魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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あべこべな世界

私は、早めに退院できたことをマミに知らせると、さらに目を輝かせた。

 

「じゃあ、明日から普通に学校に行けるわね!」

 

マミのテンションが最初よりもすごいような気がするがほうって置いたほうが良さそうだ。

 

「あ、あと、キリカさんに連絡付いたわよ。かなみちゃんの家に来るように伝えたけど

 良かったかしら?」

 

ナイスマミ。

 

「ありがとう。じゃあ、今日はもう遅いし、帰ったら? ご両親が心配するだろうし……」

 

私がそう言いかけるとマミは少し悲しそうな顔をしたあと、

 

「あ、あのね、かなみちゃん。一昨日も言ったと思うけど、私の両親は事故で……亡くなってる

 の。それと同時にかなみちゃん入院しているから……」

 

「!?」

 

どういうこと?

マミの両親が出かけるのは、私が退院してから数日後のはず。

何故?

 

「ご、ごめん。マミ……知らなくて……っ! マミ、左手見せて」

 

「え、ええ」

 

マミは戸惑いながら左手を見せると花をイメージさせるような模様と指輪。

まさかマミはキュゥべえから契約している!? 

となると厄介になる。

 

「ありがとうマミ。じゃあ、私帰るね。マミも帰りは気をつけて」

 

私はマミにそう告げて離れたあと、猛ダッシュで家に帰ることにした。

 

数分後、家の前には、服装が違うキリカと出くわした。

 

「キリカ……?」

 

私は声を掛けると、キリカは振り向き、私をみてから抱きしめた。

 

「会いたっかたよ!! 恩人!!」

 

何故かここの私は、キリカにとっての恩人のようだ。

 

「マミから恩人が入院したのを訊いていても経ってもいられなくなったんだよ!!

 病院まで行こうかと思ったけど、マミがここで待っててくれって言われて……っ!」

 

「キリカ……落ち着いて……」

 

キリカがかなり喋っている。

一応キリカの左手を見たら魔法少女の証である指輪をしていた。

 

「キリカ、織莉子を知ってる?」

 

「織莉子? 織莉子を知っているのかい!?」

 

「あ、うん……キリカ、この場所に言って織莉子と会ってきて。織莉子には、私の名前を言えば

 ………いや、言わなくていい。とにかく会ってきて」

 

私は頭を抱えながらそういうとキリカは、織莉子に会えるのを優先したいのか、私が渡したメモ

を持って、聞き終えたあと颯爽とその場を後にした。

 

キリカが契約したとなると、織莉子も契約したという可能性が高い。

私はそう考えつつ家に入ると

 

「おかえりなさい!!」

 

家にいたのは、あろうことか佐倉杏子。

 

「退院したって聞いたからね。出迎えてやろうと思ったのさ」

 

杏子の私服姿。

手には、りんごとお菓子類。

 

「い、いや……これは盗んだんじゃなくて……買ったものだぞ!?」

 

なるほど、この杏子は、契約後家族を失い、居候としてここに住まわせている

ということか。

 

一体どういうことなのかさっぱりわからない……。

私は大きくため息をついたあとこう思った。

 

何なんだ、これは……。




知っている事とさらに真逆なので、困っているかなみ。
どういう時間軸なんでしょうね?

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