キリカに抱きつかれ、ほむらに右手を握られてリビングに着くと、それをみた仁美は鼻血を出して
気絶してしまい、まどかとさやか曰くそういう嗜好の持ち主らしい。
それからすぐに持ちなおし何事もなかったかのように接して来たため、一応そういうことに
しておいた。
それから、仁美とまどかとさやかとリンとマリモは親が心配するので一旦家に返ることになり
八十住さんは職場に行き、宝蔵院さんは出席日数が足りていないらしく大学で補修を受けることに
なって大学に行き、えいとかなめは、個人的にどこかに用があるらしく一緒に出かけ、織莉子とキリカは済ませていない用事とかでほむらの家を後にした。
で、最終的に残ったのは私とほむらとマミと杏子の四人だけとなった。
「こ、紅茶入れてくるわね」
しばらくしても沈黙するだけで気まずくなったのかマミは台所へ行き紅茶を入れ始めた。
杏子は黙ってお菓子を食べているし、ほむらは座ったままうつむいている。
(やばい……することがなくないか?)
そういう思考を考えていると
「そういえば、前の時間軸では織莉子とキリカは共同してまどかを殺そうとしたけど、今はそれが
ないわね」
ほむらはそう言った。
「そうなの?」
紅茶を入れて戻ってきたマミは不思議そうに言いながらテーブルにティーカップを人数分置いて
から紅茶を注ぎながそう聞いた。
「ええ。魔法少女が魔女になってこの街を滅ぼすことをしった織莉子はまどかを殺害しようと
目論んでたのよ」
「へえ………」
どうでも良さそうに、杏子はお菓子を食べてから紅茶をすする。
「あ、多分私だと思うよ。魔法少女が魔女になっても元に戻すことができる魔法を使えば………
でも、そういう子とすれ違ったらの話だよ?」
「すれ違ってないのか? すれ違う度にチートになっているのはごめんだぜ」
杏子は呆れながらそういう。
確かに、見ただけで願いがかなうように願ったのも私だしチートっぽいと言われればチートなんだろうけど、………むしろ私一人でもワルプルギスの夜討伐も可能なぐらいである。
もう少し違う内容にすれば良かったかな………。
「あ、わりい。そこまで悩まられるとは思わなかった」
「あ、うん」
悩んでいた私に杏子は心配そうに言ってきた。
うん。根はやさしい子なんだよね。
そう思い、マミが入れてくれたミルクティーを一口飲む。
「そういうことなら安心したわ。ワルプルギスの夜も大勢の人数で挑むのも初めてだから、少し
緊張してきたわ」
ほむらは安堵しながらも、顔は緊張した面持ちである。
「大丈夫じゃないかしら? 七夕さんがいるんだもの」
「それもそうだな」
マミは嬉しそうにそういうと杏子も賛同する。
私に丸投げですか。
という突っ込みはしないでおこう。