七夕かなみside
放課後。
美国先輩と呉先輩に連れられて私は美国邸へと再びお邪魔した。
「どうぞ座って、今紅茶をだすから」
美国先輩改め織莉子さんはそういってキッチンに移動し呉先輩改めキリカさんは落ち着かないのかうろうろしている。
「キリカさん……大丈夫ですか?」
私はそういうとキリカさんは少しあわてながら頷く。
「だ、大丈夫さ! ちょっと考え事を……ね」
考え事……って。
それから数分して織莉子さんが戻ってきてテーブルに紅茶とそれにあったお菓子を出して椅子に座ってから
「少しお話があるのだけどいいかしら?」
と織莉子さんは少し息を整えてからそういった。
私は少し顔を傾けながら
「お話……ですか?」
そういうと織莉子さんは頷いて
「そう。魔法少女について……なのだけど相談があって……」
真剣な話かと思ったら魔法少女の話でしたかと少し張っていた肩の力を抜いて
「相談ですか? それなら私よりキリカさんの方がいいと思いますよ? 私は昨日契約した
ばかりですし……詳しいことはなにも……「それでも、かなみさんに相談したいの!」
そ……そうなんですか……。それで相談ってなんですか?」
あっさり意見を却下されてしまいさらにはキリカさんは一時停止しているほどのショックを受けていたが、織莉子さんは気にせずに
「実は……この前かなみさんと別れた後に魔法少女になったのはいいんですけど、魔法が
上手く使えなくて……それでキュゥべえに聞いたら、それならかなみさんならいいじゃ
ないかって言われたの」
もじもじと恥じらうようにそういう。
なんだこの乙女は。
そんなことは置いといて、キュゥべえの言うとおり私は願いは私が知っている範囲の魔法少女の固有魔法と固有武器を使用したいというもので、織莉子さんの願いと固有武器が前の世界と同じならば、私はそれをやってのけれるがもし違うなら一度武器になれる必要があった。
「まぁ……できなくはないですけど、一応グリーフシードの予備も必要ですからね。
所で何を願ったんですか?」
私は少し頷きつつそういうと
「『生きる意味を知りたい』……です。固有魔法は未来予知で、使用武器は視たところ球体
です」
前の世界と同じ願いか……。
「それで三週間後にワルプルギスの夜が現れると予知で……」
まぁ、未来予知が固有魔法だからなぁ……。
「それまでに何とかしたいっというわけですね?」
「ええ」
私はそう聞くと織莉子さんは頷いた。
そこでしばらくの間一時停止していたキリカさんはようやく動き出した。
「かなみが電話している間に、ほむらとマミにワルプルギスの討伐の為に一緒に戦って欲しい
っていったら了承してくれたよ。マミも知り合いの魔法少女に声をかけるらしいからね」
キリカさんはそう説明してから紅茶を飲む。
「織莉子さんが視たワルプルギスの夜に挑む人の中に今言った人たち以外に何人いたか
わかりますか?」
私はそう聞くと
「私とキリカ、ほむらさん、マミさん、かなみさん以外には……3人いますね。その中に
さやかさんとまどかさんは魔法少女にはなっていないようで……挑む姿は視えますけど
それ以降は光が差し込んでいて視えません」
織莉子さんはそういった。
光が差し込む? 一体なんのことだろうか?