魔法少女まどか☆マギカ~繰り返される時間~   作:華鳩羽

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甘党はやめとくよ

夕食を済ませた後、私は織莉子さんのお父さん。つまり美国久臣さんが本当に経費改ざん不正疑惑を行ったのか病院に取り付けてあるテレビを観ていてとても不思議だった。

前の世界……といってもあの時は、不正疑惑をなすりつけようとした議員がいたからなんとかなったものの……。

 

「テレビを観ての感想なんですが、どうも辻褄が合っていないように思うんです。

 まず、経費改ざん不正疑惑が出た日時が記されていないこととか。

 ただ、美国議員が経費改ざんと不正疑惑をしたらか首を吊りました。というのはおかしいと

 思うんですけど……何か不思議に思ったことってありませんでしたか?」

 

夕食を食べ終えてしばらくしてから私は織莉子さんにそう聞いた。

 

「………そうね。お父様の不正疑惑が持ち上がる前日にちょっと不思議なことがありましたけど

 それでいいならお話しますけど………」

 

「! はい! それでお願いします!」

 

私は織莉子さんから不思議な出来事を聞いている間、キリカは紅茶を入れてもらうよう頼んだ。

それから数時間話を聞いて

 

「なるほど……わかりました。これなら織莉子さんのお父さんへの疑惑は濡れ衣で今も経費改ざん

 不正疑惑を行った者はいるってことになりますね」

 

私はそういってキリカが入れてくれた紅茶を啜る。

 

「甘いっ!」

 

最初にそういったのは織莉子さんである。

 

「確かに……甘いですね」

 

私も飲んだ後にそういう。

 

「えぇ? そうかな? 結構おいしいと思うんだけどね」

 

忘れてた。キリカは相当な甘党なんだっけ。

にしはキリカ特性のジュースは普通だったんだけど……まぁいいか。

 

「砂糖三杯にシロップ三杯はさすがに甘すぎるとは思うけど……」

 

「織莉子は、あたしを子供扱いする気だね。かなみは子供扱いしないよね?」

 

私が考え事をしている間に話は進んでいくためいったん思考を停止し

 

「それは……流石に糖尿病になりかねない……かな?」

 

苦笑いしながらそういうとキリカは目を丸くして

 

「! そ、そっか! 糖尿病になったら織莉子の紅茶が飲めないね。うん。今日から甘党を卒業

 するよ。ありがとうかなみ」

 

「どういたしまして……じゃあ、私帰るね。明日は朝早くから病院に行かないといけないし……

 久臣さんの件は私からいろいろ調査しますので、進展があったらまたお伺いしますね」

 

私はそういうと織莉子さんは

 

「ありがとう……助かるわ」

 

軽く頭を下げてお辞儀をされた。

 

「いいえ。キリカさんは織莉子さんと一緒にいてください。病弱で体調も優れなさそうですから」

 

「うん。わかったまたね。かなみ」

 

私は軽くお辞儀してから織莉子さんの家を出て家とは反対方向に向かった。

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