転生提督が元ブラック鎮守府に着任しました。これより、艦隊と共に深海淒艦を駆逐します‼   作:逸ちゃんこ鍋

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アライブ・アト・チンジュフ

『残り10分で横浜鎮守府上空です。相良さん、準備をお願いします』

機内アナウンスに従い、輸送機の格納庫で準備を始める。といっても、パラシュートは配備されてなく、私物の入ったバックをからうだけである。

「準備完了」

『了解。ハッチを開く』

格納庫のハッチが開き、見えるのはどこまでも続く青。そこに元師から通信が入る。

『相良くん、今回君が遂行しなければならない任務は二つ。一つは今横浜鎮守府で指揮をとっている提督の説得だ。無理なようなら強行手段を使ってもかまわん。二つ目は、君の横浜鎮守府着任だ。こっちがメインだというのを意識していてくれ』

「了解」

そして元師からの通信は切れた。続けざまにアナウンスが入る。

『目的地上空へ到達。これより作戦を開始する。相良さん、グッドラック』

そのアナウンスを合図にハッチから落ちる。

「...地獄へのエレベーターだなぁ!!」

そして俺は、武装する。頭にゲッター2(新ゲ)を思い浮かべながら...

 

 

 

 

 

だいたい今は7000mぐらいだろうか。今はまだ青い空の真っ只中。そんな青い空に点に見えるものが複数飛んで来る。ただの鳥であって欲しいのだが、現実はそんなに甘くなくその正体は艦娘が装備している烈風である。今ここで撃墜しても構わないのだが、捕捉されるのが嫌なので今の速度より更に速く降下するため、左手のドリルを下に向け高速回転させ風の抵抗を殺しながら降下する。段々と烈風との距離が離れ、ついには見えなくなった。しかし、下には艦娘が配備されているのを予測して速度を更に上げながら降下する。

 

 

 

 

1000m弱。ようやく地上が見えるが、地上には既に艤装を着けた艦娘がたくさんいた。その中の一人、戦艦陸奥にドリルの標準を定め降下する。狙うは陸奥の艤装の第三砲塔。少しトラウマをいじってやるか、等という悪戯心を胸に突撃した。そしてーーー貫いた。

「きゃあぁ!?」

あまりの出来事に他の艦娘達はおろか、第三砲塔を貫かれた陸奥も理解が追いついていなかった。

「な、何?また第三砲塔?」

陸奥のトラウマのスイッチが入ったようだ。そして俺はレーダーを見ながらどこに出るか考えた。そして出たところは艦娘達のど真ん中。一瞬艦娘達は呆気に取られていたが、戦艦長門の「ッテェーー!!」を聞くと一気に砲撃を始めた。回避は不可能。ならばと思い、武装をゲッター2からゲッター3(真ゲ)に換える。そして砲弾の迎撃をする。脚の武装を展開、すると数多くのミサイルが姿を現す。

「ミサイルストォーム!!!」

ミサイル発射。ミサイルにより全ての砲弾を相殺し、余ったミサイルは戦艦や重巡の艤装を破壊する。続いてゲッター2に戻る。残ったのは軽巡や駆逐ばかりであり、特に駆逐には島風といった高速艦もいるため速さでは1番のゲッター2で対応する。やはり駆逐や軽巡はその速さを活用した戦い方を仕掛けてきた。先に狙うは軽巡。見渡しながら獲物を捕捉し、天龍に決める。天龍の後ろに高速で回り込む。艦娘達から見るとそれは消えたように見えたであろう。そして、左手のドリルで天龍の艤装を粉々にする。そのような行為を続けていると、いつの間にか全員の艤装は使用不可能になっていた。それを確認すると、武装をゲッター1(新ゲ)にする。そして、近くにある建物の内部に入る。この鎮守府の構造は記憶している。次に向かうは執務室。執務室の近くに来ると、中から声がした。

「なんで手前ぇらは烈風積んでも飛行物体の捕捉も出来ねぇんだ!?あぁ!?」

ここの提督のようだ。烈風という単語からするに相手は空母勢だろう。さっさと解放してあげたいため、執務室に入る。

「...誰だ?手前ぇ?...」

明らかに不機嫌な様子で尋ねて来る提督に対し、俺は火に油を注ぐ説得をした。

「大本営から通達だ。貴様は本日をもって、提督業を解任とする。だから、さっさと失せろ...」

すると更に不機嫌になったのか提督が立ち上がりながら叫ぶ!

「ザッケンナコラー!!スッゾオラー!!」

ヤクザスラングを提督ともあろう者が叫びながら突っ掛かって来る!!コワイ!一般市民ならば間違いなく失禁していたであろう。

「あくまでも対抗して来るか...やむを得ない。強行手段とる!」

そう言って俺は提督の背後に回り込み、襟首を掴んむ。そして、執務室の窓から飛び出した。

「...ゲッタァァウィィィング!!」

俺はゲッター1の武装の一つ【ゲッターウィング】を使い上空を飛んでいる輸送船の所まで行き、コックピットまで飛びハッチを開けて貰うよう合図を送る。するとハッチが開いたので、そこに提督をぶち込む。何かしらワーギャー騒いでるが無視をする。どうせこれから地獄に送られる奴の言い分なんて聞く価値がない。そう思いながら今度はハッチを閉めて貰うよう合図を送り、離脱する。そしてこれから着任する横浜鎮守府に向かう。

 

 

 

 

 

横浜鎮守府に戻り、さっき破った窓から執務室に入る。そこには銃を取りだし艦娘達に向けている三人の憲兵の姿があった。憲兵達も提督とグルだったようだ。

「役に立たないゴミ兵器が!!処分してやる!!」

憲兵が引き金を引くのと、俺が武装をゲッター1からマジンガーZに換え艦娘達の盾になるのは同時だった。打ち出された弾丸は性格に俺の身体を捉えるが、傷一つつくことはない。

「な、なにぃ!?」

憲兵共は同様を隠しきれてない。俺は怒りを込めて憲兵に言う。

「貴様らに問う。無力が悪だと言うのなら、力は正義なのか?復讐は悪だろうか?友情は正義足り得るだろうか?」

すると憲兵は言い返す。

「...侵入者と言葉を交わすつもりはないが、使えない兵器は廃棄するだけだ」

腐っていやがる。こんな奴らが憲兵なんて、軍も廃れたな。

「そうか...ではお前達に事実を残そう」

マジンガーZの面頬を起動する。

「彰斗が命じる。貴様達は、死ね!!」

そして面頬が発動し、酸が混ざった風を送るルストハリケーンをお見舞いする。憲兵共は断末魔を上げながら灰と化した。憲兵共が灰になったのを確認すると、ルストハリケーンを停止し、艦娘達を見る。

「あ、貴方は一体?」

航空母艦赤城が問い掛けて来る。俺は自己紹介を簡単にした。

「俺は相良彰斗。本日をもってこの横浜鎮守府に着任することになった。よろしく頼む」

 

 

 

かくして、この三人の憲兵が、相良彰斗の最初の餌食となったのだ。だが、相良彰斗がこれから築く血と屍の規模からすると、ごくごく僅かな前触れに過ぎないのであった。

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