類最後のマスターよ!

肆の武を司る征服王イスカンダルが「道」を問おう!

いざ!遥か万里の彼方まで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伍の武 真実はいつも残酷であるもの

 

荒野には似つかわしくない光景が其処にはあった

一人の幼女がヌイグルミ、人形、人でないものとお茶会をしているのだ

端から見れば微笑ましくも見えるかも知れない

しかし、これはなかに入ってしまったものにはそれはそれは残酷なことにほかならない。

これこそこのサーヴァントの宝具であり、無垢の恐ろしさを知ることとなるのだから

 

 

 

 

あら?あらあらあらあら!?

やっときたのね?マスターさん。

ようこそ!アリスの素敵なお茶会へ!

ここにありすはいないから寂しかったのだけれどジャバウォックがどうしてもというから来てみたの。

だけれど、いざ来てみればなんにもないまっさらな荒野!つまらないったらつまらない!

けれど大丈夫!一人は退屈だったけどマスターもきてお友だちも一杯いるなら、楽しめそうだわ!

さぁ、マスター

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

あなたの名前を言ってみて?

 

 

 

伍の武 ナーサリー・ライムが「心」を問うわ?

マスター?あなたはどこまで楽しませて(壊れて)くれるのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

録の武 ハサン殺すは・・・

 

其処には誰もいなかった

いなかったはずだった

 

鐘の音が聞こえるまでは・・・

 

 

 

 

 

 

 

ー我、ハサンを殺すハサンなり。

契約者よこの晩鐘が聞こえるか? 

それは汝の終わりを告げる鐘

終焉を告げる鐘の音である

晩鐘は汝の名を指し示した

首を断つか

または我が首を断つか

「死」の鐘から抜け出してみるがいい

 

 

 

 

録の武初代山の翁が、汝に「死」を与えよう

 

 

抗ってみせよ契約者よ

そしてこの先に待ち受ける絶望に打ち勝って見せるがいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武極 闘神

 

一歩踏み出す毎に震えが止まらない

ここまでの道のりを振り返り原因を犯した人物をマスターは考えていた

どれもが死闘というに相応しいものだった

いつものようなぐだぐだな空間ではなく本当にこっちを殺しに来ているそんな感じ

 

ー戦場にいるなら一瞬足りとも気を抜くなその時こそ「力」に全てを呑み込まれる

 

こんなところで負けるわけにはいかないゲーティアを倒したあとも私には役割があるここまでの苦労をこんなところで終わらせたくない!

 

ーおまえさんは、強い。

あんた自身じゃあ、ないが「運命」に愛されてるって感じがしやがる

 

ドクターを失って、マシュを一度失ってもう二度とそんな目に会わせないそう決めたんだ!

 

ー常に覚悟を決め、曲げずに進むそりゃあ、難しく残酷な考えだ

 

これまでの私の「未来を取り戻す物語」      (grandorder)

を終らせる訳にはいかない!

 

ーおまえさんの進んできた「道」は誰にも真似できねぇもんだ。だからこそ・・・

 

この心に誓って!

 

ーあんたの「心」は 

 

死んでいった彼らのためにも!

 

ー一回「死」んでもらわにゃならん

 

 

 

 

 

 

 

其処にいたのは男だった

その男はかつて中華全土を巻き込む事件で、連合軍をたった一人で押し返しそのまま果ててしまった男

しかしながら、その戦いぶり主への忠誠心のたかさ

「武人」として、一つの欠けもなく完璧なものであったそれが後世に渡りいまや、誰も知らぬものがおらぬ物語にまで昇華した。その男の名は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お初にお目にかかる人理の救済者殿

我輩は黒羅

遥か昔「闘神」といわれた中華の武人だ




いかがでしたでしょうか?
いちおー短編として書いておりますが
気が向いたら戦い毎に区切って書いて見よーかなーとも思っております。
 
・・・コメント次第ですが(熱望)
さぁ、最後に出てきた主人公
出番がなかった泣

ま、連載になったらステとか、設定書きますので応援の声をよろしくお願いいたします!

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