転生提督が元ブラック鎮守府に着任しました。これより、艦隊と共に深海淒艦を駆逐します‼   作:逸ちゃんこ鍋

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バトル・ウィズ・パートナー

朝のマルロクマルマル。彰斗は身体を起こして洗面所に向かう。顔を洗い、着替えを済ませる。食堂が開くのはマルナナサンマルからなので、まだ時間がある。とりあえず工廠に赴き、妖精さんに執務室の窓を修理してもらうように頼む。妖精さんは「マカセロ!!」といって修理の道具を持ってきて執務室へ向かう。すると門の方に大本営から書類を手にした人がいる。その人から書類を受け取り、執務室に帰る。執務室に入ると、既に窓が修理されていた。さすが妖精さんと思いながら、書類を15分で処理する。時計を見ると、マルナナサンマルを少し過ぎたぐらいなので食堂に向かう。

 

 

 

 

 

食堂に入ると、既に多くの艦娘がいた。多くの艦娘が彰斗を避けようとしたり、軽蔑の目で彰斗を見る等、様々だった。彰斗は間宮さんから朝食を受け取り、どこに座ろうか迷っていると、ある艦娘が手を振っていた。彰斗は近くに行き挨拶をする。

「おはよう、ヴェル」

「おはよう、彰斗」

すると他の第六駆逐隊の三人がこそこそ話している。

「いつの間にあんな仲に!?」

「まさか無理矢理?」

「嫌でも響ちゃんの反応は...」

内容全部丸聞こえだし。すると姉の暁が質問をした。

「ねぇ響...

 

 

 

 

そこの人になにか脅されたの?」

「...あ?」

確かに今の環境だとそんな疑問が出るのも仕方ないが、少々ど直球過ぎません?現にヴェルの背後に鬼の化身が見えるんですけど...

「何つった?姉さん?」

「ピィ!?い、いや、別、別にn、なにも」

「なんて言った?暁姉さん?」

ピィィィ!?と言って泣き出した暁をよそに、ヴェルは席を立つ。

「...彰斗」

「ど、どうした?ヴェル?」

「今すぐ演習場に行くよ」

そういってヴェルは食器を下げ、食堂を後にする。彰斗も急いで朝食を食べ終え、食器を下げてヴェルの後を追った。

 

 

 

 

 

演習場に彰斗とヴェルがいる。ヴェルは相当おこな様だ。

「ヴェル、大丈夫か?やっぱり今日の勝負には俺一人で出た方がーーー「いや、それには及ばないよ」...?」

そして彰斗は気づく。ヴェルのめが覚悟を新たにした目だということに。

「さっきの姉さんの言葉で自分がやるべきこと、いや、やりたいことがわかったよ。ここの皆に彰斗がどんな人か教えるために!!」

彰斗は確信した。やはりヴェルはとてつもなく強いと。

「それで、彰斗?この力はどうやって使うんだい?」

そして更に強くなって貰うために、彰斗は力の使い方を教える。

「それはだなーーー」

 

 

 

 

 

ヒトヒトマルマル。鎮守府正面海域の艤装を身につけた提督反対派の艦娘達の姿が見える。戦艦や空母など、他にも艦種はいるが見ただけでもざっと80はいるだろう。中にはやはり第六駆逐隊の面子もいた。対する陸地には彰斗が佇んでいる。

「よく逃げなかったな!その威勢だけは認めよう」

戦艦の長門が大きい声でいう。

「それはそうと、それだけか?もっといると思っていたが?」

少し挑発的意味合いをのせて言い放つ。それに戦艦の金剛が応える。

「youをひねりつぶすには、このmemberで十分デース!」

「そうか、だが俺も一人じゃなくてな、ゲストを用意した。来てくれ!」

反対派の面子がざわつき始める。そして現れたのは...

「!ひ、響!?」

通常装備のヴェルだった。ヴェルはなにも言わず反対派と対峙する。

「手前ぇ!ヴェールヌイになにしやがった!」

「別に、なにもしてないさ。力を与えただけだよ」

すると反対派は響が薬をキメられたと勘違いし、更に激昂する。あまり長引かせるのもなんだ。そろそろ始めようじゃないか。

「それじゃ勝負開始だ」

そして彰斗は己の身に白き騎士を身につけた。

 

 

 

 

 

ヴェルは自分の意思で、暁、雷、電は響を正気に戻す目的で互いに戦っていた。1対3である。雷がヴェルに呼びかける。

「響!どうしたの!?何をされたのよ!?」

「...」

ヴェルは反応しない。他の二人が呼びかけても反応はなかった。それどころか、主砲を向けて撃ってくる。電がこのままでは説得は不可能と見て提案をする。

「暁ちゃん、雷ちゃん!このままじゃ説得は無理なのです!一度響ちゃんを戦闘が出来ないようにしてから説得しましょう」

「「わかったわ!」」

 

 

 

 

 

彰斗が身につけているのは、『ランスロット』である。MVSを二本抜いて砲弾をあしらっている。

「何故砲撃が当たらない!?奴は化け物か!?」

悪態をつきながら砲撃を続ける。時折魚雷も撃つが、ランスロットのスラッシュハーケンにより相殺される。

「なんかおかしくないですか?」

戦艦の比叡が金剛に話しかける。

「ナニがデースか?」

何を言いたいのかわからない金剛が比叡に問い返す。

「だって、攻撃を受け流すだけでこっちに攻撃してこないじゃないですか」

 

 

 

 

 

一方ヴェルは、三人の攻撃により大破し戦闘は出来ない状況だった。再び暁達が説得を試みる。

「響!正気に戻って!」

「あんた操られてんのよ!」

「目を覚ますのです!響ちゃん!」

すると響が顔を上げて言った。

「私は正気だし、操られてなんかないさ」

ヴェルの発言に少し驚く三人。

「姉さん達は何も分かっちゃいない。あの人は優しいんだ。悩んでいた私を助け、苦しんでいた私を救ってくれたんだ。あの人は...」

ヴェルの話を三人は黙って聞いていた。

「だから、今度は!私が苦しんでいるあの人を...彰斗を!助けるんだ!」

力を込めて叫ぶ。

「だけど響、あなたはもう戦えないじゃない!」

現状はヴェルが大破、雷が小破、暁と電は損傷軽微である。勝ち目などあるはずがない。

「彰斗の言葉を聞いてなかったのかい?私に力を与えたって」

するとヴェルは手の平を天に向けて叫んだ。

「顕現せよ!人々を解放へ導く剣!自由な世界を実現せよ!ーーーー」

 

 

 

 

 

時は少し遡り、演習場

「この力はどうやって使うんだい?」

「使おうとすると頭の中にパスコードが思い浮かぶはずだ。それを唱えればいい。」

「フゥ~ン、でこの力はなんていうんだい?」

「教えてなかったな。その力の名はーーーー」

 

 

 

 

 

『ストライクフリーダム』!

するとヴェルの姿が認識出来ないほど光を発し始めた!その発光が数秒間に渡ると、そこには『ストライクフリーダムガンダム』の装備をしたヴェルがいた。

「なによ...なによ...それ...」

するとヴェルは三人に向かって言った。

「さて、やりますか」

 

 

 

 

 

「おっ、ヴェルも本気出したか」

離れた所で彰斗が言う。その周辺には先程まで砲撃をしていた艦娘達が倒れていた。

(一体...なにが...!?)

一瞬の出来事だった。彰斗の武装が変わったのだ。羽が生え、細部も変わっていた。彰斗が上空に上昇したので、空母部隊がありったけの烈風を発艦、しかし、ランスロットの羽から槍のようなものが大量に発射されると、烈風が次々と墜落し、最後は一機も残らなかった。主砲を構えると目にも止まらぬ速さで接近。次々と我々の艤装を切り裂いていった。つまり、全員大破になった。

(負けか...認めよう...お前の勝ちだ)

 

 

 

 

 

ヴェルは手にした高エネルギービームライフルを撃つ。しかし当てるためのものではなく、あくまでも牽制のため。そのせいか簡単に避けられてしまう。

「たいしたことないわね!すぐに終わらせてあげるわ!」

余裕の表情で言い放つ暁。だったらお望み通り終わらせよう。背中のスーパードラグーンを展開。そして射出。暁達はなんだこれ?みたいな表情をしていたが、その表情は一気に崩れ去る。四方八方からビームが飛んできて、三人の艤装を貫いた。

 

 

 

 

 

「姉さん、雷、電」

海上に倒れている三人に向かって話しかける。

「私からのお願いだ。彰斗を信頼してやって欲しい。それだけだ」

そういって三人を背負い、ヴェルは鎮守府に帰還した。




入渠室(風呂場)にて
ヴェル「ypaaaaaaa!!」
ドボーン!
三人「おぼあysgしすwqh!」


お風呂場で人を投げるのはやめましょう!
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