織莉子たちが戻ってきたのはそれから数分後のことで、窓から出たにも関わらず、
玄関から入ってくるという律儀な人達である。
んで、玄関を開けたら、織莉子たち意外にほむらとマミがいた。
ちょっと待て……。
マミはわかる、魔法少女だったからね。うん。
でもなんで、ほむらがいる?
ほむらはまだ入院中のはずなんだが……。
しかし、このほむらは、髪が三つ編みで尚且つ、メガネをしている。
取りあえず織莉子たちを中にいれ、マミとほむらに紅茶(レモンティー)を差し出す。
「あ……ありがとうございます」
ほむらは恥ずかしそうにお礼を言った。
このほむらは、新鮮だなと思いつつ眺めていると、それを見たキリカは頬を膨らませていた。
「恩人! おかわり!!」
キリカはご機嫌斜めになり、紅茶のお変わりを要求してきた。
「ところで、マミとほむらはどうしてここに?」
私は、キリカ専用の砂糖とジャムを買わないといけないなと思いつつ問いかけると
「マミとほむらは偶然出会ったんだよ」
杏子は紅茶を飲みつつ、そう言ってきた。
「そうなの? じゃあ、仕方ないね」
私はそういって、キリカに紅茶を渡した。
しばらくして日が沈み掛けたので、マミはほむらが入院している病院に案内させるために帰り、
キリカと織莉子も退院したばかりで無理をさせてはいけないといいつつ家に帰った。
杏子はどうやら私と一緒に住んでいるらしい。
翌日。
六時に設定された目覚まし時計で目が覚めると同時に、身体を動かそうと思うと
「んーー」
杏子が抱きついていた。
私は貴女にとっての抱き枕ですか?
そんなことを思いつつ、唯一動く左腕を動かし、頬を突っついた。
「んぁっ?」
「おはよう。動けないからどいてくれないかな?」
「……………」
ん? 固まってしまった。
目を大きく見開いたまま。
「おーい……杏子……っぐへ!!」
私が言い終える前に杏子による腹パンチを食らってしまった。
痛い!
かなり痛い!!
「杏子! なにを……」
さらに言い終える前に左頬をぐーで殴られた。
痛いのですが、杏子さん。
「なっ! 誰だよオマエ!!」
「え!?」
杏子は私の顔を見るなり、そう言った。
「つか、なんであたしここにいんだよ?」
杏子……どこか頭を打ったのか、大丈夫か?
「あのー……杏子?」
「こっちに来んなぁ!!」
殴られた杏子の左腕が私の左頬に、クリーンヒット。
そこで私の意識が失った。
再び目を開けると、病院。
たしか、杏子に不審がられて殴られたんだっけ。
と思い身体を起こし、カレンダー付き時計を見たら
「………はい?」
何故か日付は数年後の春である。
「数年間寝てたのかな? 気を失って、植物状態だったの?」
多分意味は違うだろう植物状態を適当に呟いて何気なく左手を見ると
「……は?」
指輪をしていた。
魔法少女の証である指輪を。
「………」
一応ソウルジェムに変えてみた。
ダイヤモンドかゴールドのような宝石である。
「どうなっているの?」
私は頭を抱えてしまった。
おかしな事にまた繰り返されてしまいました。
何故か、かなみが魔法少女になっています。
あといつまどかとさやかを出そうかな……
誤字脱字や感想などありましたらお願いします。
追記
2・21 文章の変更