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「へぇ? あそこに七夕かなみがいるんだね。キュゥべえ」
《そうだよ。でも今は魔獣に連れ去られているけどね》
「ふぅん? 本当に私が必要なの?」
《君の固有魔法なら七夕かなみを連れて帰ることも可能だろ?》
「そりゃぁ、そうだけどさ。向こうには許可取ってあるんだよね?」
《きゅっぷい》
「ごまかしやがったな」
キュゥべえが逃げた所で私は困っているという人に会うことになった。
インターホンを鳴らして数秒足らずで玄関を開けたのは活発そうな少女であった。
「かなみ!? …………じゃないのか。何の用だい?」
「七夕かなみを救いに来たのだけど」
あたしはそういうと活発そうな少女は一瞬驚くも
「ん? どういうことだい?」
「私の固有魔法でこことは違う世界に存在する七夕かなみ、八十住あんみ、宝蔵院こよみを連れに
キュゥべえに言われてきたの」
あたしはそういうと置くからまた別な女子が出てくる。
「かなみさんに八十住さんと宝蔵院さんまで別の世界に? それ本当なの!?」
元気まさりの女子はそう聞いてきた。
「そうだよ。とりあえず中に入れてもらっていいかな? 詳しいことはその中で話すから」
あたしはそういうと活発そうな少女は一瞬悩んだが
「かなみを救えるなら。いいよ」
とりあえず中に入った。
リビングまで案内された所で結構な人数がリビングに集中していた。
「貴女は……?」
サイドポニーにまとめている人に言われ
「自己紹介が遅れたね。あたしは萩原楓。七夕さんに頼まれてきたピンチヒッターって所かな?」
「ピンチヒッター? もしかして明後日にくるワルプルギスの夜のことか?」
男勝りな少女はそういうと
「そうだよ。でも、キュゥべえに七夕かなみと八十住あんみと宝蔵院こよみとの連絡が取れなく
なったって話すもんだから。頼まれたの。私の固有魔法なら彼女たちを救えるはずだ。ってね」
「!? す、救えるの!?」
くるくる髪の人は今まで床を見ていたがあたしのことばを聞いて私の顔をみた。
「まず七夕かなみと八十住あんみと宝蔵院こよみがいる場所はここじゃない場所なの」
あたしはとりあえず椅子に座りながらそう説明した。
「ここじゃない場所?」
鹿目まどかは不安そうにそう言った。
ちなみ自己紹介は椅子に座る前に教えてくれた。
「うん。七夕かなみはちょっとしたミスで、その場所に連れてこられて、宝蔵院こよみと八十住あん みは、いつの間にか飲み込まれていたみたいなの」
「で、その場所はどこなの?」
美樹さやかは心配そうにそういう。
「鏡の世界って呼ばれているここと似通った時間軸だよ」
楓の登場。
この子は結構重要な役割を果たします。