魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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楓の思惑

片桐京香side

 

萩原楓はとても不思議な子です。

必要なことは全て話すし、必要じゃないと感じたらすぐに会話をやめる、こっちから会話を切り出さないと話さない。

無口といえば宝蔵院さんもそうですが、理由があるから納得いくけどこの子はよくわからない。

言葉に縛りつけてある奴隷という言い方は悪いですが、そんな感じの人なんです。

 

「お互い避難所を守る係じゃない? だからお互いの事を知っていた方が後々便利だと思うの」

 

あたしとマモ(マリモだとありきたりだしかといって名前で呼ぶとマミさんとかぶるためマリモから速攻であだ名を考えた結果)を呼んだ理由はそれらしい。

それならさやか、まどか、リン、仁美も呼ぶべきじゃないのかなと思った。

 

「それならまどか達も呼ぶべきじゃないかな?」

 

マモは不思議そうにいうと楓さんは目を丸くして

 

「え。あの人もそうだったの?」

 

知らなかったみたいです。

かなり驚いています。

 

「そ、そうなんだ……じゃあ、呼ばなきゃだね。えっと……悪いけど、鹿目まどかと美樹さやかは

 暁美巴がテレパシーで伝えて志筑仁美と夏樹リンと高野かなめは片桐京香にお願いするよ」

 

「楓さんはどうするの?」

 

あたしはそういうと

 

「………ちょっと別なところに行くよ。集まったらここに戻るから」

 

何を考えているのかさっぱり分からなかったけどあたしとマモは頷いておいた。

 

『仁美、リン、かなめ聞こえる?』

 

あたしは楓さんを見送った後テレパシーで伝えることに

 

『あら? 京香さんどうかしましたか?』

 

『京香様? どうかしましたですか?』

 

『何……?』

 

結構離れている場所にいると思ったけど近くにいるのかな?

一応聞いてみよう

 

『仁美とリンとかなめは今何しているの?』

 

『私は巴さんとまどかさんとリンさんと一緒に昼食を作っていますわ』

 

『同様です』

 

『楓さんとしばらくお話した後は適当にうろついていますが、用件は何ですか?』

 

あれ? 楓さんと一緒なら何で誘わなかったのかな?

 

『えっとね。実は………』

 

あたしは楓さんが呼んでいると説明すると

 

『わかりました。まどかさんも同じようなので巴さんに断ってそちらに向かいます』

 

『楓様のおよびならいくしかないのかなぁ?』

 

『用事があるなら別れないでよ……』

 

三者三様の意見である。

かなめさんはマモさんと合流する前に話し合っているの別れたのはよくわからないけど事情が事情なのかな?

 

『うんお願いね』

 

テレパシーを切る。

 

「呼べました?」

 

マモが聞いてきた。

 

「ええ。でも場所が遠いのによく通じたなって思うよ」

 

「かなみさんの魔法かと」

 

「あぁ……なるほどね」

 

 

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